2013/3/20

ポーランド

墺ポル、鉄道近代化工事を受注

この記事の要約

ポーランドの鉄道インフラ事業者PKP PLKは13日、オーストリアの建設会社ポルに、南部のブウォトニツァ・ストレシェレツカ―オポーレ・グロショビツェ間(全長35キロ)の近代化工事を発注した。落札価格は2億1,900万ズロ […]

ポーランドの鉄道インフラ事業者PKP PLKは13日、オーストリアの建設会社ポルに、南部のブウォトニツァ・ストレシェレツカ―オポーレ・グロショビツェ間(全長35キロ)の近代化工事を発注した。落札価格は2億1,900万ズロチ(5,240万ユーロ)で、予想価格2億5,700万ズロチを大きく下回った。来年末までに完工する予定だ。

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近代化工事が完成すると、旅客輸送で時速120キロ、貨物輸送で同70キロでの走行が可能となる。

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一方、現地建設大手ポリメックス・モストスタルの鉄道敷設子会社トルポルは、建材メーカーのポズブドT&Rおよび建設会社インテルコルと共同で、南部のカレティ―クルチボルク70キロ区間の改修工事を受注した。契約額は2億9,880万ズロチ。

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同区間はヴロツワフに始まり、カレティで上シレジア地方とバルト海を結ぶ「石炭幹線」に接続する143号線だ。工事が終わると旅客輸送で時速120キロ、貨物輸送で100キロで走行できるようになる。

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クラコフ中央駅とバリツェ空港を結ぶ118号線の近代化工事入札では、応札価格が2億4,050万ズロチで最も低かった伊アスタルディの落札が有望視されている。同工事の予想価格は3億3,450万ズロチに上っていた。

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118号線は全長5キロ。近代化により複線化・電化され、空港駅はより空港に近い地点へ移転される。

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