機械

シェフラー―モーター製造装置メーカーを買収―

軸受け大手の独シェフラー(ヘアツォーゲンアウラハ)は11月28日、モーター製造装置の有力メーカーである独エルモテック・シュタートマート・ホールディングを買収することで合意したと発表した。電動車向け事業強化戦略の一環。買収 […]

シーメンス―パワーバージを共同受注―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は3日、はしけ(バージ)に大容量の発電設備を搭載した移動式の発電所パワーバージを、シンガポールのエンジニア大手STエンジニアリングと共同受注したと発表した。バミューダに本社を置く独立系

シーメンス・ガメサ―ベルギーで洋上発電タービン受注―

独シーメンスの風力発電設備子会社シーメンス・ガメサ(スペイン・サムディオ)は3日、ベルギーの洋上風力発電パーク「シーメイド」向けにタービンを供給することで合意したと発表した。発電容量は計487メガワット(MW)。同社は1

情報通信技術見本市CeBITが廃止に

独見本市会社ドイチェ・メッセは11月28日、ハノーバー情報通信技術見本市CeBIT(セビット)を廃止すると発表した。人気低迷に歯止めがかからないためで、来年6月に予定していた次回開催も取り止める。CeBITの産業デジタル

製造業の16%がロボット利用、3Dプリンターは13%

独メーカー(従業員数10人以上)の16%が現在、産業ロボットないしサービスロボットを利用していることが、連邦統計局の発表で分かった。雇用規模が大きい企業ほど利用率が高く、従業員数250人以上では53%に上った。同50~2

韓国車部品大手ハノン、ハンガリー事業を増強

自動車の熱・エネルギー管理システムを手がける韓国のハノン・システムズが、ハンガリー事業を強化する。同国のシーヤールト外務貿易相が11月29日明らかにしたもので、既存拠点の拡張に加えて、新たに2拠点を設ける。投資額367億

日精樹脂、スロバキアに射出成形機の販社設立

日精樹脂工業(本社:長野)は11月30日、スロバキアの首都ブラチスラバ近郊に射出成形機の販売子会社を設立すると発表した。欧州市場における販路の拡大とサービス体制の拡充が目的。来年1月から営業を開始する。 新会社の名称はニ

ブルガリア政府、投資促進法で新たに3プロジェクトに助成

ブルガリア経済省は11月末、新たに3件の投資プロジェクトを対象に、法令に基づく優遇措置を適用することを認可した。プロジェクトの投資額は計3,600万レフ(約1,840万ユーロ)超で、約400人の雇用創出を予定する。これに

ロシアの新中型旅客機、量産化に遅れ

ロシア国営航空機メーカーのユナイテッド・エアクラフト(UAC)が開発する中型旅客機「MS-21」の量産化が遅れる見通しだ。燃料添加剤の試験が進まず、量産の前提となる連邦輸送局への型式証明申請が延期されたためだ。これによっ

日精樹脂、スロバキアに射出成形機の販社設立

日精樹脂工業(本社:長野)は11月30日、スロバキアの首都ブラチスラバ近郊に射出成形機の販売子会社を設立すると発表した。欧州市場における販路の拡大とサービス体制の拡充が目的。来年1月から営業を開始する。 新会社の名称はニ

日本電産のエンブラコ買収、欧州委が疑義

欧州委員会は11月28日、日本電産が米家電大手ワールプールのブラジル子会社で、冷蔵庫用コンプレッサーの製造を手がけるエンブラコを買収する計画について、本格的な調査を開始したと発表した。競争上の問題があるためで、さらに詳細

ラインメタル―競合KNDSへの出資に向け交渉―

戦車大手の独ラインメタル(デュッセルドルフ)は26日、独クラウス・マッファイ・ヴェークマン(KMW)と仏ネクスターが経営統合でオランダに設立した同業KMW+ネクスター・ディフェンス・システムズ(KNDS)に出資するための

ティッセンクルップ―通期純益96%減少―

独複合企業ティッセンクルップ(エッセン)が21日発表した2018年9月通期の株主帰属の純利益(売却した米鉄鋼事業を除いた実質ベース)は800万ユーロとなり、前期の2億1200万ユーロから96%減少した。本業の不振のほか、

産業ロボットのクーカでCEOが早期退任

産業ロボット・オートメーション機器大手の独クーカは26日、ティル・ロイター最高経営責任者(CEO)が任期満了を待たず12月に退任すると発表した。理由は明らかにしていない。メディア報道によると、同社を昨年買収した中国家電大

独鉱山機械業界売上5年ぶり増加見通し

ドイツ機械工業連盟(VDMA)は22日、同国の鉱山機械業界の売上高が今年は前年比12%増の約31億ユーロとなり、5年ぶりに拡大へと転じる見通しを明らかにした。輸出が好調で、13%増の約30億ユーロへと拡大する。国内売上高

