2013/1/9

バルト三国

ラトビア破産件数、2012年は前年比30%増

この記事の要約

ラトビアの2012年の倒産申請件数は前年比30%増の2,238件に上った。このうち個人破産は1,365件で61.5%の大幅増となったものの、企業倒産は6件減り873件にとどまった。月別で最も倒産申請が多かったのは8月で、 […]

ラトビアの2012年の倒産申請件数は前年比30%増の2,238件に上った。このうち個人破産は1,365件で61.5%の大幅増となったものの、企業倒産は6件減り873件にとどまった。月別で最も倒産申請が多かったのは8月で、個人・企業合わせて254件にのぼった。現地通信社LETAが2日報じた。

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金融危機の直撃を受けたラトビアは2008-09年に過去最悪の景気後退に陥ったが、国際通貨基金(IMF)の緊急融資を受けて財政再建に取り組み、2011年には経済成長率が前年比プラス5.5%に回復。2012年は経済成長減速の観測から中銀の当初予測は2.5%だったが、秋には4%を超える可能性を示唆。IMFも当初の2%から4.5%に上方修正している。

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