海運

日通、中国経由の日欧複合一貫輸送を開始

日本通運は15日、中国経由で日本と欧州を結ぶ複合一貫輸送サービスを導入すると発表した。顧客のニーズを踏まえた取り組みで、21日から開始する。 海上輸送と鉄道輸送を組み合わせた「ユーラシア・トレイン・ダイレクト(シー・アン […]

日本通運―中国経由の日欧複合一貫輸送を開始―

日本通運は15日、中国経由で日本と欧州を結ぶ複合一貫輸送サービスを導入すると発表した。顧客のニーズを踏まえた取り組みで、21日から販売を開始する。 海上輸送と鉄道輸送を組み合わせた「ユーラシア・トライン・ダイレクト(シー

ハパックロイド―合併効果で増収増益に―

海運大手の独ハパックロイド(ハンブルク)が14日発表した2018年1-3月期(第1四半期)決算の売上高は前年同期比23%増の26億1,670万ユーロへと拡大した。中東同業ユナイテッド・アラブ・シッピング・カンパニー(UA

エストニア物流企業、一帯一路の物流網整備に参加

エストニアの物流会社GTSエクスプレスは先ごろ、中国国鉄との間で同国のムーガ港と中国の西安を結ぶ路線の開設で契約を結んだ。今年6月から週2便の運航を開始する予定。 契約を交わしたのはGTSエクスプレス子会社のGTSレール

エストニアのIT企業、衛星利用のインフラ監視システム導入

エストニアのIT企業デイテルは17日、人工衛星を使ったインフラ監視システム「シレ(Sille)」を導入すると発表した。橋梁や鉄道、パイプライン、港湾、鉱山などの管理を支援するもので、これまでよりも安く運用できることから、

トルコ海運最大手、デンマーク企業が買収

デンマークの海運大手DFDSは12日、トルコ最大の海運会社UNロロ(UN RoRo)を買収すると発表した。急成長するEU~トルコ貨物海運市場のシェア拡大が狙いで、UNロロに出資するトルコの投資会社アクテラ、エサスから株式

トルコ海運最大手、デンマーク企業が買収

デンマークの海運大手DFDSは12日、トルコ最大の海運会社UNロロを買収すると発表した。急成長するEU~トルコ貨物海運市場のシェア拡大が狙いで、UNロロに出資するトルコの投資会社アクテラ、エサスから株式98.9%を9億5

日本郵船、トルコに完成車用ターミナル建設

日本郵船は6日、トルコのオヤック財閥系の港湾運営会社オヤック・ポートと合弁でイスタンブール近郊に完成車専用ターミナルを建設すると発表した。トヨタをはじめとする自動車メーカーの拠点が集まる同地域にターミナルを設置することで

露ノバテク、印にLNGを初出荷

ロシア第2位のガス会社ノバテクは3月27日、同社が開発を進めている北極圏ヤマル半島の液化天然ガス(LNG)プロジェクトで、西部の南タンベイ鉱区からインド向けにLNGを初出荷したことを明らかにした。独立系ガス開発事業者とし

日本郵船、トルコに完成車用ターミナル建設

日本郵船は6日、トルコのオヤック財閥系の港湾運営会社オヤック・ポートと合弁でイスタンブール近郊に完成車専用ターミナルを建設すると発表した。トヨタをはじめとする自動車メーカーの拠点が集まる同地域にターミナルを設置することで

シーメンス―機関車メンテナンスで三井物産と合弁―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は27日、三井物産の欧州子会社ミツイ・レール・キャピタル・ヨーロッパ(MRCE)と折半出資の合弁会社を設立することで合意したと発表した。欧州最大の港湾である蘭ロッテルダム港に機関車の整

ブラジルのデジタル化支援へ、シーメンスが当局と合意

電機大手の独シーメンスは14日、ブラジル輸出投資振興局(APEX)と覚書を交わしたと発表した。製造業のデジタル化に対応できる基盤を同国に作り出して国外から投資資金を呼び込み、経済発展と雇用の拡大につなげる考えだ。ジョー・

ロシアなど3カ国国鉄、鉄道貨物輸送でオーストリア社と提携

ロシア、ベラルーシ、カザフスタンの国鉄が共同で設立した物流企業「統一運輸ロジスティクス(UTLC)」はこのほど、オーストリアの鉄道貨物大手レール・カーゴ・オーストリアと提携することで基本合意した。3国を経由する中国・欧州

ポーランド物流大手、セルビアに新会社設立

ポーランドの物流大手OTロジスティクスは14日、セルビアのベオグラードに新会社OTLフォワーディングを設立したと発表した。南東欧諸国の顧客に貨物輸送や船荷積み替えなどのサービスを提供し、潜在成長力の大きい同地域の物流市場

