石油・石炭・ガス

インフレ率が再びプラスに、5月は0.1%

ドイツ連邦統計局が5月30日発表した同月の消費者物価指数(CPI、暫定値)は前年同月比0.1%増となり、インフレ率は前月の同マイナス0.1%から2カ月ぶりにプラスの領域へと戻った。エネルギー価格の下落幅が前月の8.5%か […]

輸入物価が09年10月以来の大幅下落、4月-6.6%に

ドイツ連邦統計局が5月30日発表した4月の輸入物価指数は前年同月比6.6%減となり、2009年10月以来の大幅下落を記録した。エネルギーが30.8%減となり足を強く引っ張った格好。エネルギーを除いた物価変動率はマイナス3

トルコ、電気・電子機器や医療、エネルギーが有望分野

トルコで電気機器・設備の生産が拡大している。同国統計局(TUIK)によると、電気機器の生産額は1‐3月期に前年同期比で1.1%増加した。世帯数の増加に伴い、家庭用及び台所用機器とエンターテイメント機器の需要が増えており、

ロスネフチ、ギリシャ石油精製最大手と提携で基本合意

ロシア石油最大手の国営ロスネフチは5月27日、ギリシャ石油精製最大手のヘレニック・ペトロリアム(HEP)と提携することで基本合意した。原油・石油製品を直接取引するほか、他の提携の形を探る。合意書の有効期限は当初1年で延長

米企業、ウズベキスタンに石炭液化プラント建設

ウズベキスタンの国営石油会社ウズベクネフチガス(Uzbek Neftegaz)と米エンジニアリング大手ジャッコ・テクノロジー・グループ(Jacko Technology Group)は先ごろ、ウズベキスタンで計画されてい

シェル、追加で2200人削減

欧州石油大手の英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルは25日、原油安による業績悪化を受けて、新たに2,200人を削減すると発表した。同社は昨年、英ガス大手BGグループの買収が決まったこともあって1万300人を削減する方針を打ち出し

生産者物価、4月も下落幅大きく

ドイツ連邦統計局が20日発表した4月の生産者物価指数は前年同月を3.1%下回り、前月(同-3.1%)に引き続き大きな下落幅となった。エネルギーが8.8%減となり、全体を強く押し下げた格好。エネルギーを除いたベースでは下げ

アドリア海横断パイプラインが着工

ギリシャ国境からアルバニアを経由してイタリアに至るアドリア海横断パイプライン(TAP)の着工記念する式典が17日、ギリシャのテサロニキで開催された。同式典にはギリシャのツィプラス首相の他、欧州連合(EU)の欧州委員会のセ

バルト海天然ガスパイプライン建設にデンマークが積極姿勢

デンマークを経由してポーランドとノルウェーを結ぶ天然ガスパイプライン「バルティック・パイプ」計画にデンマークが強い関心を示している。国営送ガス会社のエナジーネット(Energinet.dk)はこのほど、ガス供給の「多様化

ハンガリーMOL、墺ガソリン小売市場再参入に意欲

中欧石油最大手のMOL(ハンガリー)が、昨年夏に撤退したオーストリアのガソリン小売市場への再参入を検討している。下流事業を統括するホルヴァット専務取締役が17日、オーストリアの経済紙『ヴィルトシャフツブラット』に明らかに

露大統領、バシネフチ民営化を承認

ロシアのプーチン大統領は先ごろ、国営石油会社バシネフチ(Bashneft)の民営化を承認した。株式売却益で石油価格の下落により生じた財政赤字を補てんする意向だ。売却先や売却価格については確定していない。 ウリュカエフ経済

石油サービスの仏テクニップ、米FMCと合併

石油・ガス関連のエンジニアリングサービス大手である仏テクニップと米FMCテクノロジーズは19日、合併で合意したと発表した。原油価格の低下で同分野の需要が落ち込む中、統合によるコスト節減で苦境を乗り切ることを目指す。 両社

