2013/2/13

チェコ・スロバキア

チェコLEZ政令制定、地方自治体に決定権

この記事の要約

チェコ政府は6日、地方自治体に低排出区域(LEZ)の設置を認める政令案を承認した。早ければ1年以内に導入が始まる見通しだ。\ LEZへの乗り入れは、一定の排出基準を満たす自動車にのみ許される。区域の広さや排出基準の設定、 […]

チェコ政府は6日、地方自治体に低排出区域(LEZ)の設置を認める政令案を承認した。早ければ1年以内に導入が始まる見通しだ。

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LEZへの乗り入れは、一定の排出基準を満たす自動車にのみ許される。区域の広さや排出基準の設定、例外規定など詳細の判断を含めて、地方自治体に決定権をゆだねる。

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排出量に応じてディーゼル車を4段階、ガソリン車を2段階、オートバイ3段階に分ける。電気自動車と燃料電池車は最低排出クラスに分類される。ステッカーは全国共通で発行料は80コルナ(397円)となる。

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チェコで登録されている自動車の平均車齢は14年弱。総数460万台のうち60%は10年超、33%が15年超という。

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自動車輸入業者協会によると、車齢15年超の自動車は、全車両の年間走行距離の10%を占めるに過ぎないが、排出量ではこの比率が半分に上っているという。

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ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ
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