企業景況感が悪化、与党の対立は今後の懸念材料に
Ifo経済研究所が25日発表した6月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は前月を0.5ポイント下回る101.8となり、2カ月ぶりに悪化した。米トランプ政権の保護主義政策に起因する通商摩擦と世界経済の減速が反映され […]
Ifo経済研究所が25日発表した6月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は前月を0.5ポイント下回る101.8となり、2カ月ぶりに悪化した。米トランプ政権の保護主義政策に起因する通商摩擦と世界経済の減速が反映され […]
トルコで24日行われた大統領・議会選挙は、現職のエルドアン候補(64)が再選を決めるとともに、与党・公正発展党(AKP)と極右の民族主義者行動党(MHP)の選挙連合が過半数議席を確保した。これにより、エルドアン氏の進める
ドイツ連邦議会(下院)で共同会派を組む保守系与党のキリスト教民主同盟(CDU)とキリスト教社会同盟(CSU)が難民政策をめぐって抜き差しならない対立へと陥っている。外交を通した難民問題の解決を目指すアンゲラ・メルケル首相
ドイツのメルケル首相(キリスト教民主・社会同盟=CDU/CSU)は3日発行の日曜版『フランクフルター・アルゲマイネ(FAS)』紙掲載のインタビューで、欧州連合(EU)の改革に向けた考えを表明した。仏マクロン大統領のEU改
スロベニアで3日に実施された議会選挙(定数90)で、ヤネス・ヤンシャ元首相(59)率いる中道右派の民主党(SDS)が第1党となった。主な争点となった難民問題で強硬姿勢を打ち出して支持を集めた。ハンガリー、オーストリア、イ
イタリアで1日、首相に指名された大学教授のジュセッペ・コンテ氏が就任宣誓を行い、同氏を擁立したポピュリズム(大衆迎合主義)政党「五つ星運動」と右派政党「同盟」によるEU懐疑派の連立政権が発足した。新内閣は10日以内に議会
トルコ中央銀行は23日、政策金利のうち事実上の上限金利と位置付ける後期流動性貸出金利を3ポイント引き上げ、16.5%に設定した。中銀は先月25日に同金利を0.75ポイント引き上げたばかり。エルドアン大統領が金融政策への介
独社会民主党(SPD)は22日の臨時党大会で、アンドレア・ナーレス院内総務を新党首に選出した。女性が同党の党首となるのは155年の歴史のなかで初めて。長期低迷する党勢の回復という困難な課題に取り組むことになる。ただ、党内
トルコのエルドアン大統領は18日、来年11月に予定されていた総選挙と大統領選挙を今年6月24日に前倒しすると発表した。好調な経済の足元で進む通貨リラ安や、シリア内戦などの難局に直面する中、自身の権限と政権基盤を早期に強化
モンテネグロで15日行われた大統領選挙は、親欧米路線を掲げる民主社会党(DPS)のミロ・ジュカノビッチ候補(前首相)が圧勝し、大統領就任を決めた。これにより、ロシアと緊密な関係を維持しながら欧州連合(EU)加盟を目指すモ
ハンガリーで8日行われた議会選挙(定数:199)は、右派の与党・フィデスが圧勝し、オルバン首相の3期目続投が決まった。好景気と低失業率に加え、与党寄りの報道が特に地方部で効果を発揮したもようだ。「非リベラル民主主義」を標
スロバキア議会(定数150)は26日、中道左派「スメルSD」のペーテル・ペレグリニ前副首相(42)を首班とする新内閣の信任案を賛成81票、反対61票で可決した(欠席2、棄権6)。先月のジャーナリスト射殺事件を機に盛り上が
ロシアで18日行われた大統領選挙で、現職のウラジーミル・プーチン大統領(統一ロシア)が76.7%を得票して再選を決めた。通算で4期目となり、6年間の任期を満了すると24年の長期政権となる。スターリンを除くとソ連建国以来で
スロベニアのツェラル首相は20日、国民議会(下院)に辞表を提出した。最高裁判所の14日判決で、大型鉄道プロジェクトの是非を問う国民投票のやり直しが決まったことを受けたものだ。6月10日に予定されていた議会選挙は、5月後半
スロバキアのロベルト・フィツォ首相が15日に辞任した。ジャーナリストの殺害事件をめぐり政権批判が高まっていることから、責任を取った格好だ。キスカ大統領は同日、ペレグリニ副首相を新首相に任命し、組閣を要請した。ただ、野党や
鉄鋼とアルミニウムに対する輸入関税を免除する見返りとして同盟国に軍事費の引き上げを求める米トランプ大統領の要求を、ドイツ政府は拒否する考えだ。安全保障を根拠とする関税引き上げを容認すれば、保護主義の動きが止めどなく加速し
