化学

ロシア製ワクチン、スロバキアが承認

スロバキア政府は26日、ロシア製の新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」の使用を承認したと発表した。EU加盟国による同ワクチンの承認は、ハンガリーに次ぐ2カ国目となる。 ロシアの国立ガマレヤ研究所が開発し、2020 […]

ポーランド化学素材大手、米社の独ゴム事業買収

ポーランドの化学素材大手シントスは23日、米国の化学企業トリンセオからドイツの合成ゴム事業を買収することで合意したと発表した。買収額は4億9,100万ドル。競争当局の承認を経て来年中の取引完了を見込む。今回の買収でシント

シュコダ自、使用済みEVバッテリーを蓄電システムに再利用

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は27日、電気自動車(EV)の使用済みバッテリーを蓄電システムとして再利用することに取り組むと発表した。新システムは地元テクノロジー企業、IBGチェスコと共同

BASF―脱炭素化に向けエネルギー大手RWEと協業―

化学大手のBASFは21日、エネルギー大手のRWEから再生可能エネルギー電力の供給を受けることで基本合意したと発表した。BASFは生産の脱炭素化に取り組んでおり、化石燃料を再生エネなどに置き換えていく考えだ。同社のマルテ

ダイムラー・トラック―燃料電池トラックの試験開始―

独ダイムラーの商用車子会社ダイムラー・トラックは19日、水素燃料電池トラックの試験を開始したと発表した。今後は年内に公道走行、2023年に顧客による試験運用をスタート。27年から量産車の販売を行う計画だ。ダイムラー・トラ

ダイムラー・トラック―CATLとの電池協業拡大―

ダイムラーの商用車子会社ダイムラー・トラックは20日、中国電池大手の寧徳時代新能源科技(CATL)とのグローバル協業を拡大すると発表した。2024年から量産する電気トラック用のリチウムイオン電池をCATLから調達するほか

BASF―電池材料合弁を中国に設立―

化学大手のBASFは20日、リチウムイオン電池材料の有力企業である中国の寧波杉杉(Shanshan)と同国に合弁会社を設立することで合意したと発表した。欧州、中国を除くアジア、北米に続き中国市場にもアクセス。リチウムイオ

アグリテック・ソリューション開発 スロバキア

2018年設立のアグリテック企業。農家向けに微生物ベースの有機肥料を一貫生産できるソリューションを提供する。従来的な合成肥料を有機肥料に置き換えることで、土壌の改善や水利システムの浄化、温室効果ガス排出量の削減などにつな

トルコ、7月から廃プラ輸入を制限

トルコが7月3日以降、プラスチック廃棄物の輸入を大幅に制限する。欧州連合(EU)のごみが国内で違法投棄されている事実が明らかになったためで、昨年の輸入量の74%が禁止対象となる計算だ。 国際的な環境保護団体グリーンピース

BASF、電池材料合弁を中国に設立

化学大手のBASFは20日、リチウムイオン電池材料の有力企業である中国のニンボー・シャンシャン(寧波杉杉)と同国に合弁会社を設立することで合意したと発表した。欧州、中国を除くアジア、北米に続き、中国でもリチウムイオン電池

EU当局、ファイザー製ワクチンの保存条件緩和

EUの欧州医薬品庁(EMA)は17日、米製薬大手ファイザーと独バイオ企業ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルス用ワクチンの保存条件を緩和すると発表した。これまでは一般的な冷蔵温度での保存は最長5日間となっていたが、

ランクセス―業績予測引き上げ―

化学大手の独ランクセスは12日の決算発表で2021年12月期の業績予測を引き上げた。1-3月期決算が好調だったためで、営業利益(EBITDA、特別要因を除く)の予想レンジを従来の「9億~10億ユーロ」から「9億5,000

バイエル

ライフサイエンス大手の独バイエルが12日発表した1-3月期決算の営業利益(EBITDA、特別費を除く)は41億1,800万ユーロとなり、前年同期を6.2%下回った。為替差損が響いた格好で、売上高も4.0%減の123億2,

ロシア製ワクチン、バーレーンと現地生産で合意

ロシア直接投資基金(RDIF)は12日、国産の新型コロナワクチン「スプートニク V」のライセンス製造でバーレーン政府と基本合意した。アルサーティ駐モスクワ・バーレーン大使によると、同国内にロシアと共同で特別医療センターも

