機械

独車部品フォス、ブルガリアに工場建設

ドイツの自動車部品メーカー、フォス(Voss)がブルガリア北部のロベチに工場を建設する。ロベチ市当局が7月31日明らかにした。工場の立地は同市内にあるバホビツァ工業団地で、敷地面積は1万2,225平方メートル。2019年 […]

シーメンス、カンパニー制へ移行

電機大手の独シーメンスは1日、今後10年を見越した新経営戦略「ビジョン2020+」を発表した。事業部門を分社化するカンパニー制の全面採用が柱。既存と新設の各カンパニーに大きな裁量を与え、成長を加速させる狙いがある。ジョー

中国企業、独工作機械メーカー買収を断念

中国の煙台市台海集団がドイツの工作機械メーカー、ライフェルト・メタル・スピニングの買収計画を断念した。ドイツ政府が買収への拒否権を行使する方針を固めたことから、経済省に提出していた計画承認申請を取り下げた。ライフェルトの

DMG Mor―業績予測引き上げ―

DMG森精機の独子会社DMG Mori(ビーレフェルト)は7月26日の決算発表で2018年12月期の業績予測を引き上げた。上半期の業績が好調だったためで、売上高を従来予測の約24億5,000万ユーロから約25億5,000

陸上風力発電の新設能力、上期は約30%減少

独風力エネルギー全国連盟(BWE)などが7月26日発表した国内陸上風力発電の上半期(1~6月)の新設容量は前年同期比29%減の1,626メガワット(MW)と大きく落ち込んだ。再生可能エネルギー由来の電力を固定価格で買い取

ABB、ベルギーのロボットメーカーを買収

スイス電機大手のABBは24日、ベルギーの産業ロボットメーカー、イントリオンを買収すると発表した。当該事業の強化が狙い。下期中の買収手続き完了を見込む。買収金額は明らかにしていない。 イントリオンは主に食品、製薬産業向け

住友商事、ウクライナ農業資材販売事業に参入

住友商事は17日、ウクライナの農業資材販売会社スペクター・アグロ(Spectr Agro)とスペクター・アグロテクニカ(Spectr Agrotechnika)の2社(以下、スペクター社)を買収すると発表した。同社の株式

コンチネンタル―リトアニアに電子部品工場建設―

自動車部品大手の独コンチネンタルは20日、同社初のリトアニア工場の建設を開始した。今後5年間で9,500万ユーロを投資し、需要が拡大する電子部品の生産拠点として整備する。新規雇用は約1,000人。2019年下期の稼働開始

トルンプ―売上15%増に―

工作機械大手の独トルンプ(ディッチンゲン)が20日発表した2017年6月通期の暫定売上高は36億ユーロとなり、前期比で約15%増加した。世界の景気が好調で水準が押し上げられた格好。ただ、先行き見通しには陰りが出ており、ニ

シーメンス―エジプトで受注の発電所が完成―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は24日、エジプト政府から受注した熱電併給型ガス発電所3カ所が稼働を開始した発表した。発電容量は計14.4ギガワット(GW)で、4,000万人分の需要に相当する。完成までの期間は27.

BASF―3Dプリントのマテリアライズに出資―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は19日、3Dプリンター用ソフトの有力企業であるベルギーのマテリアライズに2,500万ドルを出資すると発表した。両社の協力関係を強化して3Dプリントソフトと材料の開発・商品

独コンチネンタル、リトアニアに電子部品工場建設

自動車部品大手の独コンチネンタルは20日、同社初のリトアニア工場の建設を開始した。今後5年間で9,500万ユーロを投資し、需要が拡大する電子部品の生産拠点として整備する。新規雇用は約1,000人。2019年下期の稼働開始

独包装機械大手クロネス、ハンガリー工場を着工

独包装機械大手のクロネスが、海外初の工場をハンガリー東部のデブレツェンに開設する。部品の生産・組み立てが目的で、投資規模は約150億フォリント(4,640万ユーロ)。政府から55億フォリントの助成を受ける。プロジェクト完

チェコ航空機メーカー、軍用練習機22機を受注

チェコ航空機メーカーのアエロ・ヴォドホディ(Aero Vodochody)は17日、ポルトガルと米国から軍用練習機「L-39NG」を計22機受注したと発表した。契約額は明らかにしていない。 ポルトガルの軍用機リース・保守

独コンチネンタルが再編、パワートレイン部門はIPO

自動車部品大手の独コンチネンタルは18日の取締役会で、組織再編計画を決議した。持ち株会社化した上で、3つの事業部門を設置。その1つであるパワートレイン部門については新規株式公開(IPO)を実施する。エルマー・デーゲンハル

