2013/2/13

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

独保険大手ゴーター、ルーマニア事業に1500万ユーロ投資

この記事の要約

独保険大手ゴーター・グループがルーマニア事業に本格参入する。2017年に総収入保険料(GWP)6,000万ユーロを達成し、国内損保業界大手への躍進を目指す。保険コンサルタントの増員や支店網の整備により営業ネットワークを強 […]

独保険大手ゴーター・グループがルーマニア事業に本格参入する。2017年に総収入保険料(GWP)6,000万ユーロを達成し、国内損保業界大手への躍進を目指す。保険コンサルタントの増員や支店網の整備により営業ネットワークを強化するとともに新商品開発にも注力し、ルーマニア事業を拡大する。向こう5年間で1,500万ユーロを投資する計画だ。

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ゴーターは中東欧事業拡大戦略の一環で、昨年秋、現地保険会社プラティヌム・アシグラーリ・リアシグラーリの発行済み株式の67%を取得。同社をゴーター・アシグラーリの社名で子会社化した。個人顧客および企業顧客を対象に多様な商品サービスを提供し、同社が一部の西欧諸国で商品化している再生可能エネルギー関連保険の導入も計画している。

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プラティヌム・アシグラーリは2006年設立の損保会社。2011年決算の保険料収入は427万ユーロで、初めて黒字化を果たした。

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