メルク―為替差損が直撃、営業益10%以上減少―
製薬・化学大手の独メルク(ダルムシュタット)が7日発表した2018年12月期決算の営業利益(EBITDA)は前期比10.5%減の38億ユーロと大きく落ち込んだ。米ドルや南米通貨が対ユーロで下落したことが響いた格好で、為替 […]
製薬・化学大手の独メルク(ダルムシュタット)が7日発表した2018年12月期決算の営業利益(EBITDA)は前期比10.5%減の38億ユーロと大きく落ち込んだ。米ドルや南米通貨が対ユーロで下落したことが響いた格好で、為替 […]
独化学工業会(VCI)は12日、同国化学・製薬業界の今年の生産成長率を従来予測(12月発表)の1.5%からマイナス3.5%へと大幅に引き下げた。欧州需要の減少や英国の欧州連合(EU)離脱をめぐる混乱を踏まえたもので、売上
自動車用プラスチック部品メーカーの独KDKオートモーティブがチェコ西部タホフ(Tachov)の拠点を拡張する。同社がこのほど現地の環境当局に提出した申請書によると、総面積約1万平方メートルの生産棟と倉庫棟を建設するととも
自動車の内外装部品を手掛ける仏GMDがハンガリーに新工場を建設する。同国のシーヤールト外務貿易相が7日明らかにしたもので、投資額145億フォリント(4,590万ユーロ)のうち29億フォリントを政府の助成で賄う。新規雇用は
ライフサイエンス大手の独バイエル(レバークーゼン)が2月27日発表した2018年12月期決算の純利益は前期比76.9%減の16億9,500万ユーロと大幅に縮小した。組織再編に伴う評価損の計上や米農業化学大手モンサントの買
化学大手の独バイヤスドルフ(ハンブルク)は2月26日、コスメティック部門の投資額を今年から年7,000万~8,000万ユーロ引き上げると発表した。業界が大きな転換期を迎えていることから、重点分野への投資を通して、市場の拡
ドイツ連邦統計局が1日発表した2018年の協定賃金上昇率(特別手当込み)は2.9%となり、4年来の高い伸びを記録した。上げ幅が最も大きかったのは人手不足が深刻な建設業で4.4%を記録。これに製造業が3.5%で続いた。製造
ポーランドのトレーラー、セミトレーラーメーカーであるヴィエルトン(Wielton)がブリヂストンからタイヤを調達する。期間は今年から2021年までで、具体的な調達量や価格は発注の度に決まる。 取引高は約5,350万ユーロ
韓国のエネルギー・石油化学大手SKイノベーションが、ハンガリー北西部のコマーロムにある電気自動車(EV)用バッテリー工場を拡張する。ハンガリーのシーヤールト外務貿易相が2月27日明らかにしたもので、面積11万2,000平
ポーランドの金属・樹脂加工大手ボリシェヴ(Boryszew)は2月20日、傘下の不凍液メーカー、ボリシェヴERGが2020年にナノ技術を使った防除雪氷液(ADF)を商品化する計画であることを明らかにした。同ADFは環境性
米複合企業ハネウェルがポーランド南部のカトヴィツェにサービスセンターを設置する。市当局が先ごろ明らかにしたもので、同社は新しいセンターを通して欧州全域における関連事業を統括する予定。年末までに100人を雇用する。 ハネウ
ドイツのスヴェンヤ・シュルツェ環境相は2月27日、流通・製造業、消費者・環境保護団体の代表と会談し、不要な包装材を使用しないための方策を協議した。秋に予定する次回の会談で具体策を盛り込んだ協定を締結する考え。環境省はレジ
独複合企業PCCがポーランド化学子会社PCCロキタ(Rokita)を通じ、中国の電解液材料大手、山東石大勝華化工と合弁で炭酸エステルを生産することを検討している。南西部ヴロツワフ近郊にあるブジェク・ドルヌイ工場で製造し、
製薬・化学大手の独メルク(ダルムシュタット)は2月27日、電子材料の有力メーカーである米バースームに同日付で買収提案を行ったと発表した。機能性材料部門の業績を長年、けん引してきた液晶事業が低迷していることから、需要の拡大
独電機大手シーメンスは先ごろ、独複合企業ティッセンクルップ子会社のティッセンクルップ・インダストリアル・ソリューションズ(TIS)とハンガリーにおける変電所関連設備の供給契約を結んだことを明らかにした。取引額は明らかにさ
化学大手の独エボニック(エッセン)は4日、メタクリル樹脂事業を投資会社アドベント・インターナショナルに売却することで合意したと発表した。景気変動の影響を受けにくい特殊化学分野に経営資源を絞り込む戦略に基づく措置。売却金額
