2013/3/20

ロシア

ヤンデックス、株主が保有株売り出し

この記事の要約

ロシア検索サイト最大手のヤンデックスが米ナスダック市場で株式7.4%を放出する。創設者であるヴォロジ最高経営責任者(CEO)とセガロヴィッチ技術取締役、BC&Bホールディングスとエメラルド・トラストが保有する発 […]

ロシア検索サイト最大手のヤンデックスが米ナスダック市場で株式7.4%を放出する。創設者であるヴォロジ最高経営責任者(CEO)とセガロヴィッチ技術取締役、BC&Bホールディングスとエメラルド・トラストが保有する発行済み株式2,430万株を売り出すもので、売り出し価格は22.75米ドルと、市場予測(25ドル)より低くなっている。調達額は最大で6億米ドルに上る見通し。売却収入は全て株主が受け取る。

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幹事行はモーガン・スタンレー、ドイツ銀行、ゴールドマン・サックスで、今回売り出される株式の最大10%を取得するオプション権を持つ。

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ヤンデックスはナスダック市場で2011年5月に株式を新規公開した。このときの公募価格は25ドルで、総額14億ドルを調達した。

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最近は新興諸国への進出で事業拡大を図っており、トルコでは1年前に市場参入した。昨年の売上高成長率は40%を超えたもようだが、今年は25%前後にとどまる見通しだ。

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