ドイツが炭素中立実現を前倒し、30年の排出削減目標は65%に

ドイツ政府は12日の閣議で、気候保護法(KSG)改正案を承認した。現行法を違憲とする連邦憲法裁判所の判断と、EUの温室効果ガス排出削減目標引き上げを踏まえたもので、カーボンニュートラル(気候中立)実現の時期を前倒しするほ

卸売物価が10年来の上げ幅に、4月は7.2%を記録

ドイツ連邦統計局が11日発表した4月の卸売物価指数は前年同月比7.2%増となり、2011年3月以来およそ10年ぶりの大きな上げ幅を記録した。同物価の上昇は3カ月連続。2月は2.3%、3月は4.4%だった。 物価を最も強く

エボニック―利益見通し引き上げ―

特殊化学大手の独エボニックは6日の決算発表で2021年12月期の業績見通しを引き上げた。1-3月期決算が好調だったためで、営業利益(EBITDA、調整済み)の予測レンジを従来の「20億~23億ユーロ」から「21億~23億

車両電動化による雇用減、定年退職を大幅に上回る規模に

内燃機関車から電動車への需要の移行に伴い自動車業界で不要となる雇用規模は定年退職による就労者の自然減を大幅に上回る――。Ifo経済研究所は独自動車工業会(VDA)から受託して実施した調査でこのような結論を導きだした。エン

排ガスからアルコール製造、BASFなどが成功

化学大手の独BASFは11日、バイオ技術の米ランザテックと共同で排ガスからアルコールを製造することに成功したと発表した。炭素リサイクルの促進と炭素中立の実現に寄与するとしている。 鉄鋼などの生産施設では大量のガスが排出さ

ポーランドのPKNオルレン、水素ステーションを設置へ

ポーランド石油最大手の国営PKNオルレンは4日、国内初の乗用車・バス用水素ステーションの運営委託先の選定手続きに入ったことを明らかにした。まず公共交通の排出ゼロに取り組む国内西部のポズナンと南部のカトヴィツェにステーショ

デンマーク、J&J製ワクチンの接種を中止

デンマーク政府は3日、米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製の新型コロナウイルスワクチンの接種を中止すると発表した。接種後に血栓が生じる事例が確認されていることから、国内での接種プログランから同ワクチンを

EUがファイザー連合とワクチン追加調達で合意、最大18億回分

欧州委員会は8日、米製薬大手ファイザーと独バイオ企業ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルス用ワクチンについて、EUが追加で最大18億回分の供給を受けることで合意したと発表した。すでに約6億5,000万回分を調達する

ポーランドのPKNオルレン、水素ステーションを設置へ

ポーランド石油最大手の国営PKNオルレンは4日、国内初の乗用車・バス用水素ステーションの運営委託先の選定手続きに入ったことを明らかにした。まず公共交通の排出ゼロに取り組む国内西部のポズナンと南部のカトヴィツェにステーショ

ワクチンの特許放棄、EUは後ろ向き

EUは7~8日開いた首脳会議で、新型コロナウイルスワクチンの特許権の一時的な放棄について協議し、ワクチンの普及を進める上で短期的な解決策にはならないとの結論に達した。米バイデン政権は特許放棄に前向きだが、EUはワクチンの

EUがコロナ治療薬の開発促進強化、年内の5種承認を目指す

欧州委員会は6日、EU加盟国が連携して新型コロナウイルス感染症の治療薬の開発を促進し、共同調達する戦略を発表した。ワクチンによる感染予防だけではコロナ禍を終息できないとして、レムデシビルに次ぐ新たな治療薬の開発を支援し、

ハンガリー初の水素ステーション、独リンデが開設

独産業ガス大手のリンデは4月29日、ハンガリーのブダペストに同国初の水素ステーションを開設した。これに合わせてトヨタの燃料電池車(FCV)「ミライ」の第2世代モデルの国内初試乗が行われたほか、水素を燃料とするフォークリフ

