ブレーキ大手のクノールブレムゼは12日、ロシア国鉄RZDの子会社FGKと共同で同国に合弁会社を設立したと発表した。鉄道車両用ブレーキの現地生産を強化してロシアを含む独立国家共同体(CIS)諸国市場の開拓を加速する考え。
\合弁会社Knorr-Bremse 1520をモスクワの北およそ170キロのトヴェリに設立した。まずはヴォロネジ(モスクワの南500キロ)にあるクノールブレムゼの既存工場で生産を開始、2014年からはトヴェリに建設中の工場に生産を全面移管する。新工場での雇用規模は約400人を見込む。
\CIS諸国では鉄道の新設・近代化プロジェクトが多く、同社は市場開拓の余地が大きいとみている。
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