機械

Q.ANT―量子チップ生産で研究機関と協業―

量子技術の独スタートアップ企業Q.ANTは21日、量子プロセッサーの中核部品である量子チップをシュツットガルト・マイクロエレクトロニクス研究所(IMS CHIPS)と共同生産することで合意したと発表した。2年後に少量生産 […]

ファイラント―ヒートポンプ売上が75%増加―

暖房・空調機器大手の独ファイラントが23日発表した2022年の売上高は37億ユーロとなり。前年を11%上回った。脱炭素化に向けた規制強化を背景にヒートポンプの売上高が75%以上、増えて全体をけん引した格好だ。 暖房の販売

生産者物価の上げ幅が2年4カ月ぶりの低水準に、5月は1%

ドイツ連邦統計局が20日発表した5月の生産者物価指数(2015年=100)は前年同月比1.0%増となり、上げ幅は21年1月以来2年4カ月ぶりの水準に縮小した。ロシアのウクライナ侵攻開始から1年以上が過ぎたことから、ベース

トルコ初の港湾クレーン遠隔操作システムが稼働

●港湾管理会社DPワールドが運営、労働災害防止が目的 ●電動のコンテナクレーンとトランスファークレーン各8基が対象 トルコ西部イズミル湾のヤルムジャ港で、同国初のクレーン遠隔操作システムが稼働した。ドバイに本拠を置く港湾

ゼロコロナ解除後も独社の中国事業不振

ゼロコロナ規制が解除されたにもかかわらず、ドイツ企業の中国事業見通しは改善していないことが、在中国ドイツ商工会議所(AHK中国)が会員企業を対象に実施したアンケート調査で分かった。イェンス・ヒルデブラント理事は、「市場の

ヌセラ―凍結していたIPOを実施へ―

独複合企業ティッセンクルップの電解槽子会社ティッセンクルップ・ヌセラは12日、新規株式公開(IPO)計画を発表した。資本市場の状況が悪化しなければ、フランクフルト証券取引所のプライム・スタンダードで夏休み前に上場を行う意

ピッキングロボット開発 Nomagic(ポーランド)

電子商取引(EC)事業者向けに高度なピッキングロボットのソリューションを開発している。従来のロボットアームが、あらかじめ指定された物品を「A地点からB地点」に移すようプログラムして機能するのに対し、同社のソリューションは

機械業界の新規受注、4月は20%減に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が5日発表した独業界の4月の新規受注高は物価調整後の実質で前年同月比20%減と大幅に落ち込んだ。世界経済の低迷が反映された格好。VDMAのエコノミストは、改善の兆しはないと述べた。 国内受注

輸入物価が09年以来の下げ幅に、4月は-7%

ドイツ連邦統計局が5月31日発表した4月の輸入物価指数(2015年=100)は前年同月比7.0%減の128.6となり、09年10月以来の大幅下落を記録した。同物価の低下は2カ月連続。比較対象の22年4月はロシアのウクライ

製造業新規受注4月も減少

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が6日発表した4月の製造業新規受注指数(2015年=100)は、物価調整後の実質に季節・営業日数を加味したベースで前月比0.4%減の94.8(暫定値)となり、2カ月連続で落ち込んだ。減少幅は前

独とEU、水素市場の立ち上げで連携

ドイツのロベルト・ハーベック経済・気候相と欧州委員会のカドリ・シムソン委員(エネルギー政策担当)は5月31日、グリーン水素市場の創設に向けたドイツとEUの取り組みを連携させることで合意した。同国のイニシアチブ「H2グロー

EUの「永遠の化学物質」規制案、独機械業界が批判

欧州連合(EU)が永遠に残る化学物質と呼ばれるPFAS(ペルフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル化合物)の利用を原則する禁止方向で検討していることについて、ドイツの機械業界が批判している。規制案が無修正で施行

伊ブレンボ、ソリューション・プロバイダーの新部門を設立

伊ブレーキシステム大手のブレンボは5月23日、新部門「ブレンボソリューションズ」を立ち上げたと発表した。同社が培ってきた人工知能(AI)の知見を産業界に応用し、個々の顧客に応じたデジタルソリューションを提供するのが目的。

SKF、磁気軸受工場をモロッコに開設

ベアリング(軸受け)世界最大手のSKF (スウェーデン)は5月22日、モロッコのタンジェに磁気軸受の工場を開設すると発表した。磁気軸受の需要増大に応じたもので、投資額は5,000万スウェーデン・クローナ(約6億5,000

「永遠の化学物質」規制案を機械業界が批判

永遠に残る化学物質と呼ばれるPFAS(ペルフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル化合物)の利用を原則禁止の方向で欧州連合(EU)が検討していることを、ドイツの機械業界が批判している。規制案が無修正で施行されると

ナミビアの巨大グリーン水素プロジェクトを独社などが受注

独再生可能エネルギー企業エネルトラーク(Enertrag)と英インフラ開発企業ニコラス・ホールディングスがナミビアに設立した合弁会社ハイフン・ハイドロジョン・エナジーは26日、ナミビアで計画されている巨大グリーン水素プロ

ロスアトム、原子炉部品対応の超大型金属3Dプリンタを開発

●3Dプリンタはレーザー粉体肉盛り方式を採用 ●トン単位での製作が可能、すでに炉心バッフルの生産に使用 ロシア原子力公社(ロスアトム)グループのルスアトム・アディティブテクノロジーズ(RusAT)は22日、モスクワで開か