ベラルーシのMAZと中国企業の合弁、商用車エンジン生産開始

ベラルーシの国営商用車メーカーMAZと中国の自動車部品製造会社ウェイチャイ・パワーが設立した合弁企業「MAZウェイチャイ」はこのほど、ミンスク近郊の工業団地「グレートストーン」にエンジン工場を開設した。現地のBelTA通

ティッセンクルップ、通期の純益96%減

独複合企業ティッセンクルップ(エッセン)が21日発表した2018年9月通期決算の純利益(売却した米鉄鋼事業を除いた継続事業ベース)は800万ユーロとなり、前期の2億1200万ユーロから96%減少した。本業の不振のほか、鉄

ベラルーシのMAZと中国企業の合弁、商用車エンジン生産開始

ベラルーシの国営商用車メーカーMAZと中国の自動車部品製造会社ウェイチャイ・パワーが設立した合弁企業「MAZウェイチャイ」はこのほど、ミンスク近郊の工業団地「グレートストーン」にエンジン工場を開設した。現地のBelTA通

Opel:オペル―R&D事業の部分売却で仏セギュラと合意―

仏自動車大手PSAの独子会社オペルは15日、研究開発(R&D)事業を技術サービス大手の仏セギュラ・テクノロジーズに部分売却することで合意したと発表した。将来的に余剰となる人員と設備を譲渡する。取引金額は非公開。

製造業の固定資産投資、昨年は2.6%増加

ドイツ連邦統計局が16日発表した国内鉱工業界の固定資本投資額(捕捉対象は従業員20人以上の企業)は昨年637億ユーロとなり、前年比で2.6%増加した。伸び率が最も大きかったのは電算機器/電子・光学製品業界で、22.3%拡

1-9月独機械輸出5.2%増に、第3四半期は減速

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が19日発表したドイツの1-9月期の機械輸出高は前年同期比5.2%増の1,319億ユーロへと拡大した。7-9月期(第3四半期)の伸び率が3.9%にとどまったため増加幅は1-6月期(上半期)の

独コンチネンタル、ルーマニア工場にレーザー溶接設備を導入

独自動車部品大手のコンチネンタルはこのほど、ルーマニアのティミショアラ工場に210万ユーロを投じ、空調パイプのレーザー溶接設備を設置したと発表した。工場従業員による独自設計で、注入弁を含め、空調用ホースラインの部品すべて

独エーベルスペッヒャー、仏カロリを買収

自動車の排気系部品や暖房システムを製造する独エーベルスペッヒャーは6日、商用車と特殊車両向けの空調システムを手掛ける仏カロリ(リヨン)を完全買収すると発表した。ポートフォリオを拡充して新市場に参入するとともに、卸売り事業

マーレ―EV用電動コンプレッサーの生産開始―

独自動車部品大手のマーレ(シュツットガルト)はこのほど、ハンガリー北部のバラシュシャジャルマト工場で電動コンプレッサーの生産を開始した。電気自動車(EV)の普及拡大による需要を見込んだもの。同工場はマーレ初の電動コンプレ

リコー―独印刷ソフト会社買収―

リコーは12日、印刷向けソフトウエア開発の独カラーゲート・アウトプット・ソリューションズの全株式を取得することで合意したと発表した。産業印刷事業の強化方針に基づく措置。買収金額は明らかにしていない。月末の買収手続き完了を

ハイデルベルガー―生産を中国に部分移管―

印刷機械大手の独ハイデルベルガー・ドルックマシーネンは8日の決算発表で、生産事業の一部をドイツから中国に移管することを明らかにした。これに伴いハイデルベルク南部のヴィースロッホにある本社工場の人員を削減する。従業員の整理

独マーレ、ハンガリーでEV用電動コンプレッサーの生産開始

独自動車部品大手のマーレはこのほど、ハンガリー北部のバラシュシャジャルマト工場で電動コンプレッサーの生産を開始した。電気自動車(EV)の普及拡大による需要を見込んだもので、同工場はマーレ初の電動コンプレッサー生産拠点とな

ベアリング大手シェフラー、英の2工場を閉鎖

ベアリング大手の独シェフラーは6日、英国の2工場を閉鎖すると発表した。長期的な競争力強化に向けて2016年に開始した「アジェンダ4プラス・ワン」プログラムに基づく英事業再編計画の一環。英国がEUからどのような形で離脱する

SLMソリューションズ、業績予想を下方修正

独3Dプリンターメーカー(金属パウダー積層造形機)のSLMソリューションズは1日、今年の業績予想を下方修正したと発表した。 期初に売上高を1億1,500万~1億2,500万ユーロと予想していたが、9,000万~1億ユーロ

