2014/5/28

ロシア

仏ラファルジュ、カルーガ州にセメント工場開設

この記事の要約

仏建材大手ラファルジュは19日、ロシアのカルーガ州フェルジコヴォにセメント工場を開設した。開所式にはロシアのシュワロフ第一副首相ら要人が出席した。 5億ユーロを投じて建設されたフェルジコヴォ工場は200人を雇用し、年間生 […]

仏建材大手ラファルジュは19日、ロシアのカルーガ州フェルジコヴォにセメント工場を開設した。開所式にはロシアのシュワロフ第一副首相ら要人が出席した。

5億ユーロを投じて建設されたフェルジコヴォ工場は200人を雇用し、年間生産能力が200万トン。隣接するボルショフスコエ石灰石鉱山から原料を調達する。ラファルジュによると、同鉱山は50年分の埋蔵量を有しているという。生産されたセメントはすべて国内に出荷する。

ラファルジュのラフォン会長兼最高経営責任者(CEO)は、「最新技術を駆使した工場により、安全と環境に最大限配慮しながら、より質の高い製品とサービスを常に提供できるようになる。これにより、カルーガ州で増大するセメント需要に対応することができる」と語った。

ラファルジュは以前からカルーガ州に積極的に投資を行っており、フェルジコヴォでは道路の建設と改修に5億4,500万ルーブルを投じている。