独中道左派の社会民主党(SPD)は4日、中道右派のキリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)との連立政権樹立の是非を問う党員投票で66.02%が賛成票を投じたと発表した。CDU/CSUはすでに承認手続きを完了しており、第
市場調査大手のGfKが2月28日発表したドイツ消費者景況感指数の3月向け予測値は2月の確定値(11.0)を0.2ポイント下回る10.8となり、3カ月ぶりに悪化した。二大政党のキリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)と社
EUは23日、英国を除く27カ国による非公式の首脳会議を開き、英離脱後の欧州議会の改革案などについて協議した。73議席を割り当てられている英国の離脱後は、現在751の定数を46減らして705議席とし、残り27議席を人口に
欧州委員会のユンケル委員長は14日、自身の後任となる次期欧州委員長の選出方法について、欧州議会の最大会派が推す候補者が委員長に就任する「Spitzenkandidat(ドイツ語で首位の候補者)」と呼ばれる仕組みを維持すべ
ドイツ連邦議会の二大会派であるキリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)と社会民主党(SPD)の3党は7日、政権協定を締結した。3党は今後、同協定の承認手続きを党内で実施する。順調に行けば3月前半に次期政権が成立する見通
欧州議会は7日の本会議で、英国のEU離脱に伴う欧州議会の議席配分案を賛成多数で可決した。73議席を割り当てられている英国の離脱後は、現在751の定数を46減らして705議席とし、残り27議席を人口に比べて議席数の少ないフ
チェコで26、27の両日に行われた大統領選挙の決選投票は、欧州連合(EU)懐疑派で現職のミロシュ・ゼマン候補(73)が51.4%を得票し、親EUを訴えたチェコ科学アカデミー前総裁のイージー・ドラホシュ候補(68)を破って
独連邦議会(下院)の二大会派であるキリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)と社会民主党(SPD)は26日に政権交渉を開始した。9月の選挙からすでに4カ月が経過し政治の空白が長期化していることから、18部会に分かれた協議
独中道左派の大政党・社会民主党(SPD)は21日にボンで党大会を開催し、連邦議会(下院)の最大会派であるキリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)との政権樹立に向け本交渉を開始することを賛成多数で決議した。ドイツでは昨年
独連邦議会(下院)の二大会派であるキリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)と社会民主党(SPD)は12日、政権交渉を開始することで合意したと発表した。5日間に及ぶ予備交渉で政策の大枠合意が成立したため。SPDの21日の
チェコで12、13の両日に実施された大統領選挙で、現職のミロシュ・ゼマン候補(73)が38.6%の最多票を得たものの当選要件の過半数に満たず、26、27日に決選投票が行われることになった。26.6%を得票して2位となった
中道左派の独2位政党・社会民主党(SPD)は15日の役員会で、中道右派の第一党であるキリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)と次期政権に関する予備交渉を行うことを決議した。マルティン・シュルツ党首は役員会後の記者会見で
独2位政党の社会民主党(SPD)は7日の党大会で、第一党のキリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)と今後の協力の可能性について協議することを決議した。マルティン・シュルツ党首は二大政党である両党が再び大連立政権を組みこ
チェコのゼマン大統領は6日、中道右派の大衆迎合主義(ポピュリスト)政党「不満を抱く市民の運動(ANO)」を率いるアンドレイ・バビシュ前財務相(63)を次期首相に任命した。しかし同党は議会で単独過半数を得ておらず、まずは新
9月の独連邦議会(下院)選挙を受けてキリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)と緑の党、自由民主党(FDP)の3会派4党が進めてきた政権樹立の予備交渉が19日夜に決裂した。FDPが交渉打ち切りを表明したためだ。次期政権を
政府の経済諮問委員会(通称:5賢人委員会)は8日、メルケル首相に提出した秋季経済予測で、堅調な経済が続く現在を政策見直しの好機と捉え、将来の課題への対策に取り組むよう提言した。「母親年金」や「63歳年金」など社会保障を重
