化学

印製薬ブラボー、エストニアに新工場建設

インドの製薬会社ブラボー・グループが、エストニアの首都タリンの近郊に工場を建設する。投資額は320万~360万ユーロ。同社傘下の現地がん研究コンペテンスセンター(CCCR)を事業母体とし、約18カ月の工期を見込む。英字紙 […]

モンサント、ウクライナに新工場

農業化学大手の米モンサントは来年からウクライナ中部のジトームィルで新工場を稼働する。トウモロコシ種子を生産する予定。同州のイーホル・ハンディック知事が先ごろ、モンサント側との協議の後に明らかにした。 新工場は2014年に

ドイツがEMA移転先に名乗り、加盟国の誘致合戦が本格化

英国のEU離脱に関連して、ロンドンに本部を置くEU機関の移転をめぐる誘致合戦が本格化してきた。ドイツは12日、欧州医薬品庁(EMA)をボンに誘致したい意向を表明した。EUの薬事規制を統括するEMAをめぐっては、フランス、

米英投資会社、独シュターダに買収を再提案

後発医薬品大手の独シュターダは10日、投資会社の米ベイン・キャピタル、英シンベンの企業連合ニッダ・ヘルスケア・ホールディングから株式公開買い付け(TOB)の提案を受けたと発表した。ニッダ・ヘルスケアは6月、シュターダに対

輸送容器大手の独シュッツ、ポーランド新工場開所

輸送容器大手の独シュッツは先ごろ、ポーランド南部のジョルィに建設した新工場の開所式を行った。カトヴィツェ経済特区内に位置する新工場は敷地面積2万3,000平方メートル。昨年12月から稼働しており、主力の中間バルクコンテナ

ハンガリー樹脂加工大手、ストレッチフィルムの生産増強

ハンガリーの樹脂加工大手オングロパックはこのほど、国内北東部のカジンツバルツィカ工場でポリ塩化ビニル(PVC)製ストレッチフィルムの生産ラインを増設した。投資額は約100万ユーロ。うち約40万ユーロを欧州連合(EU)の助

シュターダ―投資会社が再度TOB―

後発医薬品大手の独シュターダ(バート・フィルベル)は10日、投資大手ベイン・キャピタルとシンベンからなる企業連合ニッダ・ヘルスケア・ホールディングから株式公開買い付け(TOB)の提案を受けたと発表した。ニッダ・ヘルスケア

ポーランドでベンチャーキャピタルファンド設立

ポーランドの化学建材メーカー、セレナFMの創業者クリストフ・ドマレツキ氏は先ごろ、同国のスタートアップ企業を支援することを目的とするベンチャーキャピタルファンド、FIDIASZを設立した。セレナの発表によるとファンドの総

クローズアップ<402>BISS

自然界の仕組みを工学に応用する生体工学に関するドイツの産学研究プロジェクト。柑橘類のフルーツであるポメロの分厚い皮や、魚のうろこ、甲殻類などの構造・機能を分析し、その保護機能を工業製品に応用できるかを研究した。 実施期間

製造業の輸出見通し良好

Ifo経済研究所が6月28日発表した同月の独製造業輸出見通し指数は前月の14.8から17.5へと上昇し、2011年4月以来の高水準に達した。欧州連合(EU)経済の好調が最大の追い風となっている。 製造業のほとんどの業界で

輸入物価の上げ幅、5月は4.1%に縮小

ドイツ連邦統計局が6月28日発表した5月の輸入物価指数は前年同月比の上げ幅が4.1%となり、前月の同6.1%から2ポイント縮小した。上昇率の低下は5カ月ぶり。同物価の主な押し上げ要因となっているエネルギーと中間財で伸び率

BASF―欧州に電池正極材工場、原料確保に向け露社と交渉―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は6月27日、リチウムイオン電池正極材の供給体制を欧州に構築するために非鉄金属大手の露ノリリスク・ニッケルと独占交渉を開始すると発表した。欧州では自動車向けリチウムイオン電

バイエル―業績見通し引き下げ―

製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は6月30日、2017年12月期の売上高と営業利益(EBITDA、特別項目を除く)の見通しを引き下げると発表した。ブラジルでの農薬販売の不振と、一般医薬品事業の低迷を受けた措置

BASF―鎮痛剤イブプロフェンの生産能力増強―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は6月28日、解熱鎮痛剤イブプロフェンの生産能力を拡大すると発表した。世界的に需要が増え供給不足が発生していることに対応する。投資額は約2億ユーロ。生産能力拡大の規模は明ら

