2015/12/2

CIS諸国

ガスプロム、ウクライナ向けガス供給を停止

この記事の要約

ロシア国営ガス会社ガスプロム(Gazprom)は11月25日、ウクライナへの天然ガス供給を停止した。ウクライナの国営ガス会社ナフトガス(Naftogas)が、新規供給分の代金を前払いしていないというのが理由。ガスプロムの […]

ロシア国営ガス会社ガスプロム(Gazprom)は11月25日、ウクライナへの天然ガス供給を停止した。ウクライナの国営ガス会社ナフトガス(Naftogas)が、新規供給分の代金を前払いしていないというのが理由。ガスプロムのアレクセイ・ミレル最高経営責任者(CEO)は、ナフトガスから新たな支払いがない限り供給は再開しないと述べた。

ウクライナのデムチシン・エネルギー相は、年内はロシアから天然ガスを購入しないと表明していた。従来の予測よりも消費量が少なく、備蓄が十分なためで、欧州連合(EU)の欧州委員会も同日、ガスプロムによる供給停止の影響を心配していないとの見解を示した。ガスプロムは欧州のガス需要の約3分の1を供給し、そのうち約半分がウクライナを経由している。

両国は9月25日、ロシアからウクライナに10月1日~来年3月末の6カ月間、天然ガスを供給することで合意していた。