独プラ熱成型機メーカー、ルーマニアに工場建設

プラスチック熱成形機大手の独イリック(ILLIG)はこのほど、ルーマニア中部シビウの近郊に新工場を建設すると発表した。近年需要が急拡大しており、これに対応する生産体制を整備する。建設地はスラ・ミカ工業団地で、敷地面積は6

輸入物価の上げ幅7カ月ぶりに縮小、9月は4.4%に

ドイツ連邦統計局が2日発表した9月の輸入物価指数は前年同月比で4.4%上昇したものの、上げ幅は前月(同4.8%)から0.4ポイント低下し、7カ月ぶりに縮小した。上昇率は依然として高い。エネルギーが32.5%上昇して全体を

シェフラー―英事業再編、2工場など閉鎖へ―

ベアリング大手の独シェフラー(ヘアツォーゲンアウラハ)は6日、英国事業の再編計画を発表した。競争力を長期的に確保する目的で2016年に開始したプログラム「アジェンダ4プラス・ワン」に基づく措置で、2工場を含む3拠点を閉鎖

機械業界受注、9月は横ばいに

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が5日発表した独業界の9月の新規受注高は前年同月比で実質横ばいとなり、3カ月続いた拡大にストップがかかった。通商摩擦など国際的なリスク要因を受けて景気の先行き懸念が強まったためで、国外受注が

クリスマス手当の平均、今年は2583ユーロに

賃金協定が適用される企業の被用者が今年、受給するクリスマス手当の額は平均2,583ユーロとなり、前年を2.3%上回ることが、連邦統計局の発表で分かった。西部地区は2,595ユーロで、東部地区(2,449ユーロ)を3.8%

フォルクスワーゲン―傘下のMANから非商用車事業を取得―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は25日、商用車部門トラトンの子会社MANから商用車以外の全事業を取得すると発表した。トラトンは事業資金を確保するために新規株式公開(IPO)を計画していることか

デュル―利益率見通し引き下げ―

塗装設備の有力企業である独デュル(ビーティヒハイム・ビッシンゲン)は17日、2018年12月期の業績見通しを引き下げた。事業の見直しや生産効率引き上げに向けた投資を背景にコストが膨らんでいるためで、売上高営業利益率(EB

DMG Mori―ポーランド工場の拡張・デジタル化工事完了―

DMG森精機の独子会社DMG Mori(ビーレフェルト)は18日、ポーランド中部プレシェフにある「FAMOT」工場の拡張・近代化を完了し、開所式を行ったと発表した。投資額は約80億円。工作機械の生産能力を増強したほか、生

ティッセン―階段昇降機営業にMRソフトを本導入―

独ティッセンクルップの昇降機子会社ティッセンクルップ・エレベーターは18日、現実空間と仮想空間を混合し、現実のモノと仮想的なモノがリアルタイムで影響しあう新たな空間を構築する複合現実(MR)ソフト「ホロリンク」を階段昇降

ドイツ―中国合弁から撤退―

エンジン大手の独ドイツ(ケルン)は22日、中国自動車大手・第一汽車(FAW)との合弁ドイツ大連(Deutz Dalian)から資本を引き揚げたと発表した。同合弁の業績不振を受けた措置。ドイツは中国事業を仕切り直すために、

中国企業による独中小企業のM&Aが減少傾向

政策金融機関のドイツ金融公庫(KfW)は16日、ドイツの中小企業(KMU)を対象とするM&A活動の調査レポートを発表した。それによると、中国資本によるM&Aは2016年まで増加傾向にあったものの、17

介護へのロボット投入をドイツ人の半数以上が予想

介護現場に将来、ロボットが投入されると半数以上のドイツ人が予想している。介護業界では人材不足が深刻化しており、高齢化が今後さらに進むと状況は一段と悪化する懸念があるためだ。 情報通信業界連盟(Bitkom)が18歳以上の

DMG Moriのポーランド工場、拡張・デジタル化工事が完了

DMG森精機の独子会社DMG Moriは18日、ポーランド中部プレシェフにある「FAMOT」工場の拡張・近代化を完了し、開所式を行ったと発表した。投資額は約80億円。工作機械の生産能力を増強したほか、生産工程のデジタル化

日立造船―独でバイオガスプラント設備受注―

日立造船は10日、スイス子会社ヒタチ・ゾウセン・イノバ(HZI)が独アンレヒテ市内のバイオガスプラント向けにメタン発酵槽などの機械設備を受注したと発表した。現地の廃棄物処理会社エントゾルグングスヴィルトシャフト・ゾースト

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