シーリング材大手ザールグミ、チェコ工場増強

シーリング材世界大手ザールグミがチェコ子会社を通じ、新生産棟を建設して生産能力を増強する。シュコダ「オクタビア」とフォルクスワーゲン(VW)「ゴルフ」の新モデル向け製品の大型受注に対応するためで、投資額は3億5,000万

独ロシュリングのスロバキア新工場に建設許可

独樹脂部品メーカーのロシュリングはこのほど、スロバキア西部のコチョブツェ(Kocovce)における新工場計画で環境当局から建設許可を取得した。新工場では燃費性能を向上させるアクティブ・グリル・シャッター(AGS)をはじめ

BASFがリチウムイオン電池の原料確保に向け露社と交渉

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は6月27日、リチウムイオン電池正極材の供給体制を欧州に構築するために非鉄金属大手の露ノリリスク・ニッケルと独占交渉を開始すると発表した。欧州では自動車向けリチウムイオン電

BASF、リチウムイオン電池の原料供給で露社と交渉

化学大手の独BASFは6月27日、ロシアの非鉄金属大手ノリリスク・ニッケルとリチウムイオン電池の原料供給に関する独占交渉を開始すると発表した。欧州に設置する電気自動車向けリチウムイオン電池の正極材工場にノリリスクが原料を

シュターダ、投資会社のTOBが失敗

ドイツの後発医薬品大手シュターダは6月26日、投資会社のベイン・キャピタル、シンベンなどの企業連合が同社に対して実施した友好的な株式公開買い付け(TOB)が失敗に終わったことを明らかにした。シュターダは同企業連合の傘下に

シュターダ―投資会社の友好TOBが失敗―

後発医薬品大手の独シュターダ(バート・フィルベル)は26日、同社を対象に投資大手ベイン・キャピタルとシンベンからなる企業連合が実施した友好的な株式公開買い付け(TOB)が失敗に終わったことを明らかにした。シュターダは同企

住友化学―バイエルと協業、混合殺菌剤開発で―

住友化学は27日、ブラジルのダイズ病害防除を目的とした混合殺菌剤の開発で独バイエルと協業することで合意したと発表した。両社それぞれが混合剤を開発し、年末にブラジルで登録申請を実施。農薬登録と関連当局の承認取得後に市場投入

豊胸材スキャンダルで認証機関に賠償責任なし

豊胸材メーカーの仏ポリ・アンプラン・プロテーズ(PIP、現在は倒産)が製造した粗悪な豊胸バッグによって被害を受けたとしてインプラント手術を受けたドイツの女性が同製品の認証を行った独テュフ・ラインランドに4万ユーロ以上の損

ハンガリー、医療分野で中国との協力拡大へ

ハンガリー政府は20日、中国政府と健康医療分野での協力推進に関する基本合意を締結した。レプセーニー国家経済省国務次官捕によると、合意は両国間の大学や企業の協力関係の促進を目的としたもので、投資プロジェクトも含まれている。

ガスプロム、露南部にガス化学工場建設を計画

ロシア国営ガス会社ガスプロムは先ごろ、現地企業の「カスピ海イノベーションカンパニー(KIK)」と同国南部のアストラハン州にガス化学工場を建設するための基本合意書に調印した。新工場ではポリマーを生産する予定で、建設予定地は

メルク、がん免疫治療の新会社設立

独製薬大手のメルクは20日、がん免疫治療の分野で新会社iオンクトゥラ(iOnctura)を設立すると発表した。免疫チェックポイント阻害剤というタイプの抗がん剤の治療効果を高める医薬品を開発する。 スイスのジュネーブにiオ

ボッシュが独に半導体工場、10億ユーロ投資

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は19日、同国東部のドレスデンに半導体工場を建設すると発表した。自動車とモノのインターネット(IoT)分野を中心に需要が拡大していることに対応する。投資額は約10億ユーロで、

生産者物価の上げ幅、5月は2.8%に縮小

ドイツ連邦統計局が20日発表した5月の生産者物価指数は前年同月比2.8%増となり、上げ幅は前月の3.4%から縮小した。エネルギーの上昇率が前月の4.6%から3.0%に低下したことが反映された格好。エネルギーを除いた生産者

武田薬品工業―独に新製造施設―

武田薬品工業は16日、独東部のオラニエンブルクにある工場で新しい製造施設の竣工式を行った。式典には地元ブランデンブルク州のディートマール・ヴォイトケ州首相や八木毅駐独大使のほか、ドイツのアンゲラ・メルケル首相が出席。来賓

JSR―スイスのバイオ企業買収―

JSRは14日、スイスのバイオ企業セレクシスを完全買収することで合意したと発表した。バイオ医薬品の受託サービス事業を強化する狙い。取引金額は明らかにしていない。 JSRはバイオプロセス事業を強化しており、2015年にはバ

