2014/2/5

総合・マクロ

墺アンドリッツ、ポーランドで回収ボイラー受注

この記事の要約

オーストリアの紙パルプ製造装置・金属加工機械大手アンドリッツは、南アフリカの製紙大手モンディのポーランド子会社モンディ・シフィエチェに高エネルギー回収ボイラーを供給すると発表した。1980年代に同社に供給した回収ボイラー […]

オーストリアの紙パルプ製造装置・金属加工機械大手アンドリッツは、南アフリカの製紙大手モンディのポーランド子会社モンディ・シフィエチェに高エネルギー回収ボイラーを供給すると発表した。1980年代に同社に供給した回収ボイラーを交換する。

\

アンドリッツの高エネルギー回収ボイラーは業界最高水準の電力/熱比率を誇り、従来型のボイラーと比べ高圧・高温で稼働できるのが特徴。 定格容量は2,300tds/d。2016年の稼働開始を予定している。

\

また、アンドリッツの子会社で、水力発電所向けの電機設備、サービス、自動化ソリューションを提供するアンドリッツ・ハイドロは、カザフスタン国営電力会社サムルーク・エナジー傘下のシャルダリンスカヤ水力発電所からカプランタービン4基の更新を受注した。タービン更新により、同水力発電所では各水車の電力出力が26メガワット(MW)から31.5MWへと拡大される。アンドリッツ・ハイドロは今回、発電機や新たな制御装置の供給、及び同水力発電の所における補助システムの最新化も受注しており、受注総額は7,500万ユーロにのぼる。

\