資産管理と物流不動産の運営を手がけるチェコのポイント・パーク・プロパティーズ(P3)は、スロバキア東部コシツェで自動車用センサーの工場を建設する計画だ。経済ニュースサイト『Nov-ost.info』が18日付けで報じた。
\工場はセンサーメーカーの委託を受けてP3が建設を計画しているもので、現地の環境当局に提出された事業計画書によると、Velka Ida工業団地内にある米鉄鋼大手USスチール工場の隣接地に建設する。工場の総面積は1万500平方メートルで、内訳は生産棟が4,700平米、倉庫が2,700平米、オフィス・テストセンターなどが3,000平米。3月に着工し、10月の完成を予定している。年間生産能力は、シートベルトセンサーが1,500万個、人感センサーが40万個、ポジションセンサーが50万個。雇用規模は660人で、総工費は550万ユーロを見込んでいる。
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