2014/10/15

チェコ・スロバキア

チェコのレナケミカル、生産能力拡充

この記事の要約

化学建材やペイント塗料の需要拡大を受け、チェコのレナケミカルがシュテルンベルク工場の拡張を計画している。10日付の独経済紙『ミッテル&オストオイローパ・アクトゥエル』が伝えた。必要とされる全ての許認可を取得した […]

化学建材やペイント塗料の需要拡大を受け、チェコのレナケミカルがシュテルンベルク工場の拡張を計画している。10日付の独経済紙『ミッテル&オストオイローパ・アクトゥエル』が伝えた。必要とされる全ての許認可を取得した後、2015年に着工。翌年には稼働を開始する。拡張後は年2,000~3,000トンの増産が見込めるという。従業員は現在約20人だが、新たに50人を増員する予定。

レナケミカルは建設業界向けに様々なポリマー製品を生産している。保護塗料を初め、床材、エポキシ樹脂、硬化剤などが同社の主力製品だが、その他、合計60種以上の特殊素材を販売している。取引先はチェコ国内にとどまらず、スロバキア、ハンガリー、オーストリア、スロベニア、クロアチア、セルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ルーマニア、ブルガリア、スイスなどに広がっている。