ポーランド物流大手、セルビアに新会社設立

ポーランドの物流大手OTロジスティクスは14日、セルビアのベオグラードに新会社OTLフォワーディングを設立したと発表した。南東欧諸国の顧客に貨物輸送や船荷積み替えなどのサービスを提供し、潜在成長力の大きい同地域の物流市場

車輸送と部品で3件のカルテル認定、日系3社含む7社に制裁

欧州連合(EU)の欧州委員会は2月21日、日本企業を含む海運大手5社が自動車輸送で不当なカルテルを結んでいたと認定し、このうち4社に総額3億9,500万ユーロの制裁金を科したと発表した。 カルテルに関与したのは日本郵船、

商船三井、北極海航路開発でロシア極東投資輸出庁と提携

商船三井(MOL)は27日、ロシア連邦極東開発省極東投資輸出庁と、北極海航路及び極東ロシアの発展に向けて協業を進めることで合意し、覚書を締結したと発表した。北極海航路を通じた世界初の大規模エネルギー資源輸送プロジェクト「

車部品カルテルで欧州委が日独企業に制裁

欧州連合(EU)の欧州委員会は21日、自動車用点火プラグと自動車ブレーキシステムのカルテルで、関与していた日独メーカーなどにそれぞれ制裁金支払いを命じたと発表した。 自動車用点火プラグのカルテルはデンソーと日本特殊陶業、

車輸送と部品で3件のカルテル認定、日系3社含む7社に制裁

欧州委員会は21日、日本企業を含む海運大手5社が自動車輸送で不当なカルテルを結んでいたと認定し、このうち4社に総額3億9,500万ユーロの制裁金を科したと発表した。 カルテルに関与したのは日本郵船、川崎汽船、商船三井と、

ハンブルク港の貨物取扱量、昨年は1.2%減少

ハンブルク港マーケティング協会が14日発表した同港の2017年の海運貨物取扱量は1億3,650万トンとなり、前年比で1.2%減少した。一般貨物が6.5%減の144万トンと大きく落ち込んだ。ばら積み貨物は0.4%減の4,4

世界経済加速で景気に厚み、個人消費に続き外需・投資も柱に

ドイツ経済は明るい新年を迎えた。1年前は米トランプ政権の成立や英国の欧州連合(EU)離脱決定など保護主義やナショナリズムの動きが世界的に強まり、企業の輸出や国際事業の先行きに影を落としていたが、昨年は時間を追うごとに世界

企業のデジタル化評価は肯定的、売上増44%に 雇用は縮小

ドイツ商工会議所連合会(DIHK)は19日、デジタル化に関する企業アンケート調査の結果を発表した。デジタル化の進展で「売上が増加する」などの肯定評価が多かった一方で、支出増など負担の拡大やセキュリティリスク、標準の欠如と

ロシア天然ガス2位のノヴァテク、北極圏でLNG生産を開始

ロシア第2位の天然ガス会社ノヴァテクは8日、北部のヤマル半島で液化天然ガス(LNG)の生産を開始し、サベッタ港から初出荷した。年産能力は550万トン。2019年までに1,650万トンへ3倍化する。北極圏でLNGターミナル

石油最大手PKNオルレン、リトアニアの精製施設に投資

ポーランド石油最大手のPKNオルレンは先ごろ、重油の生産量を減らしディーゼル及びガソリンの生産量を増やすため、リトアニア子会社が持つ生産施設に対し新たな投資を行う意向を明らかにした。船舶用燃料に使われる重油を巡っては、国

クロアチア、中国からの物資向けに港湾整備の意向

クロアチアのプレンコビッチ首相は11月27日、中国からの積荷を念頭にアドリア海沿岸の港湾整備を行う意向を明らかにした。政府の発表によると、先ごろハンガリーのブダペストで行われた同首相と中国の李克強首相との会談において、同

対中国で新たな問題、外資の意志決定に党の介入懸念

中国の2つの経済政策がドイツと欧州連合(EU)の大きな懸念材料となっている。ひとつは外資系企業に対する政府・共産党の統制強化、もうひとつは東欧地域に対する中国の影響力の拡大だ。前者は欧州企業の中国事業をこれまで以上に難し

商船三井と丸紅、LNG積替え基地の事業化調査をロ社と実施

商船三井(MOL)と丸紅は28日、ロシア天然ガス2位のノバテクと、カムチャツカ半島沖で新設する液化天然ガス(LNG)積替え基地の事業化調査を共同で行うことで覚書を交わした。 対象となる積替え基地は、ノバテクがロシア北極圏

PGNiG、英社とLNG中期供給契約

ポーランド国営ガス・石油大手PGNiGは21日、英エネルギー大手セントリカと米国産液化天然ガス(LNG)の5年間の供給契約を締結したと発表した。2018年から最大9回に分けて、米国ルイジアナ州からポーランド西部のシフィノ

