2014/2/19

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

クロアチア銀行の利益、13年に73%減

この記事の要約

クロアチア国立銀行は10日、国内で営業する銀行31行の利益が2013年に7億5,670万クナ(1億ユーロ)となり、前年から73.1%減少したと発表した。貸出の減少に加えて、貸倒引当金の増加が利益を圧迫した。 13年末時点 […]

クロアチア国立銀行は10日、国内で営業する銀行31行の利益が2013年に7億5,670万クナ(1億ユーロ)となり、前年から73.1%減少したと発表した。貸出の減少に加えて、貸倒引当金の増加が利益を圧迫した。

13年末時点の国内銀行の総資産は4,056億クナで、前年末と比べ5%減少した。預金は2.4%増の2,890億クナで、うち定期預金は0.2%減の2,129億クナ、普通預金は3.3%増の220億クナだった。また、個人預金は3.7%増の1.793億クナ、法人預金は11.%増の34億クナにそれぞれ拡大した。

13年末時点の貸出残高は2,679億クナと、前年末から1.4%減少した。法人貸出は7.1%減の716億クナ、個人貸出が3.6%減の1,181億クナだった。個人貸出で最も比重が大きい住宅ローンはx3.6%減の592億クナだった。貸出金に占める不良債権の割合(不良債権比率)は昨年9月末時点で15.32%。国立銀行は、今年は不良債権比率が17%に上昇する可能性があるという。

クロアチアの銀行は95%が外国銀行の支配下にある。

■スロベニアも苦境、損失拡大

スロベニア国立銀行によると、2013年の国内銀行業界の赤字(税引き前ベース)は32億ユーロとなり、前年(7億7,600万ユーロ)の4倍に膨らんだ。貸し倒れ引当金の増加に加え、債権の評価替えが収益を圧迫した。資産総額は11%減の410億ユーロに縮小した。

景気低迷の長期化が銀行業界に大きく影を落とした。既存債権と新たに生じた債権の評価替えによる損失が全体の約40%を占めた。うち50~60%は不良債権の受け皿機関である銀行資産管理会社(BAMC)への移管に際して生じた。

前年に引き続き、新リュブリャナ銀行(NLB)、新マリボル信用銀行(NKBM)、アバンカの国営3行が赤字の大部分を占めた。

(1HRK=18.37JPY)