米P&G、ルーマニアに洗濯洗剤工場を開設

米消費財大手プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は4月26日、ルーマニア南部のプラホバ県プロイエシュティに洗濯洗剤の工場を開設した。「アリエール」ブランドの洗濯用固形洗剤を生産し、欧州諸国に輸出する。投資額は明らかに

宇部興産、イスタンブールに駐在員事務所を開設

宇部興産は4月28日、ドイツ子会社UBEヨーロッパ(UEG)を通じて、トルコのイスタンブールに駐在員事務所を開設したと発表した。新興国など成長市場に照準を定めて事業拡大を図るグループ戦略の一環だ。宇部興産が化学事業で中東

ハンガリー、「新型コロナ免疫証」の相互承認で4カ国と合意

ハンガリー政府がスロベニア、バーレーン、セルビア、モンテネグロの4カ国と、新型コロナ免疫保有証明書(免疫証)の有効性を相互に認める二国間合意をそれぞれ結んだ。欧州連合(EU)が域内共通のワクチン接種証明書(ワクチン証)の

BMW―全個体電池の米社に出資―

高級乗用車大手の独BMWは3日、全個体電池を開発する米スタートアップ企業ソリッドパワーが行う資金調達に応じることで合意したと発表した。ソリッドパワーの製品開発を加速させ、全個体電池搭載の新モデルを2020年代半ばに市場投

BASF―ユミコアとクロスライセンス、電池正極材で―

化学大手の独BASFは4日、ベルギーの非鉄金属大手ユミコアと電池正極材の分野でクロスライセンス契約を締結したと発表した。リチウムイオン電池正極材の開発を加速するとともに、電池メーカーなど顧客の知財権侵害訴訟リスクを低減す

リンデ―ハンガリー初の水素ステーションを開設―

独産業ガス大手のリンデは4月29日、ハンガリーのブダペストに同国初の水素ステーションを開設した。これに合わせてトヨタの燃料電池車(FCV)「ミライ」の第2世代モデルの国内初試乗が行われたほか、水素を燃料とするフォークリフ

BASF―業績予測引き上げ、アジア太平洋がけん引―

化学大手の独BASFは4月29日の決算発表で2021年12月期の業績予測を引き上げた。1-3月期決算が好調だったうえ、世界経済の回復も加速しているためで、売上高を従来予測の「610億~640億ユーロ」から「680億ユーロ

電線原料不足が一段と深刻化

独電気電子工業会(ZVEI)は3日、欧州電線製造業界の原料不足がこれまで以上に深刻化しているとの声明を発表した。2月の時点では不足品がポリ塩化ビニル(PVC)に限られていたが、現在はポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(

3月小売売上11%増加、過去最大の伸びに

ドイツ連邦統計局が3日発表した3月の小売売上指数(2015年=100、暫定値)は物価調整後の実質で前年同月比11.0%増の123.0となり、統計を開始した1994年以降で最大の伸びを記録した。3月は店舗営業規制が緩和され

ハンガリー初の水素ステーション、独リンデが開設

独産業ガス大手のリンデは4月29日、ハンガリーのブダペストに同国初の水素ステーションを開設した。これに合わせてトヨタの燃料電池車(FCV)「ミライ」の第2世代モデルの国内初試乗が行われたほか、水素を燃料とするフォークリフ

米P&G、ルーマニアに洗濯洗剤工場を開設

米消費財大手プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は4月26日、ルーマニア南部のプラホバ県プロイエシュティに洗濯洗剤の工場を開設した。「アリエール」ブランドの洗濯用固形洗剤を生産し、欧州諸国に輸出する。投資額は明らかに

宇部興産、イスタンブールに駐在員事務所を開設

宇部興産は4月28日、ドイツ子会社UBEヨーロッパ(UEG)を通じて、トルコのイスタンブールに駐在員事務所を開設したと発表した。新興国など成長市場に照準を定めて事業拡大を図るグループ戦略の一環だ。宇部興産が化学事業で中東

SMS―子会社ポールワースを完全傘下に、脱炭素に向け―

鉄鋼プラント大手の独SMSグループは21日、ルクセンブルク子会社ポールワース(Paul Wurth)の資本40.8%をルクセンブルク政府と同政府系金融機関から取得し完全傘下に収めると発表した。脱炭素とリサイクル分野で両社

上部へスクロール