2014/3/19

コーヒーブレイク

42年ぶりのシロクマの赤ちゃん~ロシア

この記事の要約

ノボシビルスク動物園で昨年12月に生まれたシロクマの赤ちゃんが今月に入り、初めて巣の外に現れた。モスクワ動物園からやってきたメスのゲルダと、サンクトペテルブルグ動物園からやってきたオスのカイの第一子だ。初めての「散歩」は […]

ノボシビルスク動物園で昨年12月に生まれたシロクマの赤ちゃんが今月に入り、初めて巣の外に現れた。モスクワ動物園からやってきたメスのゲルダと、サンクトペテルブルグ動物園からやってきたオスのカイの第一子だ。初めての「散歩」は短時間だったようだが、一般公開されれば人気者になるのは間違いない。

ノボシビルスク動物園でシロクマが生まれたのは1972年以来、実に42年ぶりという。野生のシロクマが単独で行動することから、動物園ではゲルダとカイを定期的に別の檻で飼育する試みを行った。そのかいあってか、11月にゲルダが巣籠りの準備をする様子が観察され、12月にめでたく子グマが誕生した。

今のところ、ゲルダがひと時もそばを離れないため、子グマの性別は確認されていない。動物園では今月末までにはわかると予想している。判明次第、名前を公募で決める方針だ。