2014/2/5

ハンガリー

ハンガリー景況感が改善、1月PMIは過去7年で最高に

この記事の要約

ハンガリー物流購買・在庫管理協会(HALPIM)が3日発表した1月の同国購買担当者景気指数(PMI、季節調整済)は57.9で、2007年3月以来の高水準となった。前月に比べると7.7ポイントの急上昇。過去3年の1月の平均 […]

ハンガリー物流購買・在庫管理協会(HALPIM)が3日発表した1月の同国購買担当者景気指数(PMI、季節調整済)は57.9で、2007年3月以来の高水準となった。前月に比べると7.7ポイントの急上昇。過去3年の1月の平均(52.4)を大幅に上回った。

\

構成指数をみると、新規受注が飛躍的に伸びて1995年以来で3番目に高い数値を記録した。受注残も引き続き増加し、過去3年の平均を大きく上回った。

\

生産指数は前月から増加した。生産見通しも3カ月連続で拡大を示唆している。

\

雇用指数は12月に景気判断の分かれ目となる50を下回ったが、1月には再び50以上となった。

\

購買品在庫指数は12月の縮小から、大きく拡大に転じ、1月としては過去14年間で最高を記録した。

\

完成品在庫指数も1995年以来、2番目に高くなった。輸出と輸入も大きく拡大した。

\

PMIは製造業者の購買担当者が報告する新規受注、生産、雇用などに関するデータを指数化し、その加重平均で表される。50を上回ると景況の改善、下回ると悪化を占める。

\