2014/3/26

CIS諸国

欧州復興開発銀、アゼルバイジャンの中小企業融資を支援

この記事の要約

欧州復興開発銀行(EBRD)は18日、アゼルバイジャンの金融機関FINCAに対し、現地通貨建てで600万米ドル相当の融資を行うと発表した。現地通貨建て融資は為替リスクを回避するため。FINCAが注力する中小・零細企業向け […]

欧州復興開発銀行(EBRD)は18日、アゼルバイジャンの金融機関FINCAに対し、現地通貨建てで600万米ドル相当の融資を行うと発表した。現地通貨建て融資は為替リスクを回避するため。FINCAが注力する中小・零細企業向けの融資を支援する。

FINCAは65の営業所を構え、国内全域で事業展開する。マイクロファイナンス事業では国内最大の顧客数を持つ。中小企業の育成とマイクロファイナンスの普及促進を目指し、EBRDは2006年に同行への融資を開始。これまでの現地通貨建て融資額は2,400万米ドル相当に上る。

EBRDは1991年のアゼルバイジャン独立以来、多岐にわたる産業分野の143プロジェクトに22億米ドル相当の融資を行っている。