バイオ医薬品のEU認可件数、昨年は65%増加 独売上12%増の114億ユーロでシェア27%強に
研究開発型製薬工業会(vfa)が6月25日発表した『バイオテック・レポート2019』によると、欧州連合(EU)で昨年認可されたバイオ医薬品の数は38件に上り、前年(23件)を65%上回った。特許薬(新薬)の増加幅が特に大 […]
研究開発型製薬工業会(vfa)が6月25日発表した『バイオテック・レポート2019』によると、欧州連合(EU)で昨年認可されたバイオ医薬品の数は38件に上り、前年(23件)を65%上回った。特許薬(新薬)の増加幅が特に大 […]
欧州復興開発銀行(EBRD)は6月24日、ポーランドの医薬品流通最大手ペリオン(Pelion)に2億ズロチ(4,700万ユーロ)を融資すると発表した。同社への支援を通じ、ポーランドにおける医薬品購入の利便を向上させる狙い
化学兵器として利用できる物質を独化学商社ブレンタークがシリアに輸出していたことが『南ドイツ新聞』などの報道で明らかになった。同社は輸出の事実を認めているものの、違法性はないと主張している。ベルギーの検察当局はシリアに輸出
クラレは6月27日、チェコ東部のホレショフ・ヴェシェトゥリにあるPVB(ポリビニルブラチール)フィルムの生産拠点で、合わせガラス用アイオノマー樹脂製中間膜「セントリグラス」の本格生産を7月から開始すると発表した。欧州・中
川崎重工業は6月28日、トルクメニスタンの国営公社トルクメンガス向けに首都アシガバードの北郊で建設してきたエネルギープラントが完成したと発表した。同プラントは天然ガスを原料にガソリンを製造(ガス・ツー・ガソリン=GTG)
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は6月27日、組織再編計画を発表した。昨秋に打ち出したコスト削減計画の一環で、顧客に直接、関係する各地の子会社やサービスユニットの権限を強化するとともに本社機能を削減。事業
西南ドイツのバート・クロイツナハで6月30日午後3時半に気温が39.3度に達し、同月のドイツ最高を記録した。26日に独東部のコッシェンで記録した6月最高(38.6度)をわずか4日で更新しており、今年6月の猛暑ぶりがうかが
化学大手の独BASFは6月27日、組織再編計画を発表した。昨秋に打ち出したコスト削減計画の一環で、顧客に直接関係する各地の子会社やサービスユニットの権限を強化する一方で本社機能を縮小し、事業プロセスを簡素化して収益力を高
クラレは27日、チェコ東部のホレショフ・ヴェシェトゥリにあるPVB(ポリビニルブラチール)フィルムの生産拠点で、合わせガラス用アイオノマー樹脂製中間膜「セントリグラス」の本格生産を7月から開始すると発表した。欧州・中東・
商用車大手のボルボ(スウェーデン)は18日、人工知能(AI)半導体大手の米エヌビディアとトラックなどの自動運転システムを共同開発することで合意したと発表した。エヌビディアの自動運転に対応するAI搭載コンピューター技術やソ
独化学労組IG BCEは18日、9月に始まる次期労使交渉に向けた執行部案を発表した。被用者一人ひとりに「将来口座」という企業負担の貯蓄口座を付与したうえで、被用者が自由に使えるようにすることが柱。この要求を交渉の最重要項
特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は18日、飼料添加剤として用いられる必須アミノ酸「メットアミノ(DL-メチオニン)」の生産施設をシンガポールに開設した。アジア需要の拡大に対応する狙いで、同国2カ所目のDL-メチオニ
ドイツ機械工業連盟(VDMA)は19日、同国の食品・包装機械業界の2018年の売上高が過去最高の約152億ユーロに達したと発表した。前年比の増加幅は8%と大きく、10年来の高水準を記録している。 部門別でみると、包装機械
製薬大手の仏サノフィ(パリ)が糖尿病治療の研究開発(R&D)を行う独フランクフルトの拠点で人員削減を実施する。主力製品「ランタス」の売り上げが急速に落ち込んでいるほか、R&Dの軸足を収益力の高いがん治
機械大手の独GEA(デュッセルドルフ)は24日、組織再編計画を発表した。既存の事業部門をおおむね維持しながらも、各部門に最高経営責任者(CEO)などからなる取締役会を設置して権限を強化するとともに責任を明確化。収益力を高
