機械

製造業売上3カ月ぶりに減少、2月は-0.5%に

ドイツ連邦統計局が7日発表した2月の製造業売上指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.5%減となり、3カ月ぶりに下落した。国内とユーロ圏(ドイツを除く)がそれぞれ0.8%、0.6%低下。ユーロ圏外 […]

ナブテスコ―商用車用コンプレッサーの独2社を買収―

ナブテスコは5日、連結子会社ナブテスコオートモーティブを通して商用車用コンプレッサーメーカーの独ITGセーリエンフェアティグング・ファールツォイクタイレ(以下ITG-S社)とITGコンプレッソーレン(ITG-K社)の2社

ハノーバーメッセ直行の臨時便をDBが増発

ドイツ鉄道(DB)は7日、世界最大の産業見本市であるハノーバーメッセの開催期間中(25~29日)に臨時列車を増発すると発表した。DBは同期間をまたぐ形でドイツ北部のハノーバーとカッセルを結ぶ幹線区間を工事閉鎖する予定。同

ハンガリー政府、製造業の強化を目指す

ハンガリー政府は2020年までに国内総生産(GDP)に占める製造業の比率を現在の24%から30%へ引き上げる目標だ。付加価値の拡大に向けて、経済の軸足をイノベーション(革新技術)へシフトし、競争力を強化するとともに輸出の

河北鋼鉄、セルビア鉄鋼会社を買収

セルビア経済省は5日、同国唯一のスチールメーカーであるスメデレヴォ(Smederevo)製鉄所の民営化で、中国の河北鋼鉄(HBIS)を売却先に選んだと発表した。売却額は4,600万ユーロ。さらに河北鋼鉄は3億ユーロを投資

複数の中国企業がロシア極東への進出を検討

ロシア極東開発省は5日、複数の中国企業が極東地域への移転を検討していることを明らかにした。同省のアレクサンドル・ガルシカ大臣が先ごろ北京を訪問し、移転の可能性について中国側と話し合いを行っていた。中国側からは、冶金、エネ

エアバス、シーメンスと提携

欧州航空宇宙大手のエアバス・グループと電機大手の独シーメンスは7日、航空機用のハイブリッド、電気駆動システム開発で提携すると発表した。環境に優しく騒音も少ない航空機の開発に取り組む。 両社はミュンヘン南東のオットブルンに

DMG森精機、独子会社への出資引き上げ

DMG森精機(以下:森精機)は7日、独子会社DMGモリ(旧ギルデマイスター)の株式を買い増し、持ち株比率を従来の60.67%から76.03%に引き上げたと発表した。両社の一体性を強め、グループ内のリソースを最適化すること

クーカ―スイスログ買収が奏功、売上42%増に―

産業ロボット大手の独クーカ(アウグスブルク)が3月22日発表した2015年12月期決算の売上高は前期比41.5%増の28億3,890万ユーロと大幅に拡大し、過去最高を更新した。ロボット、オートメーション機器の需要が世界的

独機械業界受注、2月は7%増に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が4日発表した独業界の2月の新規受注高は前年同月比で実質7%増と大きく伸びた。増加は2カ月ぶり。比較対象の15年2月は受注水準が低かったという事情が背景にあり、VDMAの主任エコノミストは「

シーメンス、ボスニアの風力発電パークを整備

ボスニア・ヘルツェゴビナのエネルギー企業エレクトロプリヴレーダHZ HB(EPHZHB)は先ごろ、独シーメンスを中心とした企業コンソーシアムと風力発電パークの建設契約を締結したと発表した。南西部のトミスラフグラドに22基

キオン―自動走行フォークリフトを市場投入―

物流・運搬機械大手の独キオン(ヴィースバーデン)が完全自動走行のフォークリフトを今夏に初めて市場投入する。レーザーで周囲を360度認識できるため、人やモノに衝突しないうえ、作業中の同僚を認識し必要に応じて追い抜いたり、歩

独工作機械輸出、日本に次ぐ2位に

独工作機械工業会(VDW)は15日、独業界の輸出高が昨年は前年比4%増の94億ユーロとなり、日本に次いで世界2位に付けたと発表した。日本との差は1億8,000万ユーロで小さいとしている。 昨年はメキシコ向けが70%増加し

ロシア・ハンガリー合弁企業、ベラルーシ原発にポンプ納入

ロシア原子力公社(ロスアトム)とハンガリーのガンズ・ホールディングが合弁で運営するエンジニアリング企業、ガンズEEGがベラルーシに原子力発電所用の高性能ポンプ納入を開始した。昨年6月から生産していたもので、月末までに完納

