新薬価格決定制度で治療の選択肢が減少=業界団体
研究開発型製薬工業会(VfA)は12日、医療費を抑制する目的で2011年1月に施行された「特許薬の価格取り決めに関する法令(AMNOG)」のしわ寄せで、ドイツ市場での特許薬(新薬)販売を停止する製薬会社が増えていると批判 […]
研究開発型製薬工業会(VfA)は12日、医療費を抑制する目的で2011年1月に施行された「特許薬の価格取り決めに関する法令(AMNOG)」のしわ寄せで、ドイツ市場での特許薬(新薬)販売を停止する製薬会社が増えていると批判 […]
武田薬品工業は11月30日、独ジンゲンの生産拠点にデング熱ワクチンの製造設備を新設すると発表した。同社が開発中の「4価弱毒生デング熱ワクチン(TAK-003)」で治験の最終段階に当たる臨床第3相試験が始まったことから、販
製薬・化学大手の独メルクが事業拠点を統廃合する計画だ。米試薬大手シグマ・アルドリッチの買収に伴う措置で、少なくとも5拠点を閉鎖する。メルクへの取材などをもとに『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が28日付で報じた。 メル
スイスのバイオ医薬品大手アクテリオン・ファーマシューティカルズ(アルシュヴィル)を製薬・医療機器大手の米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が買収する方向で動いている。ブルームバーグ通信が報じ両社が追認した
家畜の腸内環境を改善する飼料用プロバイオティクス製品を特殊化学大手の独エボニック(エッセン)が今月中旬にハノーバーで開催された酪農用製品見本市「ユーロティア2016」に出展した。食の安全に対する消費者の意識の高まりを受け
製薬・化学大手の独メルク(ダルムシュタット)は15日の決算発表で2016年12月期の営業利益(EBITDA、特別要因を除く)見通しを引き上げた。製薬部門で中止となった研究プロジェクトの引当金およそ4,000万ユーロを取り
新薬メーカーの独メルツ(フランクフルト)は18日の決算発表で、従業員の約1割に当たる250~300人を削減することを明にした。主力製品の特許切れと新製品の開発の失敗を背景に業績悪化が続いているため。同社は2年前にも100
スイスの製薬大手ノバルティス(バーゼル)は21日、米同業セレクシス・ファーマシューティカルズを、同社が開発中の血管閉塞治療「SelG1」を含めて買収したと発表した。取引総額は一時金や開発の進捗に応じて支払うマイルストーン
ドイツ連邦統計局が16日発表した国内鉱工業界の2015年の設備投資額は前年比3.5%増の598億ユーロとなり、08年に記録した過去最高(600億ユーロ)に大きく近づいた。伸び率が最も大きかった業界はゴム・樹脂製品で16.
スイス製薬大手のノバルティスが眼科部門アルコンの放出を視野に入れ始めた。イェルク・ラインハルト社長が現地紙に明らかにしたもので、売却を含むあらゆる選択肢を検討する意向だ。 ノバルティスは2008年から15年にかけて、食品
独化学工業会(VCI)は14日、同国の化学・製薬産業を支援するために政府は研究開発費の税優遇措置などを導入すべきだと要求した。世界的に競争が厳しさを増していることを受けたもので、技術革新を促進する体制の構築が必要だとして
製薬・化学大手の独メルク(ダルムシュタット)は4日、上海北部の南通市で医薬品工場の竣工式を行った。中国需要の拡大を見据えた措置。これまでは同国に医薬品を輸出してきたが、今後は現地での生産に乗り出す。 メルクは2013年、
独化学工業会(VCI)は2日、独業界(製薬を含む)の今年の売上高を従来予測の「前年比1.5%減の1,860億ユーロ」から「同3%減の1,830億ユーロ」へと引き下げた。下方修正は3月、5月、7月に次いで4度目。出荷価格が
化学大手の独BASFは10月27日の決算発表で、2016年12月期の営業利益(EBIT、特別要因を除く)見通しを据え置いた。ルートヴィヒスハーフェン本社工場で17日に起きた爆発・火災事故で利益が圧迫されるものの、「前期実
ライフサイエンス大手の独バイエル(レバークーゼン)が10月26日発表した2016年7-9月期(第3四半期)決算の営業利益(EBITDA、特別要因を除く)は26億8,200万ユーロとなり、前年同期比で6.0%増加した。主力
