2014/10/8

チェコ・スロバキア

チェコGDP、4―6月期は0.3%増

この記事の要約

チェコ統計局が1日発表した新欧州基準(ESA 2010)に基づく2014年4―6月期の国内総生産(GDP)は前期比0.3%増となり、横ばいだった速報値(8月発表)から上方修正された。前年同期比では2.5%増で、0.1ポイ […]

チェコ統計局が1日発表した新欧州基準(ESA 2010)に基づく2014年4―6月期の国内総生産(GDP)は前期比0.3%増となり、横ばいだった速報値(8月発表)から上方修正された。前年同期比では2.5%増で、0.1ポイントの下方修正となった。

前期比での経済成長をけん引したのは個人消費と総資本形成で、それぞれ0.9%増、1.9%増となった。前年同期比では資本形成支出は6.3%の大幅増、最終消費支出は2.2%増だった。GDP伸び率2.5%には総資本形成が1.0ポイント、最終消費支出が0.7ポイント、貿易黒字が0.8ポイント貢献した。

新基準による主な変更点は総資本形成に関わるもので、これまで経常支出扱いだった研究開発費、小型資産投資、軍備費などが新たに集計されるようになった。