環境

ポーランド、原発建設計画を近く具体化=エネルギー相

ポーランドのトフジェフスキ・エネルギー相は7日、欧州連合(EU)が定めた二酸化炭素(CO2)排出量削減目標を達成するため、同国初の原子力発電所を「近い将来」に建設すると発表した。財政負担を軽減するため、建設費の調達では公 […]

ルーマニアの電子機器リサイクル大手、処理能力拡張

ルーマニアの電子電気機器廃棄物(WEEE)リサイクル大手グリーンWEEEは7日、新処理施設の開設、既存施設の増強に850万ユーロを投資すると発表した。現在5万トンの年間処理能力を大幅に引き上げる。 新処理施設の建設地は国

パナソニック―欧州市場にCO2冷媒冷凍機を投入―

パナソニックは1日、小型店舗やプレハブ冷凍・冷蔵庫に対応した二酸化炭素(CO2)冷媒採用の冷凍機を欧州市場に投入すると発表した。環境に優しい小型CO2冷凍機の需要拡大が見込めるためで、5月から販売を開始する。 呼称出力1

ダイムラー―充電ソリューションの有力企業に出資―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は2日、充電ソリューションの有力メーカーである米チャージポイントにリードインベスターとして出資すると発表した。チャージポイントは欧州市場進出を計画していることから、ダイムラーな

青果にレーザーマーキング、包装材削減に向けプロジェクト

商品情報やロゴをプラスティック製などの包装材に明記する代わりにレーザーで青果の皮に直接焼き付けるパイロットプロジェクトを、小売大手のレーベグループが実施する。包装材の使用量を削減することが狙い。同社は昨年、プラスティック

パナソニック、欧州市場にCO2冷媒冷凍機を投入

パナソニックは1日、小型店舗やプレハブ冷凍・冷蔵庫に対応した二酸化炭素(CO2)冷媒を採用した冷凍機を欧州市場に投入すると発表した。環境に優しい小型CO2冷凍機の需要拡大を見込んだもので、5月から販売を開始する。 呼称出

加盟国がEU-ETS改革案を承認、欧州議会と最終案調整へ

EU加盟国は2月28日、ブリュッセルで環境相理事会を開き、EU排出量取引制度(EU-ETS)第4フェーズ(2021~30年)に向けた制度改革案の内容で合意した。欧州議会は2月半ば、欧州委員会の原案に一部修正を加えた制度改

ディーゼル車の走行制限へ シュツットガルトで来年から

独バーデン・ヴュルテンベルク州政府は2月21日の閣議で、州都シュツットガルトでディーゼル車の市内走行を制限する計画を了承した。同市では粒子状物質(PM10)と二酸化窒素(NO2)の欧州連合(EU)濃度基準を達成できない状

3月の法令改正

・医療用大麻が公的健康保険の適用対象に(官報掲載後に発効) ・フラッキング禁止法が2月11日付で施行。研究目的に限り計4件のフラッキングは可能(実施には当該地域の州政府の許可が必要)。連邦議会(下院)は2021年以降、フ

RWE―過去最大の赤字に―

エネルギー大手の独RWE(エッセン)が2月22日発表した2016年12月期暫定決算の純損益は57億ユーロの赤字となり、13年12月期に記録した過去最大の赤字(28億ユーロ)を更新した。赤字は2期連続。電力卸価格の見通し悪

エコカー販売比率で中国が独に譲歩か

中国政府は自動車販売台数の一定比率以上をエコカーとすることをメーカーに義務づける法案を大幅に緩和するもようだ。独『ハンデルスブラット(HB)』紙が両国の消息筋の情報として2月27日に報じたもので、ドイツ政府の外交活動が奏

MAN―配達用電気トラックの実用試験、墺で実施―

独フォルクスワーゲン(VW)のトラック子会社MANトラック・アンド・バス(ミュンヘン)は20日、都市部での配達に用いる電気トラックの商品化に向けオーストリアの企業コンソーシアム「持続可能な物流(CNL)」と協力することを

シーメンス―風力発電用ブレード工場を閉鎖―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は15日、風力発電用のブレードを製造するデンマークのエンゲスヴァン工場を閉鎖すると発表した。風力発電のローターは大型化しているが、同工場では大型ローター用のブレードを生産できないため、

