精密機器
富士フイルム―内視鏡処置具製造の独社を買収―
富士フイルムは17日、内視鏡用処置具の開発、製造、販売を手がける独メドワークを完全買収することで合意したと発表した。これにより内視鏡処置具事業への本格参入を果たす。買収金額は明らかにしていない。 内視鏡用処置具は内視鏡と
長野計器―スイスの測定器メーカーを買収―
長野計器は4月24日、スイスの計測機器メーカー、リューガー・ホールディング(RHSA)を完全買収すると発表した。製品ポートフォリオを拡充し、販売を増やすことが狙い。 米子会社アシュクロフト-ナガノ・ケイキ・ホールディング
ツァイス―測定機器メーカーを買収―
精密機器大手の独カール・ツァイス(オーバーコッヘン)は11日、立体物の3次元的な形状を測定する自動3D三次元測定機(3D CMM)を手がける独GOMを買収することで合意したと発表した。産業用測定・品質チェック製品の分野で
三菱電機、ルーマニアで空港気象ドップラーライダー受注
三菱電機は4日、ルーマニア航空局から空港周辺の気象を観測する空港気象ドップラーライダーを受注したと発表した。首都ブカレストのアンリ・コアンダ国際空港向けに、「ダイヤブレッツァAシリーズ」1台を納入する。欧州での受注は昨年
三菱電機、ルーマニアで空港気象ドップラーライダー受注
三菱電機は4日、ルーマニア航空局から空港周辺の気象を観測する空港気象ドップラーライダーを受注したと発表した。首都ブカレストのアンリ・コアンダ国際空港向けに、「ダイヤブレッツァAシリーズ」1台を納入する。欧州での受注は昨年
製造業の雇用記録更新、潤沢な受注残背景に
ドイツ連邦統計局が15日発表した製造業の昨年12月の雇用規模(従業員50人以上の企業が捕捉対象、暫定値)は前年同月比2.5%(14万人)増の567万4,000人となり、統計を開始した2005年以降の最高を更新した。世界経
トルコの3Dバイオプリンターメーカー、米有名大などに製品供給
トルコの3Dバイオプリンターメーカー、アクソロートル・バイオシステムズ(AxolotlBiosystems)は先ごろ、同社の製品を米国などの研究機関に納入したことを明らかにした。納入先には米国のスタンフォード大のほか、マ
米ハネウェルが露新工場を開所、火災感知器など生産
米複合企業ハネウェルは1月31日、ロシア西部リペツクの経済特区で新工場の操業を開始した。投資額は9億ルーブル(1,200万ユーロ)。従業員数は現在70人で、最大200人まで増員する。 同特区の発表によると、新工場は床面積
仏フォルシア、シンガポール当局からディーゼル商用車の排出量モニタリングを受託
仏自動車部品大手フォルシアは1月22日、シンガポール国家環境庁(NEA)からディーゼル商用車の排出量をモニタリングする2年間の事業を受託したと発表した。同国で事業展開する独郵便・物流大手DHLと提携し、車両に窒素酸化物(
特許訴訟でニコンがASLMなどと和解
ニコンは23日、露光装置とデジタルカメラの特許をめぐって蘭ASML、独カール・ツァイスと争ってきた係争で、包括的和解の基本合意覚書を締結したと発表した。3社は和解とクロスライセンスに関する最終契約を2月に締結し、すべての
韓国車部品大手ハノン、ハンガリー事業を増強
自動車の熱・エネルギー管理システムを手がける韓国のハノン・システムズが、ハンガリー事業を強化する。同国のシーヤールト外務貿易相が11月29日明らかにしたもので、既存拠点の拡張に加えて、新たに2拠点を設ける。投資額367億
リコー―独印刷ソフト会社買収―
リコーは12日、印刷向けソフトウエア開発の独カラーゲート・アウトプット・ソリューションズの全株式を取得することで合意したと発表した。産業印刷事業の強化方針に基づく措置。買収金額は明らかにしていない。月末の買収手続き完了を
独マーレ、ハンガリーでEV用電動コンプレッサーの生産開始
独自動車部品大手のマーレはこのほど、ハンガリー北部のバラシュシャジャルマト工場で電動コンプレッサーの生産を開始した。電気自動車(EV)の普及拡大による需要を見込んだもので、同工場はマーレ初の電動コンプレッサー生産拠点とな
チェコのエアロテック、アリアン6ロケットに部品納入
チェコの航空宇宙企業アエロテック・チェコが、欧州宇宙機関(ESA)の開発する次世代ロケット「アリアン6」の推進装置部品の生産・試験業務を受注した。現行モデル「アリアン5」でリベット溶接を受注したのに続くもので、同社では「
独コンチネンタル、米クーパーの防振システム事業を買収