ティッセンクルップ、監査役会長も辞任

独複合企業ティッセンクルップは16日、ウルリヒ・レーナー監査役会長が辞意を表明したことを明らかにした。同社ではハインリッヒ・ヒージンガー社長が今後の経営方針をめぐる対立を受けて今月上旬に辞任したばかり。監査役と取締役のト

BASF、ベルギーの3Dプリンター企業に出資

化学大手の独BASFは19日、3Dプリンター用ソフトの有力企業であるベルギーのマテリアライズに2,500万ドルを出資すると発表した。両社の協力関係を強化して3Dプリントソフトと材料の開発、商品化を加速。製品の幅の拡充やコ

イエナオプティック―プロセスオートメーション企業を買収―

光学機器大手のイエナオプティックは10日、カナダのシステムオートメーション企業プロドマックス・オートメーションを完全買収すると発表した。プロドマックスの技術を活用することで3Dレーザー装置の新たな適用領域を開拓する考え。

ティッセンクルップ―監査役会長も辞任へ―

独複合企業ティッセンクルップ(エッセン)は16日、ウルリヒ・レーナー監査役会長が辞意を表明したことを明らかにした。今月末で辞任する。同社ではハインリッヒ・ヒージンガー社長が今後の経営方針をめぐる対立を受けて今月上旬に辞任

「中国の不当な助成策に踏み込んだ措置を」=機械業界

ドイツ機械工業連盟(VDMA)は15日、中国の不当な助成政策は同国市場でも輸出市場でも公正な競争をゆがめているとして、欧州連合(EU)に対しこれまで以上に踏み込んだ措置を取るよう要求した。ウルリヒ・アッカーマン貿易部長は

油田開発のシュルンベルジェ、ロシアに新工場開設

油田開発サービスの世界最大手であるシュルンベルジェが、今秋からロシアで遠心ポンプを現地生産する。投資規模は38億ルーブル(約5,150万ユーロ)で、9月に西部のリペツク特別経済地区内で工場を開設する予定だ。 新工場で生産

三菱重工、輸送冷凍機の販売合弁を独に設立

三菱重工は11日、子会社の三菱重工サーマルシステムズがドイツの空調・冷凍機器販売会社ハイフォと輸送冷凍機の合弁販売会社を設立すると発表した。欧州での機動的な営業力と技術提案・保守面の支援機能を強化し、販売拡大につなげるの

ABB

スイス電機大手ABBは6日、トルコのロボットメーカー、ABロテックを買収すると発表した。自動車業界向け溶接ロボット事業を強化する狙い。買収金額は公表しないことで合意した。当局の審査を経て買収手続きが年内に完了すると見込ん

機械受注、5月は1%減に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が5日発表した独業界の5月の新規受注高は前年同月比で実質1%減少し、2カ月ぶりに縮小した。VDMAの主任エコノミストは、昨年下半期から受注の大幅拡大が続いたことからその反動が出ていると指摘。

マックス・ベクル―近距離用リニア開発、中国にテスト路線―

独中堅建設会社マックス・ベクルが近距離用のリニアモーターカーを開発した。世界の大都市で需要を掘り起こせるとみており、中国にテスト用路線を設置する計画だ。シュテファン・ベクル社長への取材をもとに経済紙『ハンデルスブラット』

キオン

独物流・運搬機械大手キオンの筆頭株主である中国企業、イ柴動力は3日、キオン株を買い増し出資比率を従来の約43%から45%に引き上げたと発表した。イ柴動力は2012年、キオン株25%を取得して資本参加。その後、段階的に出資

シーメンス、チェコ国鉄から高速鉄道受注

電機大手の独シーメンスは3日、チェコの車両メーカー、シュコダ・トランスポーテーションと共同で、チェコ国鉄(CD)から5両編成の高速鉄道車両を10編成受注したと発表した。契約額は1億1,500万ユーロ。車輪と車台はオースト

ティッセン―タタと鉄鋼合弁で本契約締結―

独複合企業ティッセンクルップと印タタ製鉄は6月30日、両社の欧州鉄鋼事業を合弁化することで最終合意したと発表した。欧州鉄鋼各社は過剰設備と低価格の中国製品流入を背景に業績不振が構造化していることから、両社は新会社で組織の

ボッシュ

自動車部品大手の独ボッシュは6月29日、包装機械事業の売却方針を発表した。他の事業とのシナジー効果が小さいうえ、業績も振るわないことから、売却先を模索する。今後はIoTなど同社が重視する分野に経営資源を絞り込む考えだ。包

独機械大手クラウス・マッファイ、スロバキア拠点を拡張

独機械大手クラウス・マッファイがスロバキア北部マルティンにある拠点で第3生産棟の建設を計画している。同社が先ごろ現地の環境当局に提出した申請書によると、新施設は床面積が6,713平方メートル。完成後は工場全体で約2万3,

