国家・地方自治体

EU新車販売が好調維持、5月は16%増

欧州自動車工業会(ACEA)が16日発表したEU(マルタを除く27カ国)の5月の新車販売(登録)台数は128万8,220台となり、前年同月から16%増加した。主要市場が軒並み好調で、上げ幅は前月の9%を大きく上回った。販

ユーロ圏鉱工業生産が復調、4月は1.1%上昇

EU統計局ユーロスタットが14日発表したユーロ圏の4月の鉱工業生産指数(季節調整済み、速報値)は前月比で1.1%の上昇となり、0.7%の低下だった前月から改善した。鉱工業生産がプラスとなるのは3カ月ぶり。(表参照) 分野

4月のユーロ圏貿易黒字、275億ユーロに拡大

EU統計局ユーロスタットが15日発表した4月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は275億ユーロの黒字となり、黒字幅は前年同月の209億ユーロから拡大した。輸出が1%減の1,723億ユーロ、輸入が

5月のユーロ圏インフレ率、確定値もマイナス0.1%

EU統計局ユーロスタットが16日発表した5月の消費者物価統計(速報値)によると、ユーロ圏のインフレ率は速報値と同じ前年同月比マイナス0.1%となり、2カ月連続で物価が下落した。 分野別ではエネルギーがマイナス8.1%と下

街灯を充電スタンドに活用、BMWとミュンヘン市など

独高級車大手のBMWは6月14日、ミュンヘン市などと共同で街灯を電気自動車の充電スタンドとして活用するパイロットプロジェクト「ライト&チャージ」を実施すると発表、4カ所の街灯兼充電スタンドの運営を開始した。 今回のプロジ

トルコ成長率、1-3月期は4.8%

トルコ統計局(TUIK)が10日発表した2016年1-3月期の国内総生産(GDP)実質伸び率は前年同期比4.8%となり、前期の5.7%から0.9ポイント縮小したものの、アナリスト予想の4.2%を上回った。民間消費と公共投

露イルクート、新型旅客機「MS-21」を公開

ロシア国有UAC(統一航空機製造会社)の傘下企業イルクート(Irkut)は8日、新型の双発旅客機「MS-21」を公開した。中距離旅客機のグローバル市場開拓を狙うロシア政府の切り札で、すでにアエロフロート航空やマレーシアの

ガスプロム、キルギスのパイプライン建設に15億ドル投資

ロシアのメドベージェフ首相は6日、国営ガス会社ガスプロムが中央アジアのキルギスタンで天然ガスパイプライン建設事業に投資すると発表した。2030年までに約1,000億ルーブル(約16億ドル)を投じる予定で、そのうち3分の1

市街地の自動運転試験、インゴルシュタットで実施へ

ドイツのアレクサンダー・ドブリント交通相は13日、市街地を対象とする自動運転試験を同国南部のインゴルシュタットで実施することを、同市当局と取り決めたと発表した。交通が複雑な市街地で自動運転試験が行われるのはドイツで初めて

ロシア中銀が10カ月ぶり利下げ、政策金利10.5%に

ロシア中央銀行は10日、主要政策金利である7日物入札レポ金利を11%から0.5ポイント引き下げ、10.5%とすることを決めた。利下げは2015年8月以来10カ月ぶり。14日から新金利を適用する。インフレリスクの後退が背景

ルーマニア天然ガス企業に立ち入り調査、輸出制限の疑いで

欧州委員会は7日、ルーマニアの複数の天然ガス関連企業が欧州連合(EU)競争法に違反している疑いがあるとして、関係各社に立ち入り調査を実施したと発表した。対象企業の具体名は公表していないが、国営ガス会社ロムガスなど3社が調

チェコ鉱工業生産、4月は4.2%増

チェコ統計局が7日発表した4月の鉱工業生産高は前年同月比で4.2%増加し、上げ幅は前月の0.6%から3.6ポイント拡大した。同業生産高のプラスは17カ月連続で、前月比(稼働日、季節調整済み)では1.3%の増加。新規受注高