ポーランド政府、造船産業の再生目指す

ポーランド政府が造船所の再生を図る。付加価値税・法人税の減額や、特別経済地区(経済特区)への指定で財務を支援し、かつてポーランド経済の支柱だった造船業を復活させる意向だ。国内の船舶需要をまかなうとともに、雇用創出を目指す

シーメンス、ブルガリアで地下鉄車両など受注

電機大手の独シーメンスは15日、ポーランド鉄道車両メーカーのネヴァグ(Newag)と共同で、ブルガリアの首都ソフィアの地下鉄運営会社メトロポリタンEADから新路線向けの車両と設備を受注したと発表した。建設中の地下鉄3号線

シーメンス、ブルガリアで地下鉄車両など受注

電機大手の独シーメンスは15日、ポーランド鉄道車両メーカーのネヴァグと共同で、ブルガリアの首都ソフィアの地下鉄運営会社メトロポリタンEADから新路線向けの車両と設備を受注したと発表した。建設中の地下鉄3号線に車両20編成

ボッシュ―クラウドサービス開始、異なるIoT規格の併用も―

自動車部品大手の独ボッシュは9~10日の2日間、「モノのインターネット(IoT)」関連のイベント「ボッシュ・コネクテッドワールド」をベルリンで開催した。今回は同社独自のクラウドサービスや、異なるIoT規格を組み合わせて利

DMG Mori―売上・利益記録更新―

DMG森精機(以下:森精機)の独子会社DMG Mori(旧ギルデマイスター)は10日、2015年12月期の売上高と利益が前年に引き続き過去最高を更新したと発表した。数年前に開始した森精機との関係強化が奏功。売上高は前期比

シーメンス

電機大手の独シーメンスは9日、プロセス&ドライブ部門で従業員2,500人を削減すると発表した。石油や天然ガスの価格下落を受けて資源採掘会社からの受注が低迷しているため。人員削減はドイツが2,000人と大半を占める。同部門

独建機業界、15年売上7%増に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)は11日、独建機業界の売上高が昨年は前年比7%増の90億ユーロとなり2年連続で拡大したと発表した。中国、ラテンアメリカ、アフリカ、ロシア市場の低迷で市場は縮小したものの、独メーカーは欧州、中

鉄道レールカルテルでフォスローに制裁金

国内の地域・産業鉄道会社などに販売するレールとポイント、枕木の分野で鉄道設備メーカーが違法なカルテルを結んでいた問題でドイツ連邦カルテル庁は10日、カルテルに参加していたフォスローの子会社フォスロー・レイス(Vosslo

製造業売上2カ月連続拡大、1月+1.1%に

ドイツ連邦統計局が9日発表した2016年1月の製造業売上指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比1.1%増となり、2カ月連続で上昇した。国内が2.2%増えて全体をけん引。ユーロ圏外も0.5%伸びた。ユ

三菱電機、シーメンスから鉄道用空調受注

三菱電機は10日、独シーメンスから鉄道車両用空調装置328台を約17億円で受注したと発表した。シーメンスから同分野の空調装置を受注するのは初めて。シーメンスが独西部のラインルール・エクスプレス(RRX)路線向けに納入する

欧州特許出願、サムスンが4年ぶり首位転落

欧州特許庁(EPO)は3日、2015年の特許統計の詳細を発表した。それによると、韓国のサムスンは出願件数が前年比6.9%減の2,366件に後退し、蘭フィリップス(3.7%増の2,402件)に抜かれて2位に転落した。首位の

シーメンス―イランにガスタービン供給へ―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は2日、イランの重電大手マプナ(Mapna)と包括提携したと発表した。ガスタービンなどの供給を取り決めるとともに、イランの送電網近代化に向けて協力することで基本合意した。シーメンスは1

エイティレオ―宇宙インターネットを計画―

衛星を利用した通信網の構築をドイツのスタートアップ企業エイティレオ(Eightyleo、ミュンヘン)が計画している。日刊紙『ヴェルト』が7日付で報じたもので、同社のマティアス・シュポット社長(創業者)は「欧州のワンウェブ

ボッシュ―今年は大卒者1.4万人を採用、IT要員を拡充―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は2日、大卒者の採用数を今年は1万4,000人とする計画を発表した。「モノのインターネット(IoT)」の重要性が高まっていることを踏まえ、特にIT、ソフトウエア分野の要員を獲

独米のIoT団体が提携、システムの相互運用性や規格分野で

「モノのインターネット(IoT)」の実現に向けた経済団体である米国主導の「インダストリアル・インターネット・コンソーシアム(IIC)」とドイツの「プラットフォーム・インダストリー4.0」は2日、スイスのチューリヒで開催し

機械業界受注、1月は12%減に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が2日発表した独業界の1月の新規受注高は前年同月比で実質12%減少した。中国を震源とする株価の大幅下落や英国の欧州連合(EU)離脱懸念、難民問題など景気のマイナス材料が相次いだことを受けて企