農薬大手の独バイエル(レバークーゼン)は24日、英スタートアップ企業アルファバイオが開発した生物由来の殺虫剤「プリッパー」の販売権を取得することで合意したと発表した。バイエル製農薬の投入に伴う環境負荷を2030年までに3
ベラルーシがウズベキスタンとの製造業分野での提携を希望している。18日に開かれた両国政府間委員会でドヴォルニク副首相は、自動車・機械生産における大型プロジェクトを共同で実施することを提案した。一方、ベラルーシの関心がある
韓国の化学メーカー、フソン・グループがポーランド南部のケンジェジン・コジレに、リチウムイオン電池用電解液の主成分である六フッ化リン酸リチウム(LIPF6)の工場を開設する。投資額は4億ズロチ(9,400万ユーロ)。来年末
ポーランド国営郵便(ポチュタ・ポルスカ)が、保有車両の更新を進めている。二酸化炭素(CO2)や有害物質の排出量を削減する目的で、現在、液化天然ガス(LNG)を燃料とするトラックの運行試験を実施中だ。 運行試験ではスカニア
化学大手の独BASFはこのほど、ポーランド南西部シロダ・シロンスカにある自動車排ガス触媒工場の拡張工事を完了した。面積1万4,000平方メートルの生産棟を新設して2本の生産ラインを導入し、全体で8本に拡大した。また、同社
商用車大手のボルボ(スウェーデン)は18日、人工知能(AI)半導体大手の米エヌビディアとトラックなどの自動運転システムを共同開発することで合意したと発表した。エヌビディアの自動運転に対応するAI搭載コンピュータ技術やソフ
特殊化学大手の独エボニックは18日、飼料添加剤として用いられる必須アミノ酸「メットアミノ(DL-メチオニン)」の生産施設をシンガポールに開設した。アジアでの需要拡大に対応するもので、同国2カ所目のDL-メチオニン工場とな
独軍需・自動車部品大手のラインメタルは14日、自動車部門のラインメタル・オートモーティブが子会社のピーアブルクを通して、中国の大手トラックメーカーから大型受注を獲得したと発表した。中国・江蘇省菎山市にある同社工場から排気
独ディスカウントスーパー大手のアルディ・ズードとアルディ・ノルトは11日、量り売り野菜・果物用の包装材を今夏から有料にする計画を発表した。小売店が顧客に無料で提供する樹脂袋が深刻な海洋汚染を引き起こしていることを踏まえた
次世代移動通信規格5Gの周波数帯割り当て入札が12日、終了し、ドイツは高速で遅延性の低い通信の実現に向けた一歩を踏み出した。今後は落札各社が速やかに通信網を構築することが課題となる。5Gは工場の機器がネットワークでつなが
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は13日、塗料分野で人員削減を行うと発表した。自動車業界からの需要が低迷しているため。同社は昨年末に大幅に落ち込んだ中国自動車業界からの引き合いが今年はやや回復すると予想し
ライフサイエンス大手の独バイエルは(レバークーゼン)14日、新たな「除草方法」の研究・開発に今後10年で約50億ユーロを投資すると発表した。同社製除草剤「グリホサート」の発がん性を認める判決が米国で下されるなど同剤の先行
中国化工集団(ケムチャイナ)傘下のスイス農薬大手シンジェンタが、ロシアのリペツク特別経済地区(SEZ)に工場を新設する。同国向け製品の現地生産比率を高める狙い。投資額は16億ルーブル(2,180万ユーロ)。今年10~11
韓国・ネクセンタイヤのチェコ生産事業が難しい判断を迫られている。欧州のタイヤ需要が縮小するなか、計画通りに生産を拡大すれば製品を売り切れないリスクがある。一方で、生産計画を下方修正すれば、巨額の投資を回収する財務計画にひ
セルビアの複合企業MKグループは17日、同国北部のヴルバスにおけるバイオガス発電所の建設に810万ユーロを投じると発表した。グループ企業から出る有機系廃棄物を発電に活用する。今年9月の着工、来年2月の稼働を目指す。 発電
ベラルーシとオーストリアの政府代表が14日、ミンスクで科学技術提携に向けた相互協定に調印した。両国合同委員会を発足させ、重要分野における基礎・応用プロジェクトのコンテストなどを実施する方針だ。研究開発(R&D)
スウェーデンのゴム・自動車部品大手トレルボルグのシーリングソリューションズ事業部門(TSS)は先ごろ、ブルガリア西部ペルニクにある工場の拡張工事を完了した。液状シリコーンゴム(LSR)の生産能力増強が目的で。面積1,00
ロシアの化学・肥料メーカーのエブロヒム(EuroChem)はこのほど、レニングラード州キンギセップに新工場を開設したことを明らかにした。アンモニアを年間100万トン生産する予定で、投資額は10億ドル。建設に当たってはイタ