商船三井、ヤマルLNGプロジェクトのLNG船をCOSCOと共有

商船三井(MOL)は2日、ロシア・ヤマル液化天然ガス(LNG)プロジェクトに参加する100%出資の船舶保有会社に、中国海運最大手の中国遠洋海運集団(COSCO)が資本参加すると発表した。同プロジェクトに従事するLNG船4

ロスネフチ、北極海向けシャトルタンカー10隻調達

ロシア石油最大手の国営ロスネフチは10月19日、同国の造船会社ズベズダ(Zvezda)と載荷重量4万2,000トンのシャトルタンカー10隻の建造契約を締結したと発表した。同時に海運子会社ロスネフチフロートが、北極圏タイミ

モンテネグロの海港民営化、中国・アラブ資本が食指

モンテネグロ政府は、主要港湾であるバール港の部分民営化を推進する方針だ。現時点で中国及びアラブ圏の投資家が関心を示している。モンテネグロは過去にも同港の民営化を試みたものの、白紙に戻した経緯がある。 ヌルコヴィッチ交通相

VW、独ヤーデヴェーザー港に大型物流センターを計画=NWZ紙

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)とVW傘下のアウディは、ドイツ北部のニーダーザクセン州ヴィルヘルムスハーフェンに2012年に開港したコンテナターミナル、ヤーデヴェーザー港に大型物流センターの建設を計画しているもよ

マースク、石油タンカー部門を売却

デンマーク最大の企業であるコングロマリット(複合企業)のAPモラー・マースクは20日、石油タンカー子会社のマースク・タンカーズを筆頭株主であるAPモラー・ホールディングスに売却すると発表した。経営建て直しに向けた事業再編

ブルガリアとギリシャ、港湾都市間の鉄道敷設で合意

ブルガリア政府は6日、ギリシャ政府と黒海、エーゲ海沿岸の港湾都市を結ぶ高速鉄道を敷設する計画について基本合意した。同プロジェクトは両国の6つの港湾間の輸送の迅速化を目的としたもので、これらの都市の間に欧州鉄道輸送管理シス

中国による欧州分断を独外相が警戒

ドイツのジグマール・ガブリエル外相は8月30日、訪問先のパリで講演し、欧州諸国は共通の対中国戦略を速やかに練り上げるべきだとの認識を示した。中国が巨大な経済力を活用し欧州諸国への影響力を強めている結果、欧州連合(EU)が

ハパックロイド―営業黒字化―

海運大手の独ハパックロイド(ハンブルク)が8月30日発表した2017年1-6月期(上半期)決算の営業損益(EBITベース)は8,730万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字(3,970万ユーロ)から改善した。貨物輸送量の増

仏トタル、マースクの石油部門を買収

仏石油大手トタルは21日、デンマークのAPモラー・マースクの石油部門であるマースク・オイルを買収すると発表した。買収額は74億5,000万ドル。これによってトタルは北海油田事業を大きく強化する。 買収は現金と株式交換を組

川崎汽船―独子会社を売却―

川崎汽船は7月26日、連結子会社の独SALヘビー・リフトを独投資会社SALTOホールディングに100%売却すると発表した。構造改革の一環。譲渡価格は公表しないことで合意した。 川崎汽船2007年、海運事業を多角化し安定収

ギリシャ港湾、独仏などの企業連合が落札

ギリシャの国有資産売却を進める政府機関の資産開発基金(HRADF)は19日、国内2位の港湾であるテッサロニキ港を運営する国営企業OLTHの株式67%を独投資会社を中心とする企業連合に売却すると発表した。売却額は2億3,1

ギリシャ港湾、独仏などの企業連合が落札

ギリシャの国有資産売却を進める政府機関の資産開発基金(HRADF)は19日、国内2位の港湾であるテッサロニキ港を運営する国営企業OLTHの株式67%をドイツの投資会社を中心とする企業連合に売却すると発表した。売却額は2億

ポーランド、米国産LNGを初調達

ポーランド北西部シフィノウイシチェの液化天然ガス(LNG)受け入れ基地が8日、米国産LNGの初供給を受けた。国営ガス・石油大手のPGNiGが今年4月に米LNG輸出会社のシェニエール・エナジーと交わしたスポット(短期)調達

サンクトペテルブルクが経済好調、投資も進む

ロシアのサンクトペテルブルクとその周辺のレニングラード州の経済が好調だ。2016年の同市および同州の工業生産高の伸び率はそれぞれ同国平均を上回る3.9%と3.7%だった。同市の来年の経済成長率も3%に達する見通しだ。外国

物流大手の米UPS、ポーランド新物流拠点が開所

国際物流大手の米ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)は23日、ポーランド南部のカトヴィツェに近いミスウォヴィツェに新しい物流拠点を開所したと発表した。手狭になったカトヴィツェ拠点に代わるもので、処理能力を拡大し、配

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