4月インフレ率、エネルギーを除いたベースで0.9%に低下

ドイツ連邦統計局は13日、4月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、インフレ率(ドイツ基準)は前年同月比がマイナス0.1%、前月比がマイナス0.4%で速報値と変わりがなかった。最大の物価押し下げ要因であるエネル

独化学業界、16年売上予測を再度引き下げ

独化学工業会(VCI)は12日、独業界(製薬を含む)の2016年売上高見通しを引き下げた。下方修正は3月に続き2度目。独・欧州の景気が業界企業の想定を下回っているうえ、米国、中国、ロシア、ブラジルなど主要市場向けの輸出も

トタル、電池メーカーのサフトを買収

仏石油大手トタルは9日、電池製造の仏サフトを買収することで合意したと発表した。トタルは再生可能エネルギー事業を強化しており、その普及拡大に欠かせない蓄電池事業を強化する。 トタルは株式公開買い付け(TOB)を通じてサフト

PKNオルレン、アラムコから原油調達

ポーランド石油大手のPKNオルレンは9日、サウジアラビア同業のアラムコから月20万トン強の原油を調達すると発表した。期間は今月から年末までで、1年ごとの延長が可能となる。オルレンが中東諸国から長期契約の形で原油を購入する

シーメンス―1-3月期営業益28%増加―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が4日発表した2016年1-3月期(第2四半期)決算の産業部門の営業利益は21億1,500万ユーロとなり、前年同期比で28%増加した。コスト削減が奏功。火力発電設備などを手がけるパワー

トタル―電池メーカー買収へ―

石油メジャーの仏トタル(クールブヴォア)は9日、電池製造の仏サフトを買収することで合意したと発表した。トタルは再生可能エネルギー事業を強化しており、その普及拡大に欠かせない蓄電池事業を強化する考えだ。 株式公開買い付け(

ハイデルベルクセメント―利益見通し引き上げ―

セメント大手の独ハイデルベルクセメントは4日、2016年12月期の利益見通しを引き上げた。第1四半期(1~3月)の業績が好調だったためで、これまで「緩やかに増加する」としていた営業利益と純利益を「1ケタ台後半から2ケタ台

PKNオルレン、アラムコから原油を調達

ポーランド石油大手のPKNオルレンは9日、サウジアラビアの同業アラムコから月20万トン強の原油を調達すると発表した。期間は今月から年末までで、解約しなければ契約が1年ずつ自動延長される。オルレンが中東諸国から長期契約の形

チェコ石炭大手OKD、破産申請

チェコ石炭採掘最大手のOKDは3日、破産手続きの申し立てを行った。石炭価格の低迷に苦しむ同社は赤字が続き、多額の負債を抱えるが、政府が救済を拒否したことから債務の履行ができなくなった。同社は今回の破産申請について、リスト

中国、ヤマルLNGプロジェクトに出資

中国の輸出入銀行と国家開発銀行は先ごろ、ロシア天然ガス2位のノバテク(Novatek)が北極圏のヤマル半島で進めている液化天然ガス(LNG)プロジェクトに対し、120億ドルに上る期間15年間のクレジットライン(信用供与枠

独ヴィンタースハル、EOR技術研究でガスプロムネフチと提携

独化学大手BASFのエネルギー子会社ヴィンタースハルとロシアの石油大手ガスプロムネフチは先ごろ、老朽化した油田での増産を目的とする増進回収法(EOR)の利用に関する研究を共同で行うことで合意した。各種のEORのうち、界面

ボッシュ―イランに事業拠点開設―

自動車部品・産業機器大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は9日、イランの首都テヘランに事業拠点を開設すると発表した。欧米の対イラン制裁解除を受けて同国経済の急速な拡大が見込まれることから、同市場に再参入する。すべての事業

フォイト―産業サービス事業を売却―

機械大手の独フォイト(ハイデンハイム・アン・デア・ブレンツ)は9日、産業サービス事業を独投資会社トリトンに売却することで合意したと発表した。インダストリー4.0の時代に見合った事業体制を整える戦略の一環。他の事業と事業モ