チェコ、5月のインフレ率0.1%

チェコ統計局(CSU)が9日発表した5月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で0.1%の上昇にとどまり、上げ幅は市場予測の0.4%を下回った。インフレ率の低下は2カ月ぶり。 品目別でみると、運輸が3.1%下落したほか、

スロバキア鉱工業生産、4月は7.2%増加

スロバキア統計局が10日発表した4月の鉱工業生産高(確報値、稼働日調整済み)は前年同月比で7.2%増加した。同業生産高の増加は2カ月ぶり。前月は1.4%減少していた。 製造業が8.5%拡大して全体をけん引した。一方、鉱山

ソフィア国際空港の運営権入札、最低提示額は12億レフ

ブルガリア政府は先ごろ、ソフィア国際空港運営権の入札手続きを開始した。運営免許期間は35年で、最低12億レフ(約6億1,000万ユーロ)の収入を見込んでいる。応札締め切りは10月20日。 政府の発表した応札条件は、◇年間

ブルガリアの労働力不足が深刻化

ブルガリアで企業が労働力の確保に苦労している。低賃金等を理由に年間4万人が国外へ流出することや、専門知識を持つ労働者の不足などが背景にあり、高い失業率にもかかわらず企業が必要とする従業員を探すのは困難になっている。 現地

ユーロ圏生産者物価、4月は4.4%低下

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の4月の生産者物価(建設業を除く)は前年同月比で4.4%低下し、下げ幅は前月の4.1%から拡大した。(表参照) 分野別では中間財が2.9%、エネルギーが12.5%、非耐久

ロシア中銀が10カ月ぶり利下げ、政策金利10.5%に

ロシア中央銀行は10日、主要政策金利である7日物入札レポ金利を11%から0.5ポイント引き下げ、10.5%とすることを決めた。利下げは2015年8月以来10カ月ぶり。14日から新金利を適用する。インフレリスクの後退が背景

ポーランド、25年までにEV100万台に

ポーランド政府は7日、2025年までに電気自動車(EV)の普及台数を2015年の427台を大きく上回る100万台に引き上げる目標を明らかにした。石炭産業に依存する「カーボン経済」のイメージを改善し、EUの温暖化ガス排出規

ロスネフチ、1-3月は74%の大幅減益

ロシア石油最大手の国営ロスネフチが8日発表した2016年1~3月期の純利益は140億ルーブル(約1億9,000万ユーロ)となり、前年同期の560億ルーブルから73.6%減少した。原油価格が過去13年間で最低水準をつけるな

英国民投票の有権者登録期限が延長、EU残留に追い風か

英政府は8日、同国のEU離脱の是非を問う国民投票の有権者登録の期限を2日間延長すると発表した。期限だった7日に登録が殺到し、登録のオンラインシステムが機能不全に陥ったのが理由。これによって若者の投票率が上がり、残留に有利

1~3月のユーロ圏成長率、0.6%に上方修正

EU統計局ユーロスタットは7日発表した2016年1~3月期の域内総生産(GDP)統計の改定値を発表した。ユーロのGDP伸び率は前期比0.5%とされていたが、0.6%に上方修正され、15年1~3月期以来の高水準となった。設

ルーマニア天然ガス企業に立ち入り調査、輸出制限の疑いで

欧州委員会は7日、ルーマニアの複数の天然ガス関連企業がEU競争法に違反している疑いがあるとして、関係各社に立ち入り調査を実施したと発表した。対象企業の具体名は公表していないが、国営ガス会社ロムガスなど3社が調査を受けたこ

独空港を中国企業が買収

西南ドイツのラインラント・ファルツ州は6日、同州が保有する地元フランクフルト・ハーン空港の資本82.5%を中国企業Shanghai Yiqian Tradingに譲渡することで合意したと発表した。隣接するヘッセン州も残り

中東欧景況感、5月は1.1ポイント上昇

オーストリア管理銀行(OeKB)が1日発表した2016年5月の中東欧景況感指数(2007年=100)は86.0となり、前回調査(2月)から1.1ポイント上昇した。調査対象国の中ではロシアが引き続き低調だが、回復への期待が

