建設、土木

トルコ・ストリームの陸上区間、間もなく着工へ

ロシア産の天然ガスを黒海・トルコ経由で欧州に供給するパイプライン計画「トルコ・ストリーム」の陸上区間が間もなく着工する見通しとなった。ガスプロムによる同パイプラインを通じた欧州へのガス供給と、ロシアの対トルコ天然ガス供給

トルコ建設大手ルネサンス、ロシアから大型受注

トルコの建設大手ルネサンスは26日、ロシアで4件の契約を結んだと発表した。シベリアの天然ガス処理施設建設を始め、公共交通、医療、金融の各分野が対象となる。サンクトペテルブルク国際経済フォーラムの開催を機に調印された。 ま

中国特殊紙メーカー、カザフスタン現地生産を計画

カザフスタンの投資誘致機関であるカザフインベストはこのほど、中国の特殊紙メーカーである斉峰新材料が現地生産を計画していることを明らかにした。今後、立地決定に向けて、国内の各地域を訪問する予定だ。 カザフインベストによると

第1四半期GDP、建設投資と個人消費がけん引

ドイツ連邦統計局は24日、2018年1-3月期(第1四半期)の国内総生産(GDP)統計の詳細を発表した。それによると、前期比の実質成長率(物価・季節要因・営業日数調整値)は0.3%で、速報値と変わらなかった。成長をけん引

企業景況感が下げ止まり、第2四半期は成長加速見通し

Ifo経済研究所が25日発表した5月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は前月と同じ102.2となった。これまでは5カ月連続で下落しており、ようやく下げ止まった格好だ。クレメンス・フュスト所長は、「難しい世界情勢

完工件数が02年以来の高水準に

ドイツ連邦統計局が24日発表した2017年の建築物完工件数(増改築を含む)は前年比2.6%増の28万4,816件となり、02年以来の高水準に達した。住宅需要の拡大が大きい。 新築住宅の完工件数は24万5,304件で、4.

ユーロ圏建設業生産高、3月は0.8%増

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の3月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比0.8%増となり、14カ月連続で伸びた。伸び率は前月の0.2%から拡大した。(表参照) 分野別では建築が2.4%増

シーメンス―ビルオートメーション分野で買収―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は17日、ビルオートメーションシステム(BAS)開発の米J2イノベーションズを完全買収すると発表した。デジタル分野のポートフォリオを増やし、IoTソリューションの幅を広げる考え。買収金

建設許可件数、第1四半期は1.7%減に

ドイツ連邦統計局が17日発表した第1四半期(1~3月)の建築許可件数(増改築を含む)は前年同期比1.7%減の7万7,811件とやや落ち込んだ。建設許可の大部分を占める住宅の需要は堅調なものの、認可当局のキャパシティ不足が

建設業界が売上見通し引き上げ、今年6%増に

独建設業全国連盟(HDB)は16日、独業界の今年の売上成長率見通しを上方修正した。業界の景気が好調なためで、従来予測の名目4%から6%へと引き上げた。物価の影響を除いた実質では2%を見込んでいる。来年についても名目6%の

ユーラシア経済連合とイラン、貿易協定が暫定発効

ロシアを中核とするユーラシア経済連合(EEU)とイランは17日、自由貿易協定(FTA)を暫定発効することで合意した。これにより貿易品目の約50%で関税が撤廃され、EEUからは肉・油脂製品、電子機器、機械設備、イランからは

ユーラシア経済連合とイラン、貿易協定が暫定発効

ロシアを中核とするユーラシア経済連合(EEU)とイランは17日、自由貿易協定(FTA)を暫定発効することで合意した。これにより貿易品目の約50%で関税が撤廃され、EEUからは肉・油脂製品、電子機器、機械設備、イランからは

独成長率が半減、第1四半期0.3%に

ドイツ連邦統計局が15日発表した第1四半期(1~3月)の国内総生産(GDP、速報値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質成長率が前期比0.3%となり、前期の同0.6%から半減した。成長鈍化は2四半期連続。輸出と政府最終

キッチンの平均購入価格、昨年は200ユーロ上昇

ドイツでキッチン設備の購入価格が上昇している。低金利や雇用の安定のほか、キッチンがステイタスシンボルとなっていることが背景にあり、昨年の平均購入価格は前年を200ユーロ上回る6,900ユーロへと達した。業界団体AMKが1

フランクフルトで歴史的街並み復元、観光の新たな目玉に

フランクフルトのアルトシュタット(旧市街)地区内に古い街並みを再現した新区画が誕生した。これまで旧市庁舎前のレーマー広場に限られていた昔風の面影を持つエリアが広がった格好。高層ビル街と並ぶ市の“顔”として人気スポットとな