独自動車部品大手のコンチネンタルは2日、米同業のクーパー・スタンダードと防振システム事業の買収で合意したと発表した。「騒音・振動・ハーシュネス」(NVH)製品における市場地位を強化するとともに、同分野の知見を取り込んで軽
アウディ―プレス部品の品質検査に機械学習活用へ―
自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は15日、高級車子会社アウディがプレス部品の品質検査に人工知能(AI)の一種である機械学習(ML)を導入する方針だと発表した。これまで人手と時間をかけていた作業をMLに任せることで、検
日本電産、独減速機メーカーを買収
日本電産は3日、小型精密減速機製造の独MSグレスナーを買収したと発表した。精密減速機分野で製品と事業地域の幅を拡充する狙いがある。急速な成長が見込まれるロボット産業関連市場からの需要を積極的に取り込むことを目指す。 日本
独車部品大手ヘラー、リトアニア工場が稼働
自動車部品大手の独ヘラーはこのほど、リトアニアのカウナス工場が稼働し、欧州に初出荷したことを明らかにした。同工場では自動車のヘッドライト用電子回路基板を生産している。 ヘラーがカウナス自由経済地域(FEZ)に開設した同工
NTN、独で工作機械向け精密軸受の量産開始
NTNは23日、ドイツで9月末から工作機械向け精密軸受の量産を開始すると発表した。同軸受の海外量産は初めて。欧州の顧客の納入期間を大幅に短縮し、現地事業を強化するのが目的で、現地子会社傘下のNTNメットマンが生産する。
堀場製作所―電動車電池評価の独社買収―
堀場製作所は10日、電動車用電池や燃料電池の評価技術で定評のある独フューアルコン(FuelCon)を買収することで合意したと発表した。電動車計測事業を強化する狙い。独子会社ホリバ・ヨーロッパを通して株式100%を取得する
トルンプ―売上15%増に―
工作機械大手の独トルンプ(ディッチンゲン)が20日発表した2017年6月通期の暫定売上高は36億ユーロとなり、前期比で約15%増加した。世界の景気が好調で水準が押し上げられた格好。ただ、先行き見通しには陰りが出ており、ニ
米車部品大手デュラ、マケドニアに軽量部品工場設置
米自動車部品大手デュラ・オートモーティブシステムズはこのほど、マケドニアのスコピエ経済特区に工場を建設すると発表した。最新技術を導入して軽量構造部品の開発・生産を行い、欧州事業拡大のけん引力とする。2019年夏の開所を目
イエナオプティック―プロセスオートメーション企業を買収―
光学機器大手のイエナオプティックは10日、カナダのシステムオートメーション企業プロドマックス・オートメーションを完全買収すると発表した。プロドマックスの技術を活用することで3Dレーザー装置の新たな適用領域を開拓する考え。
チェコ、ハイテク分野への投資を促進
チェコの政府系投資促進機関、チェコ・インベストメントが先ごろ明らかにしたところによると、昨年に同機関が支援した国内での投資成約件数は106件、総投資額は650億コルナ(24億9,160万ユーロ)に上った。そのうち3分の1
島津製作所―独サービス会社を買収―
島津製作所は6月26日、ターボ分子ポンプのサービスを手がける独インフラセルフ・ヴァクームサービス(infraserv Vakuumservice=IVG)を完全買収すると発表した。欧州の販売・サービス体制を強化する狙い。
畜産業向け分析機器大手フォス、ハンガリーR&Dセンター着工
農畜産業向けの分析機器を手掛けるデンマークのフォス(Foss)は6月26日、ハンガリー南部のペーチで研究開発(R&D)センターを着工した。投資額20億フォリント(約600万ユーロ)のうち7億7,300万フォリントを政府の
島津製作所、独企業を買収
島津製作所は6月26日、ターボ分子ポンプのサービスを手がける独インフラセルフ・ヴァクームサービス(IVG)を買収すると発表した。欧州の販売・サービス体制強化が狙い。買収価格と増資を合わせてIVGに約460万ユーロを投資す
ミネベアミツミ、スロバキア工場が開所
ミネベアミツミ(本社:長野)は18日、スロバキア東部のコシツェ工場が開所したと発表した。まず車載モーターを生産し、将来的には車載アンテナ、LEDバックライトなども手がける計画だ。また、ドイツに続く欧州第2の開発拠点も設け
クロアチアのコンサール、ガス絶縁開閉装置を中国企業と合弁生産
クロアチアの電気設備メーカー、コンサールは13日、同業の中国西電電気とガス絶縁開閉装置(GIS)を生産する合弁会社の設立で合意した。新会社の名称はKoncar-XD High Voltage Switchgearで、両社
