2013/2/13

ロシア

グルジア産ワインの輸入解禁へ、ロシア・グルジア間の関係改善

この記事の要約

ロシアによるグルジア産ワイン輸入が夏前に解禁される見通しだ。ロシア消費者保護庁(CPB)とグルジア代表団の会談後、明らかにされたもので、2006年の禁止以来、7年ぶりに輸入が再開されることとなる。価格は1本300ルーブル […]

ロシアによるグルジア産ワイン輸入が夏前に解禁される見通しだ。ロシア消費者保護庁(CPB)とグルジア代表団の会談後、明らかにされたもので、2006年の禁止以来、7年ぶりに輸入が再開されることとなる。価格は1本300ルーブル(10米ドル)前後となる見通し。

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グルジアはサーカシビリ大統領が欧米との関係強化を重視する政策を実施したことでロシアとの関係が悪化。2006年には品質を理由とするロシアのワイン輸入禁止措置で、主要市場を失った。

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しかし、昨秋の議会選でサーカシビリ大統領率いる与党が敗北し、野党連合が勝利。ロシアとの関係改善を訴えたイワニシビリ氏が首相に就任したことで緊張が緩みはじめている。

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ワインはグルジアの主要輸出品目の一つ。ロシアへの出荷がゼロとなったことで輸出高は2006年の8,100万ドルから大幅に減少した。新たな市場開拓に努めたものの、昨年も6,500万ドル強にとどまった。

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