2014/9/10

ハンガリー

リヒター、米パラティンテクノロジーズと新薬開発で提携

この記事の要約

ハンガリーの製薬大手ゲデオン・リヒターは2日、女性性機能障害(FSD)の治療薬の成分であるブレメラノチドの開発と商業化に向けて、米国のパラティンテクノロジーズと提携することで合意したと発表した。 同合意に基づいてパラティ […]

ハンガリーの製薬大手ゲデオン・リヒターは2日、女性性機能障害(FSD)の治療薬の成分であるブレメラノチドの開発と商業化に向けて、米国のパラティンテクノロジーズと提携することで合意したと発表した。

同合意に基づいてパラティンが受け取る一時金は750万ユーロ。また、第3段階となる米国での臨床試験開始時に250万ユーロが同社に支払われる。パラティンとリヒターは欧州での承認に向け協力するが、承認地域における販売、マーケティング等はリヒター単独で行うことになっている。

パラティンのスパナ社長兼CEOは、2014年の第4四半期には米国での臨床試験の第3段階を開始し、米国及びその他の地域に関する提携先についても検討すると述べた。