仏アルストムら、ルーマニアで無人運転地下鉄の工事受注

●クルジュ・ナポカ初の地下鉄1号線の開発を受注 ●同線は国内初の無人運転路線、アルストムはメイン部分を担当 仏鉄道車両メーカーのアルストムは25日、トルコのギュレルマク、ルーマニアのアルカーダと共同で、ルーマニアのクルジ

EUの「永遠の化学物質」規制案、独機械業界が批判

EUが永遠に残る化学物質と呼ばれるPFAS(ペルフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル化合物)の利用を原則する禁止方向で検討していることについて、ドイツの機械業界が批判している。規制案が無修正で施行されると、製

SKF、磁気軸受工場をモロッコに開設

ベアリング(軸受け)世界最大手のSKF(スウェーデン)は22日、モロッコのタンジェに磁気軸受の工場を開設すると発表した。磁気軸受の需要増大に応じたもので、投資額は5,000万スウェーデン・クローナ(約6億5,000万円)

JA全農・クボタ・BASFが実証試験、営農支援システム連携で

全国農業協同組合連合会(JA全農)とクボタ、独化学大手BASFは15日、JA全農とBASFが日本国内で開発・推進する栽培管理支援システム「ザルビオ・フィールドマネージャー」とクボタが開発・推進する営農・サービス支援システ

生産者物価の上げ幅が2年強ぶりの水準に低下

ドイツ連邦統計局が19日発表した4月の生産者物価指数(2015年=100)は前年同月比4.1%増となり、上げ幅は21年3月以来2年1カ月ぶりの水準に縮小した。ロシアのウクライナ侵攻開始から1年以上が過ぎたことから、ベース

ティッセンクルップ―水素製鉄向け電解槽を受注―

独複合企業ティッセンクルップは22日、電解プラント・エンジニアリング子会社ティッセンクルップ・ヌセラがスウェーデンの鉄鋼スタートアップ企業H2グリーン・スチール(H2GS)から電解槽を受注したと発表した。欧州初の本格的な

ユーロ圏貿易収支が2カ月連続黒字、エネルギー輸入減で

EU統計局ユーロスタットが16日に発表した3月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は256億ユーロの黒字となった。黒字となるのは2カ月連続。エネルギー輸入額が減ったことで改善が進んでいる。(表参照

JA全農・クボタとBASFが実証試験、営農支援システム連携で

全国農業協同組合連合会(JA全農)とクボタ、独化学大手BASFは15日、JA全農とBASFが日本国内で開発・推進する栽培管理支援システム「ザルビオ・フィールドマネージャー」とクボタが開発・推進する営農・サービス支援システ

欧州投資はニアショアがけん引、対独は5年連続で減少

欧州を対象とする外国直接投資は昨年5,962件となり、前年を1%上回ったことが、コンサルティング大手アーンスト・アンド・ヤング(EY)が11日に発表した調査レポートで分かった。増加は2年連続。ドイツなど主要国への投資が低

DMG MORI―軍事目的での自社製品使用を防止へ―

DMG森精機の独子会社DMG MORI(旧ギルデマイスター)は自社製の工作機械が転売され軍事目的で使われるのを防止する考えだ。同社製品が顧客の工場から撤去されたり解体された場合、遠隔操作で使用できなくできるシステムの搭載

ラインメタル―ウクライナで合弁―

軍需大手の独ラインメタルがウクライナ同業のウクルオボロンプロムと合弁会社を設立する。アーミン・パッパーガー社長への取材をもとに経済紙『ハンデルスブラット』が12日、報じた。すでに契約を締結済みだ。 装甲車両のメンテナンス

1-3月期の機械輸出14%増加、北米向けは約30%の伸びに

連邦統計局のデータをもとにドイツ機械工業連盟(VDMA)が15日に発表した1-3月期の機械輸出高は前年同期比13.8%増の513億ユーロ(暫定値)と2ケタ台の伸びを記録した。サプライチェーンのひっ迫緩和で生産が増えたほか

鉱工業生産が1年ぶりの下げ幅に、3月は-3.4%

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が8日発表した3月の鉱工業生産指数(2015年=100)は物価調整後の実質に季節・営業日数を加味したベースで前月比3.4%減の97.8(暫定値)となり、22年3月以来1年ぶりの大きな下げ幅を記

栗田工業―欧州の水処理装置メーカーを買収―

栗田工業は3日、フランス企業アルカーデ・ホールディングから水処理装置の製造・販売を手がける独仏など4カ国の子会社を完全買収することで合意したと発表した。電子産業向け水処理装置事業の現地製造拠点とサプライチェーンを獲得。欧

原料・部品不足が一段と緩和

独製造業でサプライチェーンのひっ迫緩和がこれまでに引き続き進んでいる。Ifo経済研究所が4月の企業アンケート調査をもとに3日発表したところによると、原材料・部品が不足しているとの回答は前月の41.6%から39.2%へと低

機械業界の新規受注、減少幅が6カ月ぶりに1ケタ台に縮小

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が3日発表した独業界の3月の新規受注高は物価調整後の実質で前年同月比6%減となり、減少幅は6カ月ぶりに1ケタ台に縮小した。大型受注がプラスに働いた格好。VDMAのチーフエコノミストであるラル

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