アステラス製薬は10月28日、ドイツのバイオ医薬品開発企業ガニメド・ファーマシューティカルズを株主から完全買収することで合意したと発表した。中核事業のがん治療薬分野で開発パイプラインを拡充する。数週間以内の買収手続き完了
製薬大手の独メルクがバイオシミラー(バイオ医薬品の後続品)事業の売却に向けて動き出したとの観測が浮上している。ロイター通信が消息筋の情報として10月28日に報じたもので、米投資銀行JPモルガン・チェースに売却先候補の模索
欧州連合(EU)の欧州委員会は10月28日、中国化学大手の中国化工集団(ケムチャイナ)がスイスの農薬・種子大手シンジェンタを買収する計画について、EU競争法に基づく本格調査を開始したと発表した。両社の取引を認めた場合、欧
欧州委員会は28日、中国化学大手の中国化工集団(ケムチャイナ)がスイスの農薬・種子大手シンジェンタを買収する計画について、EU競争法に基づく本格調査を開始したと発表した。両社の取引を認めた場合、欧州の農薬市場で寡占化が加
独バイオ企業サイトトゥールズ(ダルムシュタット)は21日、主力医薬品「デルマプロ(Dermapro)」の治験をやり直すことを明らかにした。同薬の製造委託先企業の不手際が原因となり治験の最終段階で薬効を確認できなったため。
ハンガリーの製薬最大手リヒター・ゲデオンは19日、同業の日韓合弁企業DMビオのバイオシミラー(バイオ後続品)である抗がん剤「トラスツズマブ」の技術移転及びライセンス契約を結んだと発表した。同剤の開発継続と商業化を行うとと
ドイツ政府は12日の閣議で、医薬品供給強化法案を了承した。画期的な新薬の開発意欲を削がないようにするとともに、健康保険の薬剤費支出を抑制することが狙い。連邦議会(下院)の決議を経て来年から施行される見通しだ。 医薬品市場
製薬・化学大手の独メルク(ダルムシュタット)は13日、今後市場に投入する新製品の売上高で2022年までに計40億ユーロを確保するとの目標を発表した。製薬部門で20億ユーロ、試薬などのライフサイエンスと液晶などのパフォーマ
ライフサイエンス大手の独バイエル(レバークーゼン)は13日、中国農業化学院(CAAS)と研究協力すると発表した。小麦の生産性を向上させ、世界の人口拡大に対応できるようにする狙い。生産性に関わる遺伝子とその相互作用を解明し
製薬大手の独ベーリンガー・インゲルハイムは5日、米国の動物用医薬品事業の一部を米同業イーライリリーに売却することで合意したと発表した。取引金額は8億8,500万ドル。ベーリンガーは仏サノフィの動物薬事業を取得する条件とし
ライフサイエンス大手の独バイエルは種子大手の米モンサントを計画通りに買収しても、遺伝子組み換え(GM)種子を欧州で販売しない考えだ。欧州ではGM作物に対する消費者と農家の拒否感が極めて強いためで、ヴェルナー・バウマン社長
特殊化学大手の独エボニックは6日、モノのインターネット(IoT)の業界団体である米「産業インターネット・コンソーシアム(IIC)」に加盟したと発表した。IICに化学企業が参加するのは同社が初めて。エボニックのデジタル戦略
欧州議会は6日の本会議で、EU域内における遺伝子組み換え(GM)作物の栽培およびGM作物を原材料とする製品の販売認可に反対する決議案5件を賛成多数で採択した。決議に法的拘束力はないが、認可の可否について欧州委員会が最終的
製薬大手の独バイエル(レバークーゼン)は21日、腎臓病治療薬の開発で独バイオ企業エボテックと提携したと発表した。提携期間は5年で、特に慢性腎臓疾患に焦点を当てる。両社は子宮内膜症の新薬開発でも提携しており、協力分野を拡大
ドイツの公的健康保険の薬剤費支出が昨年は前年比約4%増の369億ユーロとなり過去最高を更新したことが、地域別一般健保組合(AOK)の調査機関WIdOの最新レポートで分かった。後発医薬品に比べて高額な特許薬で上昇幅が大きい
製薬大手の独バイエルは21日、腎臓病治療薬の開発で独バイオ企業エボテックと提携したと発表した。提携期間は5年で、慢性腎臓疾患の治療薬を主な対象とする。両社は子宮内膜症の新薬開発でも提携しており、協力分野を拡大することにな
ライフサイエンス大手の独バイエル(レバークーゼン)は14日、農業化学大手の米モンサントを買収することで両社の経営陣が合意したと発表した。買収総額は最大660億ドル(約590億ユーロ)で、ドイツ企業の外資買収では過去最大と
