国際コンサルティング会社Bisnodeの調査で、チェコの自動車産業の外国資本比率が90%と非常に高いことが明らかになった。また、情報通信73%、エンジニアリング60%、金融・保険58%と外資優位を示している(表参照)。資料を入手したCTK通信が7月30日付で報じた。
\Bisnodeのアナリストであるミカル・リカール氏は、外資比率が低い業界の中には、外資企業が売上規模で非外資企業上位10社を上回り、外国投資家が業界を支配している状況も見られると指摘する。
\同社の調査によると、チェコの株式会社の総資本(2兆3,300億コルナ)に占める外資比率は42%で、外国投資家が経営権を握る企業の数は全体の23%を占める。(東欧経済ニュース6月5日号「チェコ企業、外資比率は42%」参照)
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