エボニック―魚不使用のオメガ3脂肪酸、米中西部で量産へ―

化学大手の独エボニック(エッセン)は16日、魚の油に多く含まれているオメガ3脂肪酸のエイコサペンタエン酸(EPA)とドコサヘキサエン酸(DHA)を海藻から量産するための施設を米中部ネブラスカ州のブレアに建設すると発表した

新薬の治験件数、ドイツが2位堅持

研究開発型製薬工業会(VfA)は15日、ドイツで昨年実施された新薬の治験件数が531件となり、前年に引き続き世界で2番目に多かったことを明らかにした。1位は米国で2,301件。3位以下は英国(499件)、カナダ(470件

住友化学、殺菌剤開発でBASFと提携

住友化学は13日、農業用殺菌剤の開発で化学大手の独BASFと提携することで合意したと発表した。住友化学が発明した化合物を両社で開発。それぞれで独自に製剤化し、市場投入する。 共同開発する化合物は主要な病害に高い効果を持つ

JSR、スイスのバイオ企業を買収

JSRは14日、スイスのバイオ企業セレクシスを完全買収することで合意したと発表した。バイオ医薬品の受託サービス事業を強化する狙い。取引金額は明らかにしていない。 JSRはバイオプロセス事業を強化しており、2015年にはバ

武田薬品、独に新製造施設

武田薬品工業は16日、独東部オラニエンブルクの工場で、新たな製造施設の竣工式を行った。式典には地元ブランデンブルク州のディートマール・ヴォイトケ州首相や八木毅駐独大使のほか、ドイツのアンゲラ・メルケル首相が出席。来賓数は

独ノルマ、HV用ラジエータホースをポーランドで量産

独接合部品大手のノルマは7日、来年からポーランド中部のピリツァ工場でハイブリッド車(HV)の部品生産を開始すると発表した。仏自動車メーカーからの受注に対応し、冷却システム用の樹脂製ラジエータホース、クランプを製造する。年

GSユアサのトルコ合弁、新工場建設で増資

自動車用バッテリー大手のGSユアサ(本社:京都)は8日、トルコの複合企業インヂ・ホールディングと展開する合弁会社インヂGSユアサ(IGYA)が新工場建設に向けて増資を実施し、1億トルコリラ(約2,500万ユーロ)を調達し

チェコとベトナムの複数企業が提携、覚書7本に調印

ベトナムの首都ハノイで5日、チェコ・ベトナム貿易フォーラムが開催され、両国企業が7件の提携に向けた覚書に調印した。チェコのゼマン大統領のベトナム訪問に合わせたもので、チェコ企業による電子行政サービスの導入や、医薬品・光フ

住友化学―殺菌剤開発でBASFと協力―

住友化学は13日、農業用殺菌剤の開発で化学大手の独BASFと協力合意したと発表した。住友化学が発明した化合物を両社で開発。それぞれで独自に製剤化し、市場投入する。 共同開発する化合物は主要な病害に高い効果を持つほか、既存

バイエル―コベストロ株売却、出資比率50%未満に―

製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)6日夜、法的に分離した素材子会社コベストロの株式1,725万株を機関投資家に売却し出資比率を従来の53.3%から44.8%へと引き下げた。今後も連結対象とするものの、中期的には

J&J―アクテリオン買収を欧州委が条件付きで承認―

欧州連合(EU)の欧州委員会は9日、米製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)がスイスのバイオ医薬品大手アクテリオン・ファーマシューティカルズを買収する計画を承認したと発表した。両社の事業が重複する不眠

ハイデルベルガー・ドルックマシーネン

印刷機械大手の独ハイデルベルガー・ドルックマシーネンは8日、富士フイルムから欧州・中東・アフリカにおけるコーティング、プレスルーム化学品事業を取得すると発表した。印刷機械本体の需要がデジタル化の進展で長期低迷していること

水道料金大幅上昇の恐れ、過剰施肥で水質悪化

ドイツ連邦環境庁(UBA)は9日、水道料金が今後、大幅に上昇する恐れがあることを明らかにした。耕地の過剰施肥で地下水に含まれる硝酸塩の濃度が上昇していることが背景にある。硝酸塩の濃度を飲料に適した水準に引き下げるための浄

J&Jのアクテリオン買収、欧州委が条件付きで承認

欧州委員会は9日、米製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)がスイスのバイオ医薬品大手アクテリオン・ファーマシューティカルズを買収する計画を承認したと発表した。ただし、両社の事業が重複する不眠症治療薬の

上部へスクロール