プラスチック製精密部品メーカーの三光合成(本社:富山)は7日、チェコ法人を設立すると発表した。プラスチック成型品の製造と販売、プラスチック成型用金型の販売を行う。同社はこれまで欧州事業を英国の製造販売子会社を通じて展開し
日本ガイシは11日、同社の大容量電力貯蔵システム「NAS電池」の販売に関する提携契約を独化学大手BASFの子会社BASFニュー・ビジネスと締結したと発表した。BASFの世界的な販売網を通して同電池を販売していく。相互の営
製薬・化学大手の独バイエルは14日、新たな「除草方法」の研究開発(R&D)に今後10年で約50億ユーロを投資すると発表した。同社製除草剤「グリホサート」の発がん性を認める判決が米国で下されるなど、同剤の先行きに
独自動車部品大手のコンチネンタルは5日、米テキサス州ウバルデで乗用車用タイヤの試験センターを開所した。タイヤ部門の長期成長戦略「ビジョン2025」の一環で、約900万ユーロをかけて整備した。同社が南北両アメリカで生産する
仏タイヤ大手のミシュランは4日、米自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)と提携し、空気を入れないタイヤ「エアレスタイヤ」の乗用車への導入を進めると発表した。2024年の量産開始を目標に共同で研究開発を行う。 ミシュラン
半導体大手の独インフィニオンは2日、米同業サイプレス・セミコンダクターを買収することで合意したと発表した。成長部門の車載、IoT(モノのインターネット)向け半導体事業を強化する狙い。買収が実現すると、同社は世界の半導体市
日本ガイシは11日、同社の大容量電力貯蔵システム「NAS電池」の販売提携契約を独化学大手BASFの子会社BASFニュー・ビジネスと締結したと発表した。BASFの世界的な販売網を通して同電池を販売していく。相互の営業活動を
イタリアのプラスチック加工メーカー、オンダプラストはこのほど、セルビア北部のスボティツァで工場を開所した。現地法人「オンダプラスト・バルカン」のフォンターナ社長によると、当初は25人を雇用し、2年後を目途に50人に増員す
プラスチック製精密部品メーカーの三光合成(本社:富山)は7日、チェコ法人を設立すると発表した。プラスチック成型品の製造と販売、プラスチック成型用金型の販売を行う。同社はこれまで欧州事業を英国の製造販売子会社を通じて展開し
欧州復興開発銀行(EBRD)は3日、ウクライナの製薬会社ユリア・ファーム(Yuria Pharm)に最大2,500万ユーロを融資すると発表した。償還期間は6年。同社は調達資金を、廉価で少量でも購入できるガン治療薬の生産ラ
セルビアの製薬会社アベラファーム(AbelaPharm)は4日、米同業アルボーゲン(Alvogen)が同国北部のバリツェに持つ工場を取得したと発表した。取引額は明らかにしていない。同工場の医薬品生産能力は年産2,000万
ポーランドのバス製造大手ソラリスが新製品開発を順調に進めている。グディニャ市では今月初めから市内交通運営会社PKTグディニャと提携し、2連接・4軸トロリーバス「トロリーノ24」の試験運行を開始した。また、同社初の水素燃料
ポーランド化学大手グルパ・アゾティは6日、10億ズロチ(2億3,300万ユーロ)の増資を予定より遅らせ第3四半期に実施すると発表した。現行の計画のままだと手続きが法律に触れる可能性があるためだ。アゾティは調達資金を化学プ
カザフスタンが日本企業の投資に期待している。同国のハイロフ、クルマンセイト両特使、投資招致機関(カザフインベスト)関係者などから成る代表団が先月末、東京で開かれた第25回国際交流会議「アジアの未来」に出席するために来日し
ロシア国営のハイテク企業体ロステックのプラスチック・複合材子会社RTヒェムカンパイジート(RT Chemcomposite)が、ポリエーテル・エーテルケトン樹脂(PEEK)の独自生産技術を開発した。ハイテク業界・航空宇宙
独後発医薬品大手のシュターダ(バート・フィルベル)は7日、英製薬大手グラクソ・スミスクラインから一般医薬品(OTC)ブランド6種類を譲り受けることで合意したと発表した。欧州全域、およびアジア太平洋とラテンアメリカの一部の
独工業ガスメーカーのメッサーはこのほど、ロシア西部プスコフのモグリノ特別経済区におけるガス生産施設建設について当局の承認を取得した。エストニア子会社エルメ・メッサー・ガスを通じて整備する。投資額は明らかにされていないが、