独MAN、ポーランド工場で電気バスの量産開始

独商用車大手のMANトラック・アンド・バスはこのほど、ポーランドのスタラホビツェ工場で10月初めに電気バス「Lion’s City E」の量産を開始したと発表した。当初は、全長12メートルの単体バス「Lion’s City 12E」を製造し、約半年後の2021年上半期には連節バス「Lion’s City 18E」の量産も開始する。

同社はすでに複数の都市から電気バスを受注しており、年内にドイツのハンブルク・ホルスタイン交通公社(VHH)に17台を納車する。また、スウェーデンのバス運行会社Nobina Sverigeからは22台を受注している。

MANは2019年末にハンブルクでの実用試験を開始して以来、10月の量産開始までに、ドイツ、スペイン、ベルギー、オランダ、フランスの顧客の協力を得て、欧州で電気バスの実用試験を実施してきた。

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