ポーランド自治体、電気バス780台調達で官庁と合意

ポーランド政府が昨年打ち出した経済25カ年計画の実務を担当するポーランド開発基金(PFR)と関係官庁・研究機関は20日、公共交通における電気バス普及に向けて、41地方自治体と基本合意した。電気バスを導入する自治体に、イン

シュコダ、国営電力会社とEVで協力

チェコ自動車大手のシュコダと国営電力会社CEZが、電気自動車(EV)の普及に向けて協力する。CEZのベネシュ最高経営責任者(CEO)が16日、現地経済紙ホスポダールスケ・ノヴィニに明らかにした。シュコダがEVを製造し、C

バッテリーのリサイクルめぐるカルテルで制裁、3社を対象に

欧州連合(EU)の欧州委員会は8日、自動車用バッテリーのリサイクルを手がける欧米4社がカルテルを結んでいたとして、うち3社に総額6,800万ユーロの制裁金支払いを命じたと発表した。対象となるのは英エコバット・テクノロジー

卸売物価が5年3カ月来の上げ幅に

ドイツ連邦統計局が13日発表した1月の卸売物価指数は前年同月比4.0%増となり、5年3カ月ぶり(2011年10月以来)の大きな伸びを記録した。前年同月を上回るのは4カ月連続。石炭・石油製品が16.4%増となり、上昇率が強

ソーラーワールド―経営資源を集約、多結晶製品から撤退―

経営不振の独太陽電池大手ソーラーワールド(ボン)は10日、経営資源を単結晶シリコン製品分野に絞り込む方針を明らかにした。単結晶シリコン製の太陽電池は発電効率が高く寿命も長いことから競争力を保つことができると判断。発電効率

独プロコン、ポーランド風力発電の拡大中止

ドイツの再生可能エネルギー協同組合プロコンがポーランドにおける風力発電事業の拡大を中止する。組合幹部のフォン・シュテホウ氏が先ごろ、経済誌『ヴィルトシャフツボッヘ』に対し明らかにしたもので、同国の補助金削減を受け採算が取

陸上風力発電の新設容量、昨年は24%増加

独風力エネルギー全国連盟(BWE)は7日、国内陸上風力発電の昨年の新設容量が前年比24%増の4,625.25メガワット(MW)となり、政府目標の2,500MWを大きく上回ったと発表した。再生可能エネルギー由来の電力を固定

エルベ河口浚渫に最高裁がゴーサイン

巨大貨物船が独ハンブルク港に入港できるようにするためにハンブルク州が計画しているエルベ川河口の浚渫工事は環境規制などに反しているとして環境保護団体が差し止めを求めていた裁判で最高裁の連邦行政裁判所は9日、原告の訴えをおお

バッテリーのリサイクルめぐるカルテルで制裁、3社を対象に

欧州委員会は8日、自動車用バッテリーのリサイクルを手がける欧米4社がカルテルを結んでいたとして、うち3社に総額6,800万ユーロの制裁金支払いを命じたと発表した。対象となるのは英エコバット・テクノロジーズ、仏レシレックス

仏政府の再可エネプロジェクト支援策、欧州委が承認

欧州委員会は10日、フランス政府が計画している太陽光発電および水力発電に関連した3件のプロジェクトに対する支援策を承認した。仏国内で新たに約2,660メガワット(MW)の電力供給を可能にするプロジェクトへの公的支援は、再

ボッシュ、パワートレイン事業を統合

独自動車部品大手のボッシュは7日、パワートレイン事業を統合する計画を発表した。新部門「パワートレイン・ソリューションズ」を2018年1月に立ち上げ、同事業を統括する。電気自動車(EV)などの普及拡大をにらんだ措置で、顧客

ボッシュ―電力需給調整の蓄電池で合弁―

自動車部品系複合企業の独ボッシュ(シュツットガルト)は3日、独電力大手EnBWと電力受給の調整に用いる蓄電池の分野で提携すると発表した。合弁会社を設立。ボッシュは蓄電池の設計、開発を引き受ける。EnBWは建設、送電網への

架線給電電気トラックの試験区間、高速道2カ所に設置

ドイツ連邦環境省は2日、架線給電電気トラックの試験区間をアウトバーン(高速道路)2カ所に設置すると発表した。環境に優しいトラック貨物輸送の実現に向けた取り組みで、環境省は約4,000万ユーロの補助金を交付する。ドイツの公