スロベニアで12日実施された大統領選挙の決選投票で、現職のパホル大統領(54)が52.9%を得票して再選が決まった。しかし、対抗するシャレツ候補(39)も47.1%と健闘し、来年7月の議会選に出馬する可能性が出てきた。
中欧の地域協力機構である「ヴィシェグラード・グループ」の加盟4カ国がドイツ最大の貿易相手となっている。これらの国はドイツに近いうえ、質の高い労働力を低コストで利用できることから、ソ連を中心とする共産圏が崩壊した1990年
チェコで20、21日実施された下院選挙(定数:200)は、富豪のアンドレイ・バビシュ前財務相(63)率いるポピュリスト政党「不満を抱く市民の運動(ANO)」が29.6%の得票を確保し、他党に大差をつけて勝利した。改選前の
ドイツ機械工業連盟(VDMA)が9月28日発表した独業界の8月の新規受注高は前年同月比で実質10%増加した。国外が15%拡大。ユーロ圏(ドイツを除く)は23%の伸びを記録した。ユーロ圏外は13%増だった。 国内受注は1%
EUは9月29日、エストニアの首都タリンで非公式首脳会合を開き、英国のEU離脱やポピュリズムの広がりに対抗するためのEU改革について協議した。加盟国はフランスのマクロン大統領が提唱する軍事、治安、財政面でEUの統合進化を
ドイツの連邦議会(下院)選挙が24日実施され、即日開票の結果、2大政党である与党のキリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)と社会民主党(SPD)がともに得票率を大幅に落とし、移民排斥を掲げる新興極右「ドイツのための選択
独ティッセンクルップが鉄鋼事業を印タタ製鉄と統合する方向で交渉していることをドイツのジグマール・ガブリエル外相(社会民主党=SPD)がけん制した。同外相は25日、鉄鋼各社の従業員代表や金属労組IGメタル幹部と会談。その後
独北部ニーダーザクセン州のシュテファン・ヴァイル首相(社会民主党=SPD)は4日、州議会を早期に解散し選挙を前倒しする考えを表明した。同州の連立与党であるSPDと緑の党が議員の離党により過半数議席を喪失したためで、来年1
英国の先の総選挙で惨敗し、下院で過半数を割り込んだメイ首相率いる保守党は6月26日、北アイルランドの地域政党、民主統一党(DUP)と閣外協力で合意した。これで保守党は少数与党となりながらも、DUPと合わせて下院で過半数を
ルーマニア議会は21日、グリンデアヌ内閣に対する不信任案を賛成241で可決した。同不信任案は与党・社会民主党(PSD)と自由民主同盟(ALDE)の所属議員223人が提示したもので、PSDのリヴィウ・ドラグネア党首が予告し
アルバニアで25日行われた議会選挙(定数140)で、エディ・ラマ首相(52)が率いる社会党(PS)が単独過半数を確保して勝利した。2期目となるラマ首相は、新内閣の課題として◇汚職撲滅に向けた改革の推進◇麻薬密売対策の強化
ルーマニア議会は21日、グリンデアヌ内閣に対する不信任案を賛成241で可決した。同不信任案は与党・社会民主党(PSD)と自由民主同盟(ALDE)の所属議員223人が提示したもので、PSDのリヴィウ・ドラグネア党首が予告し
欧州委員会と英政府は15日、英国のEU離脱に向けた交渉を19日に開始すると発表した。英国では与党・保守党が下院選挙で過半数を割り込み、政局が混迷していることから、離脱交渉開始が遅れる可能性が指摘されていたが、予定通り開始
英国で8日に実施された下院総選挙で、メイ首相率いる与党・保守党は第1党の座を維持したものの、議席を減らして過半数を割り込んだ。メイ首相はEUとの離脱交渉開始を前に国民の信任を取り付け、強い立場で交渉に臨むため、前倒しの総
政治的混乱の続くマケドニアで5月31日、社会民主同盟(SDMS)他2党から成る連立内閣が議会の承認を受けて発足した。前政権の汚職・職権乱用疑惑の発覚から2年、議会選挙から約6カ月を経て、ようやく成立したもので、政情安定化
Ifo経済研究所が23日発表した5月のドイツ企業景況感指数(2005年=100)は前月を1.6ポイント上回る114.6となり、調査を開始した1991年1月以降の最高を記録した。フランス大統領選挙で新欧州連合(EU)を鮮明
デュッセルドルフを州都とする独西部のノルトライン・ヴェストファーレン州で14日、州議会選挙が行われ、同州の最大与党・社会民主党(SPD)は得票率を大幅に落とし、中道右派の大政党・キリスト教民主同盟(CDU)に大敗した。S
ドイツ北部のシュレスヴィヒ・ホルシュタイン州で7日、州議会選挙が実施され、即日開票の結果、最大与党の社会民主党(SPD)は得票率を大きく落とし、同州で野党に転落する公算が高まった。SPDは3月のザールラント州議選でも中道