アップル、アイルランドのデータセンター建設断念

米アップルは10日、アイルランドにデータセンターを建設する計画を中止すると発表した。8億5,0000万ユーロ規模の同プロジェクトをめぐっては、環境への影響を懸念する活動家らの抗議で訴訟に発展し、承認プロセスに深刻な遅れが

鉱工業生産が2カ月ぶりに増加、3月は+1%に

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が8日発表した3月の鉱工業生産指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比1.0%増となり、2カ月ぶりに拡大した。エネルギー業が1.4%、製造業が1.1%、建設業

トルコ・ストリーム、黒海区間が完工

ロシア国営ガス会社ガスプロムは4月30日、ロシア黒海沖からトルコに天然ガスを輸送するパイプライン「トルコ・ストリーム」を敷設するプロジェクトについて、黒海オフショア区間が完工し、全体の完成まで上陸地点での工事を残すのみと

ユーロ圏建設業生産高、2月は0.4%増

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の2月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比0.4%増となり、13カ月連続で伸びた。ただ、伸び率は前月の6.9%から大きく縮小した。(表参照) 分野別では建築

チェコ高速鉄道網、ブラチスラバまで延長

スロバキアがチェコの高速鉄道網計画に参加する。ペレグリニ首相が11日、チェコのバビシュ首相との会談後に明らかにしたもので、プラハとチェコ東南部のブルノを結ぶ路線を延長し、ブルノからブラチスラバまでの区間を建設する計画だ。

独車部品アイデアル、ポーランド第2工場を設置

自動車部品の独アイデアル(Ideal)・オートモーティブが、ポーランドに国内2つ目となる工場を設置する。現地デベロッパーのパナットーニに開発を任せ、賃借(リース)する形をとる。総投資額はリース契約関連費用を含め1,520

チェコ政府、原発推進を堅持も資金調達が課題

チェコでは1月、大統領選でゼマン大統領が再選し新政権が発足した。ANOのバビュシュ党首が率いる新政権は従来通り原子力を推進すると見られており、政府は今後3カ月以内に新たな原発建設プロジェクトの資金調達計画を発表する予定だ

チェコ高速鉄道網、ブラチスラバまで延長

スロバキアがチェコの高速鉄道網計画に参加する。ペレグリニ首相が11日、チェコのバビシュ首相との会談後に明らかにしたもので、プラハとチェコ東南部のブルノを結ぶ路線を延長し、ブルノからブラチスラバまでの区間を建設する計画だ。

スロベニアの電動軽飛行機メーカー、中国工場着工

スロベニアの電動軽飛行機メーカー、ピピストレル(Pipistrel)は11日、中国の南京に設置する工場の建設を開始したと発表した。同市近郊の「句容エヴィエーション・パーク」建設プロジェクトの一環となる。新工場では2人乗り

トルコとカタール、石化プラント設置で合弁

トルコの投資会社メトカプ・エネルギーインベストメンツ(MetCap)とカタールのフュージョンダイナミクスは9日、合弁会社を設立してトルコ西部のエネズに石油化学工場を設置すると発表した。建設費は40億ドルで、ポリエチレンと

露カムチャツカに温室栽培施設、投資額36億ルーブル

ロシアのカムチャツカ半島でトマトときゅうりの大型温室栽培施設の建設が計画されている。立地は同半島南部エリゾヴォ地区のゼレノフスキエ・オゼルキにある温泉水の水源近郊。今年末までに建設許可を取得し、来年末の稼働開始を予定する

カザフで第4石油精製所を新設、燃料自給体制を構築

カザフスタンの共同企業体アビラクハン(Abylajkhan)はシンガポールの新興ゼネコンR Way Solution PTEと提携し、カザフスタン中部カラガンダ州のアタスに第4石油精製所を新設する計画だ。同製油所は年間の

ユーロ圏住宅価格、10~12月は4.2%上昇

EU統計局ユーロスタットが11日発表したユーロ圏の2017年10~12月期の住宅価格は前年同期比で4.2%上昇し、14期連続で値上がりした。上げ幅は前期の4%から拡大した。(表参照) EU28カ国ベースの上昇率は前月から

日本郵船、トルコに完成車用ターミナル建設

日本郵船は6日、トルコのオヤック財閥系の港湾運営会社オヤック・ポートと合弁でイスタンブール近郊に完成車専用ターミナルを建設すると発表した。トヨタをはじめとする自動車メーカーの拠点が集まる同地域にターミナルを設置することで