環境対応車リースに助成金、ハンブルクで実施

自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のリース子会社フォルクスワーゲン・リーシングは6日、ドイツ北部のハンブルク市で環境対応車の助成金付リースサービスを行うと発表した。助成金は連邦交通・インフラ省(BMVI)が拠出。同市、

VW排ガス不正問題でボッシュが和解、不正関与は否認

自動車部品大手の独ボッシュは1日、自動車大手フォルクスワーゲン(VW)グループの排ガス不正問題に絡んで米国の消費者と中古車販売事業者がボッシュに損害賠償の支払いを請求していた集団訴訟で和解合意したと発表した。ボッシュは原

不正3リットル車で顧客代表とVWが最終和解合意

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は1日、VWグループのディーゼル車の排ガス不正操作問題に絡んで、3リットル車を保有する米国の顧客代表、当局と最終的な和解合意に達したと発表した。12月下旬の基本合意をベースとした内

ボイゼン―今後数年で5工場を開設―

排ガス浄化装置の有力メーカーである独ボイゼン(アルテンシュタイク)はこのほど、今後数年以内に新工場を5カ所、開設する計画を明らかにした。排ガス規制の強化を背景に自動車メーカーからの受注が増えているためで、同社の工場は現在

ダイムラー―研究開発費や引当金が利益の足かせに―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)が2日発表した2016年12月期決算の営業利益(EBIT)は前期比2%減の129億200万ユーロへと落ち込んだ。研究開発費が膨らんだほか、トラックカルテルやタカタ製エアバックの

ドンエナジー、石炭火力発電も撤退

洋上風力発電で世界最大手のドン・エナジー(デンマーク)は2日、石炭火力発電事業から撤退すると発表した。再生可能エネルギーの利用を促進する戦略の一環。これによって発電での化石燃料利用を打ち切ることになる。 同社は2006年

BMTS―親会社2社が売却へ―

自動車部品大手の独ボッシュとマーレは1月23日、ターボチャージャー製造の合弁会社BMTS(ボッシュ・マーレ・ターボ・システムズ)の売却方針を発表した。ターボチャージャー市場は拡大傾向にあり、今後も成長が見込まれるものの、

SMAソーラー―販売価格急落で減収に―

ソーラーインバーター大手の独SMAソーラー(ニーステタール)は1月26日、2016年の売上高(暫定値)が9億4,000万ユーロ強となり、前年の9億8,180万ユーロから減少したと発表した。販売規模は前年の7.3ギガワット

三菱商事のウクライナ合弁、警察車両を受注

三菱商事は1月27日、ウクライナで三菱ブランド車の販売を手がける合弁会社MMCウクライナ(MMCU)が、ウクライナ警察からプラグインハイブリッド車(PHV)のSUV「アウトランダーPHEV」635台を受注したと発表した。

ポーランド政府、エネルギー企業の配当金制限を検討

ポーランドのチェルゼフスキー・エネルギー相は1月25日、現地日刊紙『パルキエト』とのインタビューで、政府がエネルギー企業の高額な配当金支払いを制限する方針であることを明らかにした。企業は大規模な設備投資のため資本力を強化

マンツ―過去最高の受注獲得―

経営不振の独特殊機械メーカー、マンツ(ロイトリンゲン)は23日、中国メーカー2社から薄型太陽電池製造装置を受注したと発表した。受注高は同社史上でダントツ1位の計2億6,300万ユーロ。2015年の売上高(2億2,000万

MHIヴェスタス―独で大型受注―

三菱重工業は17日、デンマーク企業ヴェスタスとの洋上風力発電設備合弁MHIヴェスタス・オフショア・ウインド(オーフス)が、デンマークの風力発電大手DONGエナジーから大型受注を獲得したと発表した。DONGがドイツで計画す

ゾンネン―電力販売をスタート―

太陽光発電向けの蓄電池を製造する独ゾンネン(ヴィルトポルツリード)は23日、一般世帯向けに電力販売を開始した。新たな事業分野を切り開き、成長を加速する考えだ。フィリップ・シュレーダー社長への取材をもとに23日付『フランク

VWが中国当局と交渉、エコカー販売比率で不利なルール回避へ

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のヨッヘン・ハイツマン取締役(中国事業担当)は19日、自動車販売台数の一定比率以上をエコカーとすることをメーカーに義務づける中国政府の法案をめぐって同国の当局と交渉していることを明ら

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