仏アルストム、ウクライナ国鉄と機関車供給で交渉

仏鉄道車両・設備大手アルストムがウクライナ国鉄への機関車供給を検討している。西・中央アジア事業担当のベルナール・ペイーユ取締役が6月27日、カザフスタンのアスタナで開いたアゼルバイジャン国鉄向け貨物用機関車「プリマT8

ベラルーシ、インドネシアへの鉱山機械輸出を拡大

ベラルーシがインドネシアへの機械輸出を拡大する計画だ。これまでの実績が評価され、今年は積載量130トンのダンプトラック7台の新規受注を獲得した。農業機械の商機もうかがっており、ベトナムやカンボジアでの現地生産を強化し、イ

島津製作所、独企業を買収

島津製作所は6月26日、ターボ分子ポンプのサービスを手がける独インフラセルフ・ヴァクームサービス(IVG)を買収すると発表した。欧州の販売・サービス体制強化が狙い。買収価格と増資を合わせてIVGに約460万ユーロを投資す

チェコ車両大手シュコダ、ドイツから大型受注獲得

チェコの車両製造大手シュコダ・トランスポーテーションは20日、ドイツ南西部で公共交通を運営するライン・ネッカー・フェアケアの実施した入札を通じ、路面電車80編成を受注したと発表した。契約金額は約2億5,000万ユーロで、

トルコのボザンカヤ、タイ向けに地下鉄車両輸出

トルコの鉄道車両大手ボザンカヤ(Bozankaya)は19日、同社と独電機大手シーメンスからなるコンソーシアムがタイに向けて地下鉄車両の輸出を開始すると発表した。1編成4車両からなる22編成(最大乗客数1,572人)を同

アウディ城下町が空飛ぶタクシーのモデル都市に

ドイツ政府と自動車大手アウディ、航空宇宙大手エアバスおよびアウディの本社所在地インゴルシュタット市は20日、同市を空飛ぶタクシーのテスト地域とすることで基本合意した。大都市では道路や鉄道を拡張する余地が限られていることか

1-4月期機械輸出4.4%増加、中国・米国向けがけん引

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が20日発表したドイツ製機械の1-4月期の輸出高は561億ユーロ(暫定値)となり、前年同期比を4.4%上回った。中国と米国向けが全体をけん引しており、通商摩擦の影響は差し当たり出ていない。

ブルガリアの原発計画が再始動

ブルガリアでベレネ原子力発電所の建設計画が、議会の承認を受けて本格的に再始動する。ボリソフ首相が自ら撤回した計画を再び持ち出した事実は奇異にみえるが、その背景には中止前に調達していた設備機器の存在や、ロシアと手を組むこと

車部品の独ムベア、スロバキア工場に着工

独自動車部品メーカー・ムベアのスイス子会社であるムベア・エンジニアリングは23日、スロバキア東部のケジュマロク工業団地で新工場の起工式を行った。計画投資額は5,000万ユーロ。研究開発要員100人を含む500人の雇用が生

ミネベアミツミ、スロバキア工場が開所

ミネベアミツミ(本社:長野)は18日、スロバキア東部のコシツェ工場が開所したと発表した。まず車載モーターを生産し、将来的には車載アンテナ、LEDバックライトなども手がける計画だ。また、ドイツに続く欧州第2の開発拠点も設け

スロベニア車部品大手TPV、BMWにシャシ部品供給へ

スロベニアの自動車部品大手TPVは20日、独高級車大手BMWとシャシ部品の供給契約を結んだと発表した。受注量は約600万台分に相当し、スロベニアの自動車産業界にとって過去最大の案件となる。取引額は明らかにされていない。

デュル、米同業の工場排ガス処理事業を買収

独機械大手のデュルはこのほど、米同業バブコック・アンド・ウィルコックス(B&W)から工場排ガス処理事業を買収すると発表した。買収するのは、B&W傘下のB&Wメグテック、B&Wメグテ

SUSPA―ベルギーの事業家が買収―

自動車部品などの製造を手がける独SUSPA(アルトドルフ)は13日、墺投資会社アンドリンガーが同社をベルギーの事業家パスカル・ファンハルスト氏に売却すると発表した。取引金額は非公開。独カルテル当局の審査を経て売却手続きが

エアバス

欧州航空機大手のエアバスは14日、独ハンブルク工場で旅客機「A320」の第4組立ラインを開設した。受注残数が膨らんでいるたことに対応。A320の生産台数を来年半ばまでにこれまでの週およそ50台から60台へと引き上げる。

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