スウェーデンの家具製造販売大手イケアが、スロベニア第1号店の開設を計画しているもようだ。首都リュブリャナのショッピングセンターの8.4ヘクタールの用地取得で交渉中という。東欧経済ニュースサイト『nov-ost.info』が9日伝えた。
対象となっている土地は保険会社トリグラウが保有するショッピングセンター「BTCシティ」の敷地内にあり、1,930万~2,270万ユーロの範囲で価格交渉が行われている。出店費用として全体で約5,000万ユーロを投じる方向だ。店舗面積は3万5,000平方メートル、開店時期は2016、17年の年末年始が有力という。
スロベニアのイケア顧客はこれまで、オーストリアのクラーゲンフルト支店かグラーツ支店、あるいはイタリアのヴィレッセ支店に足を向けていた。
クロアチアでは首都ザグレブで第1号店の建設が進んでおり、今年末にもオープンする見通しだ。