独製薬・化学大手のメルクは2月27日、電子材料の有力メーカーである米バースームに同日付で買収提案を行ったと発表した。機能性材料部門の業績を長年けん引してきた液晶事業が低迷していることから、需要の拡大が見込まれる半導体材料
独自動車部品メーカーのエンメックがハンガリーのブダペスト近郊にあるペーツェル工場を拡張する。シーヤールト外務貿易相がこのほど明らかにしたもので、投資額64億フォリント(2,020万ユーロ)のうち6億4,100万フォリント
東欧の自動車バッテリー大手モンバット(Monbat)がブルガリア北西部のヴラツァに新工場を設置する。バイポーラ式鉛電池の生産が目的で、4,200万レフ(2,150万ユーロ)を投資する。 モンバットは当初、年100万個(2
イタリアの自動車用プラスチック部品メーカー、シギット(Sigit)がセルビアで独高級車大手ポルシェ向けに部品を生産する。南東欧経済紙『SeeNews』が22日伝えたもので、同国中部のクラグイエヴァツにある工場で4月から生
ロシアの合成樹脂フィルムメーカーKZPMがマイクロファイバーの生産に乗り出す。新工場の建設地となるタタールスタン共和国中部のニジネカムスク市当局によると、投資額は約16億ルーブル(2,150万ユーロ)。約300人の雇用を
ロシアの複合企業オルクシンテス(OrgSintez)傘下の化学企業ヒムプロム(KhimProm)は先ごろ、同国チュバシ共和国のノボチェボクサルスクに過酸化水素の生産施設を建設する計画を明らかにした。投資額は56億ルーブル
業績見通しを下方修正する動きが昨年、ドイツ企業の間で急速に増加したことが、監査法人アーンスト・アンド・ヤング(EY)の調査で分かった。経済の世界的な減速や通商摩擦が受注減や販売価格の下落を通して売上・利益の下振れにつなが
ドイツ連邦統計局は20日、自動車・自動車部品の輸出額(暫定値)が昨年は2,297億ユーロとなり、9年連続で最大の輸出部門となったことを明らかにした。2位は機械で1,932億ユーロ、3位は化学品で1,177億ユーロだった。
化学大手の独BASFが26日発表した2018年12月期決算の営業利益(EBIT、特別項目を除く)は前期比16.9%減の63億5,300万ユーロと大きく落ち込んだ。自動車業界の低迷や米中通商摩擦のほか、ルートヴィヒスハーフ
化学大手の独コベストロ(レバークーゼン)が25日発表した2018年12月期決算の営業利益(EBITDA)は前期比6.8%減の32億ユーロへと落ち込み、バイエルからの独立後、続いてきた利益の拡大にストップがかかった。ポリウ
ドイツの電池大手ファルタ・マイクロソフトバッテリーは先ごろ、ルーマニア中部のブラショフに持つ工場を拡張する計画を明らかにした。投資額は1,000万ユーロで、一部はルーマニア政府が助成する予定。 ファルタのルーマニア事業の
イタリア貿易促進機関(ITA)は13日、トルコに投資するイタリア企業の事業可能性に関するリポートを発表した。通貨リラの下落で、トルコと取引のある製造企業が現地生産を検討していることを受けた調査だ。インフラや交通の便、空き
インドの包装材大手ユーフレックスが、ロシアのモスクワ州スツピノにバイオプラスチックを利用した包装材の工場を建設する。モスクワ州政府によると、投資額は7,500万ドル。2020年の稼働、150人の新規雇用を予定している。
ドイツ連邦統計局が14日発表した1月の卸売物価指数は前年同月比1.1%増となり、上げ幅は前月の2.5%から縮小した。上昇率の縮小は3カ月連続。直近のピークである昨年10月は4.0%に達していた。穀物・葉たばこ・種子・飼料
特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は13日、同社2本目のベンチャー投資ファンドを設立すると発表した。資金規模は1億5,000万ユーロで、これまでのファンドと合わせた総額は2.5倍の2億5,000万ユーロへと拡大する。
ドイツ連邦統計局が15日発表した製造業の昨年12月の雇用規模(従業員50人以上の企業が捕捉対象、暫定値)は前年同月比2.5%(14万人)増の567万4,000人となり、統計を開始した2005年以降の最高を更新した。世界経
カナダ自動車部品大手マグナがスロベニアに新設した塗装工場の稼働が遅れる見通しだ。操業に必要な環境許可に対し、現地の環境保護団体が異議を申し立てているためで、数カ月以上遅れる可能性もある。マグナではオーストリアのグラーツ工
