イスタンブール新国際空港が部分開港

2018年10月31日発行 No.1087号

トルコの首都イスタンブールで建設中の新国際空港が29日、部分開港した。アタテュルク国際空港に代わるものだが、建設作業の遅れが原因で本格稼働は来年初めに延期された。当初の運航は5路線のみだが、来年からは年間9,000万人の利用が見込まれる。2028年のプロジェクト完了後は旅客処理能力が2億人と世界最大級となる見通しだ。

新空港は、航空旅客の増加でアタテュルク空港が手狭になったのを受けて建設が決まった。年末にアタテュルク空港から機能を全面移管し、新たなハブ空港として本格的に営業を開始する。ただ、市内からの交通の便が悪く、地下鉄路線が開通する2020年までは、イスタンブールのアジア側にあるサビハ・ギョクチェン国際空港を利用する客が増えそうだ。なお、アタテュルク空港は機能移管後、閉鎖される。

2028年に建設プロジェクトが完了すると、新空港は2ターミナル、滑走路6本を備え、年間旅客処理能力2億人の世界最大級の空港となる。

同プロジェクトはエルドアン大統領のイスタンブール近代化計画の一環。アタテュルク空港の処理能力は、フラッグキャリアであるターキッシュ・エアラインの急成長で限界に達していた。同空港の拡張は敷地が限られているため不可能で、新空港の建設が不可避となっていた。

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