日本郵船、トルコに完成車用ターミナル建設

日本郵船は6日、トルコのオヤック財閥系の港湾運営会社オヤック・ポートと合弁でイスタンブール近郊に完成車専用ターミナルを建設すると発表した。トヨタをはじめとする自動車メーカーの拠点が集まる同地域にターミナルを設置することで

中欧3カ国が自動運転車の開発支援で合意

スロベニア、オーストリア、ハンガリーの3カ国は23日、ブダペストで次世代交通技術・車両の開発及び実地試験を共同で進めていくことで基本合意した。自動運転車や、ITを活用したスマートモビリティーなど新技術の躍進を支援する目的

ユーロ圏建設業生産高、1月は3.7%増

EU統計局ユーロスタットが19日発表したユーロ圏の1月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比3.7%増となり、12カ月連続で伸びた。伸び率は前月の1.4%から大きく拡大した。(表参照) 分野別では建築が2%増

アベルティス―アトランティアとACSが共同買収で合意―

イタリアの運輸インフラ会社アトランティアとスペイン建設大手ACSは14日、スペインの有料道路運営会社アベルティスを共同買収することで合意したと発表した。アベルティスをめぐる買収合戦を繰り広げていた2社が手を組む形となる。

ブラジルのデジタル化支援へ、シーメンスが当局と合意

電機大手の独シーメンスは14日、ブラジル輸出投資振興局(APEX)と覚書を交わしたと発表した。製造業のデジタル化に対応できる基盤を同国に作り出して国外から投資資金を呼び込み、経済発展と雇用の拡大につなげる考えだ。ジョー・

建築許可10年ぶりに減少、住宅不足が深刻化の懸念

ドイツ連邦統計局が15日発表した2017年の建築許可件数(増改築を含む)は前年比7.3%減の34万8,128件となり、10年ぶりに落ち込んだ。非住宅部門のほか、供給不足の住宅部門でも減少しており、住宅難は一段と強まりそう

個人消費が23年来の大きな伸びに、17年は3.6%増加

ドイツ連邦統計局が14日発表した2017年の個人消費は前年比3.6%増の1兆7,350億ユーロとなり、23年来の大きな伸びを記録した(グラフ参照)。経済の堅調や雇用の安定、低金利を背景に財布の紐が緩んでいることが背景にあ

アトランティアとACS、アベルティスを共同買収

イタリアの運輸インフラ会社アトランティアとスペイン建設大手ACSは14日、スペインの有料道路運営会社アベルティスを共同買収することで合意したと発表した。アベルティスをめぐる買収合戦を繰り広げていた2社が手を組む形となる。

鉱工業生産2カ月連続減に、製造業は好調保つ

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が9日発表した1月の鉱工業生産指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.1%減となり、2カ月連続で落ち込んだ。エネルギー業が3.3%減、建設業が2.2%減と

リンデ―独禁審査が難航―

独工業ガス大手リンデ(ミュンヘン)のアルド・ベローニ社長は8日の決算記者会見で、同社と米同業プラクスエアの合併計画に対し「当局が提示する承認条件はこれまで想定していたよりも高い」と発言した。独禁審査が難航していることを認

建設業売上5年連続拡大、17年は+5%に

ドイツ連邦統計局が9日発表した2017年の建設業売上高は前年比5.0%増となり、5年連続で拡大した。全ての部門で増収を確保。主力の建築と土木はそれぞれ5.5%、5.3%の伸びを記録した。業界従事者数は2.6%増えた。

オーストリア建材大手、ベラルーシ工場を拡張

オーストリア系の建材大手クロノスパンがベラルーシのモギリョフ工場の拡張を進めている。金属加工能力の強化が目的で、すでに昨年12月から構造材の第1生産ラインが稼働。年内に第2ラインが完成する。また、輸送用コンテナの製造設備

JICA、西澤のタジク変電所設置を支援

タジキスタン電力公社(Barki Tojik)はこのほど、日本の西澤(本社:大阪)にドゥシャンベ変電所の整備プロジェクトを委託した。現地メディアの報道によると、西澤は今後2年以内に、ドゥシャンベ北東地域のラディオスタンツ

塗料・インク業界、17年販売1.4%減に

独塗料・印刷インク業界連盟(VdL)が19日の年次記者会見で発表した独業界の2017年の販売量は前年比1.4%減の170万トンへと落ち込んだ。産業塗料は全般的に好調だったものの、建設塗料と印刷インクが不振で、全体が押し下

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