VW、エストニアのソフト開発子会社に数百万ユーロ投資

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)はこのほど、エストニアの現地法人「カー・ソフトウェア・エストニア」に数百万ユーロを投資する意向を明らかにした。VWが今春首都タリンに設立した同社は、グループ全体のソフトウエア開発を統括する事業組織「カーソフトウエア・オーガニゼーション」の製品ポートフォリオや知的財産権の管理の他、法律面に関わる支援業務を行っている。またグループ全体のディーラー向けに、自動車ソフトウエアやデジタルソリューション、顧客管理機能などを開発している。

投資促進機関エンタープライズ・エストニアによると、VWのソフトウエア開発への投資額は数十億ユーロに上る見通し。カー・ソフトウェア・エストニアの今年7-9月期の売上高は2億3,700万ユーロ。従業員はわずか6人だという。

上部へスクロール