2014/8/27

チェコ・スロバキア

シュコダ自の販売好調、7月は18.8%増

この記事の要約

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は13日、2014年7月の世界販売台数が前年同月比18.8%増の8万2,800台となり、同月の販売としては過去最高を更新したと発表した。新型「オクタ […]

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は13日、2014年7月の世界販売台数が前年同月比18.8%増の8万2,800台となり、同月の販売としては過去最高を更新したと発表した。新型「オクタビア」の販売が好調な西欧や、中国などで2ケタ増の成長を示した。

7月の地域別販売は、西欧が前年同月比26%増の3万3,400台と好調。同地域における新型「オクタビア」の販売は前年同月比約30%増と好調だった。国別では、ドイツ(1万2,000台、24.4%増)、英国(6,100台、22.9%増)などで2ケタ増を確保、オランダでは約2倍の1,300台を販売した。

中欧も前年同月比24.9%増の1万1,900台に伸びており、母国チェコでは22.5%増の5,600台を販売した。このほか、ポーランド(3,500台、37.2%増)、スロバキア(1,400台、16.3%増)、スロベニア(500台、80.4%増)も好調だった。

東欧は前年同月比4.1%増の1万400台と小幅の伸びにとどまった。このうちロシアでは3.8%増の7,100台を販売した。

同社にとって最大市場の中国では17.3%増の2万1,100台を販売。インドは前年同月(1,700台)を大きく下回る1,100台にとどまった。