ポーランドは「法の支配の原則」に違反、欧州委が是正勧告

欧州委員会は1日、ポーランド政府が「法の支配の原則」を侵したとする意見書をまとめ、是正を勧告した。保守系の新政権が進めてきた司法やメディアに対する権限強化に向けた政策のうち、特に憲法裁判所の権限を制限し、司法の独立性を脅

ハンガリー、昨年の乗用車登録台数は20万台

ハンガリー統計局(KSH)が先ごろ発表した2015年末時の乗用車登録台数は19万9,000台となり、前年の16万5,000台から20.6%拡大した。登録台数の増加は5年連続で、金融危機前の2007年の水準(19万6,00

チェコ自動車業界売上、昨年は0.5%増に

チェコ自動車工業協会(AutoSAP)が2日発表した同国自動車業界の昨年の売上高は前年比0.5%増の1兆クローネ(約370億ユーロ)に拡大した。輸出が85%を占めた。 乗用車生産台数は4%増の130万台。同協会のマルティ

IFC、ジョンソンエレクトリックのセルビア工場拡張に融資

世界銀行傘下の国際金融公社(IFC)は先ごろ、香港の自動車・産業部品メーカー、ジョンソンエレクトリックがセルビア工場を拡張する事業に3,000万米ドルを融資したと発表した。同プロジェクトの総事業費は5,000万米ドル。一

ポーランド、4月の失業率は9.5%に改善

ポーランド中央統計局(GUS)が先ごろ発表した4月の失業率は9.5%となり、2008年12月以来の低水準となった。前年同月の11.1%からは1.6ポイント、前月からは0.5ポイント改善した。 総失業者数は152万2,00

チェコ、インダストリー4.0に向け始動

チェコでインダストリー4.0に向けた動きが始まっている。政府レベルでは昨年、同国産業貿易省が今後の取り組みに関する報告書を発表した他、同国への進出企業を多く抱えるドイツも商工会議所を通してセミナーを開催するなど同国産業界

トルコのインフレ率、5月は6.58%

トルコ統計局(TUIK)が3日発表した5月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で6.58%となり、前月(6.57%)からほぼ横ばいだった。これは前月と並んで、2013年5月以来で最低の水準。エコノミストは6.7%を予想

露、医薬品販売が大きく減少

ロシアの医薬品販売額が年初以来大きく減少している。現地紙『ベドモスチ』が5月31日、医薬品市場の調査会社DSMの最新報告をもとに伝えたもので、1-3月期の販売額は前年同期比10%減の2,703億ルーブル(約36億2,00

欧州中銀が金融政策維持を決定、追加緩和の効果見極め

欧州中央銀行(ECB)は2日にウィーンで開いた定例政策理事会で、現行金融政策の維持を決めた。ユーロ圏の消費者物価は低迷しているが、3月に決めた追加金融緩和の効果を見極める必要があると判断した。 同日の理事会では、主要政策

EUの大型投資計画が拡充、実施期間延長へ

欧州委員会は1日、EUが景気浮揚策の柱として昨年に開始した大型投資計画を拡充する方針を打ち出した。大きな成果を挙げていることを受けたもので、3年の予定だった実施期間を延長するほか、融資規模を拡大する。 この投資計画は域内

ユーロ圏インフレ率、2カ月連続マイナス

EU統計局ユーロスタットが5月31日発表した同月の消費者物価統計(速報値)によると、ユーロ圏のインフレ率は前年同月比マイナス0.1%だった。インフレ率がマイナスとなるのは2カ月連続。下げ幅は前月の0.2%から縮小したもの

ユーロ圏失業率、4月も10.2%

EU統計局ユーロスタットが5月31日発表した4月のユーロ圏の失業率(速報値・季節調整済み)は前月と同じ10.2%となり、2011年8月以来4年7カ月ぶりの低水準だった。(表参照) EU28カ国ベースの失業率は前月を0.1

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