カザフと中国が広範な事業協力、総額130億ドル規模
カザフスタン投資支援・促進機構は、北京で先ごろ開催されたカザフスタン・中国ビジネス会議において40の協力プロジェクトが成立したと発表した。契約総額は130億ドルで、工業分野やバイオテクノロジー等に関連したハイテク製品を同
独車部品BHTCがブルガリア拡張、エアコン装置の生産能力強化
独自動車部品メーカーのベーア・ヘラー・サーモコントロール(BHTC)がブルガリアの生産・物流拠点を拡張する。南東欧英字紙『SeeNews』が13日に伝えたもので、車載エアコンの制御装置やブラックボックスの生産能力を80%
マジャールスズキ、エステルゴム工場のスマート化を始動
スズキのハンガリー子会社マジャールスズキは先ごろ、北部にあるエステルゴム工場のスマート化を図るため、設備の強化および関係企業とのネットワークを整備しサプライチェーンを刷新するプロジェクトを開始した。投資額は53億800万
独ボッシュ、ルーマニアのブラジ工場で200人増員
独自動車部品大手ボッシュの駆動部品・制御装置部門であるボッシュ・レックスロスは、ルーマニア中部のブラジ工場で206人の新規雇用を計画している。同工場のあるアルバ県の労働当局の情報を基に地元紙が伝えたところによると、主にマ
米制御装置メーカーNI、ハンガリー拠点拡張へ
計測器・制御装置メーカーの米ナショナル・インスツルメンツ(NI)は9日、ハンガリー東部のデブレツェンにある拠点で新工場とサービスセンターの建設を開始した。投資額は54億4,000万フォリント(約1,740万ユーロ)で、そ
日本ピラー工業、欧州拠点を独に開設
流体制御関連機器製造の日本ピラー工業は9日、ドイツに子会社を設立すると発表した。同社初の欧州拠点で、自社製品の販売、メンテナンスを行う。 独南部のバイエルン州に完全子会社日本ピラー・ヨーロッパを7月中旬に設立する。資本金
華為技術が欧州特許出願1位に、日本はトップ50に10社
欧州特許庁(EPO)は7日、2017年の特許統計の詳細を発表した。それによると、中国の華為技術は前年比0.3%増の2,398件と小幅な伸びにとどまったものの、前年の2位から1位へと浮上し、中国企業で初めて首位を獲得した。
日本ピラー工業、独に欧州拠点開設
流体制御関連機器製造の日本ピラー工業は9日、ドイツに子会社を設立すると発表した。同社初の欧州拠点で、自社製品の販売、メンテナンスを行う。 独南部のバイエルン州に完全子会社日本ピラー・ヨーロッパを7月中旬に設立する。資本金
ツァイス―独テレコムと合弁、スマートグラスの市場投入に向け―
光学大手の独カール・ツァイス(オーバーコッヘン)がスマートグラス分野で電気通信大手のドイツテレコムと合弁会社を設立した。スマートグラスの需要が十分にあると判断したためで、中期的に市場投入する考えだ。すでにプロトタイプが完
畜産業向け分析機器大手フォス、ハンガリーにR&Dセンター設置
農畜産業向けの分析機器を手掛けるデンマークのフォス(Foss)がハンガリー南部のペーチに研究開発(R&D)センターを開設する。ハンガリーのシーヤールト外務貿易相が5日明らかにしたもので、投資額20億フォリント(640万ユ
ハンガリー、産業用ロボットが13%増加
国際ロボット連盟(IFR)が先ごろ発表した最新レポートによると、ハンガリーの2016年の産業用ロボットの利用台数は前年比で13%増加した。11年から16年にかけての平均増加率は年率18%だった。IFRでは今後も同様のペー
企業のデジタル化評価は肯定的、売上増44%に 雇用は縮小
ドイツ商工会議所連合会(DIHK)は19日、デジタル化に関する企業アンケート調査の結果を発表した。デジタル化の進展で「売上が増加する」などの肯定評価が多かった一方で、支出増など負担の拡大やセキュリティリスク、標準の欠如と
スイス機械部品ファインツール、チェコ北部に車部品工場
機械部品などを製造するスイスのファインツールは先ごろ、チェコ北西部のモストで自動車部品工場を着工したことを明らかにした。チェコの投資促進機関チェコインベストによると、投資額は12億6,000万コルナ(4,900万ユーロ)
ITハードウエア開発 スロベニア
同名の小型環境センサーを開発・販売する。自宅や職場に設置し、室内の温度や湿度、気圧をはじめ、空気の質、照明や騒音、振動を常時計測する。睡眠中の身体の状態をモニタリングする機能も持つ。計測結果はアプリを通じてスマートフォン