自動車用排ガスシステムを手掛ける独ボイゼンが、セルビア北部のハンガリー国境に近いスボティツァに工場を開設する。同市当局がこのほど明らかにしたもので、昨年に同社と工場建設に関する覚書を交わした。投資額は約6,500万ユーロ
丸紅は19日、鉱山車両に使う大型タイヤなどゴム資材を取り扱う販売会社をモスクワで設立したと発表した。鉱山開発が拡大する資源国・ロシアに子会社を設け、事業を強化する。 新会社の名称は丸紅ラバーRUS(Marubeni Ru
ハンガリー塗料大手ポリファルベ(Poli-Farbe)は12日、ポーランド同業のFFiLシュニエジカが同社を買収することで合意したと発表した。株式の80%をシュニエジカ(FfiL Sniezka)が取得する。ポリファルベ
ハンガリー製薬大手リヒター・ゲデオンは先ごろ、提携する米製薬大手アラガンの子会社との間で、アラガンの子宮内避妊システム、レボノルゲストレル放出子宮内システム(IUS)の中南米諸国での販売及び供給契約を結んだ。リヒターは2
スイス製薬大手のロシュが、欧州の医薬品登録・認可関連業務を英国からドイツに移管した。英国のEU離脱を見据えた措置で、独法人で新薬事業を担当するハーゲン・プフントナー氏は11日、「すべてのライセンス、臨床試験をドイツに持っ
自動車用排ガスシステムを手掛ける独ボイゼンが、セルビア北部のハンガリー国境に近いスボティツァに工場を開設する。同市当局がこのほど明らかにしたもので、昨年に同社と工場建設に関する覚書を交わした。投資額は約6,500万ユーロ
ハンガリー塗料大手ポリファルベは12日、ポーランド同業のFFiLシュニエジカが同社を買収することで合意したと発表した。株式の80%をシュニエジカが取得する。ポリファルベがハンガリー中部のボチカに持つ工場の雇用は維持される
インドの包装材大手ユーフレックスが、ロシアのモスクワ州スツピノにバイオプラスチックを利用した包装材の工場を建設する。モスクワ州政府によると、投資額は7,500万ドル。2020年の稼働、150人の新規雇用を予定している。
スイス製薬大手のロシュが欧州の医薬品登録・認可業務を英国からドイツに移管した。英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を見据えた措置で、独法人で新薬事業を担当するハーゲン・プフントナー氏は11日、「すべてのライセンス、
トルコの自動車部品大手テクラス(Teklas)が、ブルガリア北西部のヴラツァに国内6番目の工場を設置する。同市のカメノフ市長が7日明らかにしたもので、大手自動車メーカー向けにゴムコンパウンドとプラスチック製品を生産する。
ポーランド化学最大手アゾティの肥料子会社ポリツェは5日、セネガル産リン鉱石の調達で、スイスの穀物・肥料商社アメロパ、セネガルの鉱山会社ソミヴァと契約したと発表した。期間は今月初めから2021年2月末までで、取引額は約2億
トルコの3Dバイオプリンターメーカー、アクソロートル・バイオシステムズ(AxolotlBiosystems)は先ごろ、同社の製品を米国などの研究機関に納入したことを明らかにした。納入先には米国のスタンフォード大のほか、マ
ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が6日発表した昨年12月の製造業新規受注指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比1.6%減(暫定値)となり、2カ月連続で落ち込んだ。ユーロ圏外からの受注が大幅に縮小した
フィルター大手の独マン・ウント・フンメル(ルートヴィヒスブルク)は5日、コスト削減方針を発表した。「2018年の利益が満足できるものでなかったため」と理由を説明している。コストを6,000万ユーロ圧縮する考えで、広報担当
ホースクランプ(ホースバンド)やケーブルタイ(結束バンド)を製造する独ノルマ・グループは1月31日、フランスの自動車メーカーと尿素輸送システム(UTS)の開発供給契約を結んだと発表した。最新の欧州排ガス基準「ユーロ6d」
独自動車部品大手のコンチネンタルは1月31日、新しく創設される電気自動車(EV)のオフロードレース「エクストリームE」のタイヤサプライヤーに選ばれたと発表した。世界でも最も過酷なレース環境を想定し、高性能のオフロードタイ