トルコとスペインの軍事電子機器メーカーが提携

トルコ軍用電子機器メーカーのアセルサン(Aselsan)は4日、スペイン同業のインドラと鉄道制御システム分野で提携すると発表した。民生部門の強化が狙いで、鉄道事業の企画・立案や、交通管理・信号・制御システムに関連する国内

シーメンス、イランにガスタービン供給

電機大手の独シーメンスは2日、イランの重電大手マプナと包括提携したと発表した。ガスタービンを供給するほか、イランの送電網近代化に向けて協力する。シーメンスは1月にもイラン国鉄から大型受注を獲得するとの見通しを明らかにして

マンツ―上海電気が資本参加、最低29.9%―

特殊機械製造の独マンツ(ロイトリンゲン)は2月28日、中国の電機大手、上海電気が同社に資本参加する計画を明らかにした。マンツは経営が悪化しており、上海電気の支援を受けて再建していく考えだ。蓄電、太陽電池、オートメーション

クーカ―美的集団が株式買い増しの方向―

中国の大手電機メーカー美的集団が独産業ロボット大手クーカ(アウグスブルク)に対する出資比率引き上げを考えていることが2月29日、明らかになった。ドイツでは出資比率が10%を超えた場合、出資の目的を公表することが法律で義務

ノルディック・ヤーズ―マレーシア企業が買収か―

経営不振の独造船会社ノルディック・ヤーズ(ヴィスマール)を買収する方向でマレーシアの複合企業ゲンティンが交渉しているもようだ。『フランクフルター・アルゲマイネ(FAZ)』紙が2月26日報じたもので、すでに買収金額で合意が

ノルデックス―売上高40%増加―

発電用風車製造の独ノルデックス(ハンブルク)は2月26日、2015年12月期の売上高(暫定値)が前期比40%増の24億3,010万ユーロとなり、11月に提示した予想レンジの上限をやや上回ったと発表した。売り上げの88%を

トルンプ

工作機械大手のトルンプが西南ドイツのフライブルクにある子会社トルンプ・ヒュッティンガーで人員削減を実施する。地元紙『バーディッシェ・ツァイトゥング』が報じ、同社が追認したもので、同子会社の従業員の8分の1に当たる50人を

金属労組ベア5%要求へ

電機・機械・自動車といった金属業界の労組であるIGメタルは2月29日の執行部会で、次期労使交渉でベア5%を要求する方針を決定した。各地支部の決議に従ったもので、今月から各地で雇用者団ゲザムトメタルとの交渉を開始する。 I

EnBW―シーメンスに大型発注、洋上風力発電タービンなど―

独エネルギー大手のEnBW(カールスルーエ)は22日、電機大手のシーメンスに洋上風力発電用タービンと土台を発注することで合意したと発表した。北海に建設予定の発電パーク「EnBWホーエ・ゼー」向けで、シーメンスは設置作業も

ビッグデータ活用、トップは自動車・保険業界

ビッグデータを活用する企業の割合が最も高いのは自動車と保険業界であることが、情報通信業界連盟(Bitkom)が17日発表した独企業アンケート調査結果で分かった。多くの業界でビッグデータ解析の導入を計画・議論している企業が

15年独機械輸出2.6%増、米国向けが中国抜き1位に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が22日発表した独業界の2015年の機械輸出高は1,550億ユーロ強となり、前年比で2.6%増加した。欧州連合(EU)や米国向けが好調で、新興諸国向けの不振が相殺された格好。輸出高は物価変動

BASF―工業用塗料事業をアクゾに売却の方向―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)が工業用塗料事業を蘭同業アクゾノーベルに売却する方向で交渉していることが11日、明らかになった。BASFは事業の選別に取り組んでおり、その一環として同事業を放出する。ブルー

シュンク―ロボットハンドの製造期間を大幅短縮―

製造業向けグリッパー製造の独シュンク(ラウフェン・アム・ネッカー)がロボットハンドの受託製造期間を大幅に短縮した。同社への取材をもとに『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が15日付で報じた。 ロボットハンドでは個々の顧客

ティッセンクルップ―10-12月期赤字転落―

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップ(エッセン)が12日発表した2015年10-12月期(第1四半期)決算の純損益は2,300万ユーロの赤字となり、前年同期の黒字(5,000万ユーロ)から悪化した。鉄鋼事業の不振が響いた

工作機械業界の生産成長率、今年は1%に減速

独工作機械工業会(VDW)は11日、独業界の生産成長率が今年は1%となり、昨年の4%から大幅に低下する見通しを明らかにした。主要新興国の経済低迷や地政学リスクが足かせとなるため。 昨年の生産高は前年比4%増の151億ユー

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