ライフサイエンス大手の独バイエル(レバークーゼン)は20日、すべての事業部門で売上高と利益率が中期的に上昇するとの見通しを明らかにした。同社は農業化学大手の米モンサントを買収することで14日に合意。これを受け米スタンダー
独製薬・化学大手のバイエルは14日、農業化学大手の米モンサントを買収することで合意したと発表した。買収額は最大660億ドル(約590億ユーロ)で、ドイツ企業による外国企業買収では過去最大規模となる。 バイエルは株式公開買
独化学大手BASFの農業化学部門を統括するマルクス・ヘルト氏は6日、本社所在地ルートヴィヒスハーフェンでの記者会見で、「我々の成長にとって決定的に重要な要因は顧客志向と敏捷性だ」との見解を表明した。農業化学の世界6大メー
包装材大手の独ゲレスハイマー(デュッセルドルフ)は12日、同社と米チェイス・サイエンティフィック・グラスが実験用ガラス製品の合弁会社(キンブル・チェイス・ライフサイエンス・アンド・リサーチ・プロダクツ)を、投資会社デュラ
スイス製薬大手のロシュ(バーゼル)がビッグデータの活用に意欲を示している。セヴェリン・シュヴァン社長などが7日、フランクフルトの記者クラブで明らかにしたもので、同社長はこれまで紙のカルテに書かれていた患者のデータがデジタ
製薬大手の仏サノフィ(パリ)は12日、米IT大手アルファベットのライフサイエンス子会社ベリリー・ライフサイエンシズと糖尿病治療分野の合弁会社を設立すると発表した。糖尿病患者の数は世界的に拡大していることから、両社はそれぞ
AGC旭硝子は6日、バイオ医薬品製造受託業(CMO)大手の独バイオミーバを8月に完全子会社化したと発表した。ライフサイエンス分野の事業地域を拡大するとともに、提供サービスの拡充を進めていく。買収金額は明らかにしていない。
独化学工業会(VCI)が6日発表した2016年第2四半期(4~6月)の独業界売上高(製薬を含む)は前期比で1.6%減となり、4四半期連続で落ち込んだ。国内の製造業生産が低迷しているうえ、国外需要も低調なためで、前年同期比
独電気電子工業会(ZVEI)が8日発表した独業界の7月の新規受注高は前年同月比6.1%減と大きく落ち込んだ。生産高と売上高も減少幅が大きく、ZVEIのチーフエコノミストは「独電機業界の景気は勢いが弱まった」との見方を示し
米農業化学大手モンサントの買収に乗り出している独製薬・化学大手バイエルは6日、買収額を引き上げる用意があることを明らかにした。モンサントが同社による株式公開買い付け(TOB)を支持することを条件に、1株当たりの買い取り額
AGC旭硝子は6日、バイオ医薬品製造受託業(CMO)大手の独バイオミーバを8月に完全子会社化したと発表した。ライフサイエンス分野の事業地域を拡大するとともに、提供サービスの拡充を進めていく。買収金額は明らかにしていない。
製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は6日、米農業化学大手モンサントが同社による株式公開買い付け(TOB)を支持すれば1株当たりの買収提示額を従来の125ドルから127.50ドルに引き上げる考えを明らかにした。モ
米食品医薬品局(FDA)は8月30日、ノバルティスの後発医薬品子会社サンドが開発した炎症疾患治療用のバイオシミラー「エレルジ(Erelzi)」を承認したと発表した。同薬は米アムジェンの製品「エンブレル」の後続薬。サンドは
産業用バイオテクノロジー企業の独ブレーン(ツヴィンゲンベルク)は29日、天然甘味料・甘味増強剤の開発に向けて同社と子会社アナリティコン(AnalytiCon)、および植物由来の食品素材を製造する仏ロケット(Roquett
ドイツ連邦統計局が29日発表した今年第2四半期(4~6月)の協定賃金指数(特別手当を含む)は前年同期比0.9%増となり、上げ幅は前期(1~3月)の同2.1%から大きく縮小した。増加幅は少なくとも2011年第1四半期以降で
中国の大手化学メーカー中国化工集団(ケムチャイナ)がスイスの農業化学大手シンジェンタを買収する計画を、米国の対米外国投資委員会(CFIUS)が承認したことが、両社の22日の発表で分かった。CFIUSは米国への外国直接投資