エネルギー消費のCO2排出、EU全体で0.7%増

EU統計局(ユーロスタット)が3日公表したEU域内のエネルギー消費に伴う二酸化炭素(CO2)排出量に関するリポートによると、2015年は化石燃料の燃焼によるCO2排出量が前年比で0.7%増加した。国別にみると、EU28カ

マースク、1~3月期は大幅減益

欧州海運・石油大手のAPモラー・マースク(デンマーク)が4日発表した2016年1~3月期(第1四半期)決算の純利益は2億2,400万ドルとなり、前年同期から86%減少した。原油安、コンテナ運賃の下落を受けて海運、石油部門

中国華信能源、カザフ国営石油会社と合弁

中国の民間資源・投資会社、中国華信能源(CEFC)は3日、カザフスタン国営石油会社カズムナイガス(KMG)と合弁契約を結んだと発表した。昨年12月に合意した戦略提携に基づくもので、ルーマニアなどで事業を展開するKMGイン

インフレ率が1年3カ月来のマイナスに、4月は-0.1%

ドイツ連邦統計局が4月29日発表した同月の消費者物価指数(CPI、前日発表の速報値を訂正)は前年同月比0.1%減となり、インフレ率(物価変動率)は前月のプラス0.3%から0.4ポイント低下した。インフレ率がマイナスとなる

3月輸入物価5.9%低下、09年以来の大きな下落幅に

ドイツ連邦統計局が4月27日発表した3月の輸入物価指数は前年同月を5.9%下回り、09年10月以来の大きな下落幅となった。エネルギーが29.8%下がったことが最大の押し下げ要因で、エネルギーを除いたベースでは下げ幅が2.

BASF―約30%の減収に、石油安と事業売却響く―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)が4月29日発表した2016年1-3月期(第1四半期)決算の売上高は前年同期比29%減の142億800万ユーロと大幅に落ち込んだ。天然ガス販売・貯蔵事業の売却と石油価格の急

独エーオン、ルーマニアのインフラ整備に1.7億ユーロ

独エネルギー大手エーオンのルーマニア子会社は4月26日発表した今年の事業計画で、同国のインフラ整備に7億8,300万レウ(約1億7,500万ユーロ)を投じることを明らかにした。4億3,300万レウ余りをかけて送電設備など

ガスプロム、15年は5倍の増益

ロシア国営ガス会社のガスプロムが4月28日発表した2015年12月通期決算の純利益は7,870億ルーブル(約170億ユーロ)となり、前期の1,590億ルーブルから約5倍に拡大した。ルーブル安で欧州やその他の地域向けのガス

ロシア、ナホトカに石炭ターミナル

ロシアの港湾企業ノーヴィ・ウーゴリヌィ・ターミナル(NUT:Novyj Ugolnyj Terminal)と政府系の極東開発公社(KRDV)は先ごろ、同国極東のナホトカ湾での石炭積み出し用ターミナルの建設計画に関する合意

BASFが大幅減収、石油安と事業売却響く

化学大手の独BASFが4月29日発表した2016年1~3月期(第1四半期)決算の売上高は前年同期比29%減の142億800万ユーロと大幅に落ち込んだ。天然ガス販売・貯蔵事業の売却と石油価格の急落を受けて石油・天然ガス部門

ガスプロム、15年は5倍の増益

ロシア国営ガス会社のガスプロムが4月28日発表した2015年12月通期決算の純利益は7,870億ルーブル(約170億ユーロ)となり、前期の1,590億ルーブルから約5倍に拡大した。ルーブル安で欧州やその他の地域向けのガス

3月生産者物価3.1%下落、10年1月以来の下げ幅に

ドイツ連邦統計局が20日発表した3月の生産者物価指数は前年同月を3.1%下回り、2010年1月以来の大きな下げ幅となった。エネルギーが9.2%低下したことが最大の押し下げ要因で、エネルギーを除いた同物価の下落幅は0.9%

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