貿易

トルコとカンボジア、関係強化で一致

カンボジアのフン・セン首相は21日、訪問先のトルコで同国のエルドアン大統領と会談し、関係強化で合意した。両国間貿易の活発化で一致したほか、教育、農業分野などにおける8つの基本合意(MoU)に調印した。 フン・セン首相が2 […]

EUと英の離脱交渉がなお難航、合意期限を12月に先送りへ

EUは17、18日に開いた首脳会議で英国と進めている離脱交渉について協議したが、大きな進展なく終了した。EUは正式合意の場となる臨時首脳会議を11月に開く方針だったが、今回の結果を受けて開催の見送りを決定。「合意なき離脱

EUとシンガポール、FTA・投資保護協定に署名

EUとシンガポールは19日、ブリュッセルで開かれたアジア欧州会議(ASEM)首脳会議で、自由貿易協定(FTA)および投資保護協定に署名した。両協定は欧州議会で採決が行われ、承認されると、FTAについては欧州委員会の任期が

ユーロ圏貿易収支、8月は117億ユーロの黒字

EU統計局ユーロスタットが16日発表した8月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は117億ユーロの黒字となり、黒字幅は前年同月の153億ユーロを下回った。輸出が前年同月比5.6%増の1,815億ユ

カザフ、英国と投資プロジェクトを実施

カザフスタンの投資促進機関カザフインベストは8日、英国輸出信用保証局とエネルギーなど4つの分野における投資プロジェクトに参加することで合意し、基本合意書を交わした。両者は今後、カザフスタンが重点を置く分野で協力してプロジ

輸出高3カ月連続拡大、8月は2.2%増に

ドイツ連邦統計局が9日発表した8月の輸出高(暫定値)は前年同月比2.2%増の1,052億ユーロとなり、3カ月連続で拡大した。欧州連合(EU)域外向けが3.5%伸びて全体をけん引。EU向けはユーロ圏が1.3%増、EUのユー

カンボジアの関税優遇停止手続きに着手、ミャンマーも停止検討

欧州委員会のマルムストローム委員(通商担当)は5日、カンボジアのフン・セン政権が野党や報道機関への弾圧を強めていることを受け、同国からの輸入品に対する関税優遇措置の停止に向けた手続きに着手したことを明らかにした。また、ミ

ボルボがイランでの生産中止、米の制裁再開で

欧州トラック大手のボルボ(スウェーデン)が、米国の対イラン制裁再開を受けて、イランでのトラック生産を中止した。同社の広報担当者が9月24日、ロイター通信に明らかにした。 8月に再開されたイランへの経済制裁は、自動車や鉄鋼

ベラルーシ、中国の江蘇蘇豪と協力

ベラルーシ経済省と中国の国有企業、江蘇蘇豪控股集団はこのほど、両国間の経済協力を推進するための基本合意書(MOU)を締結した。両国間貿易の増加と多様化を図るとともに、中国が主導する広域経済圏構想「一帯一路」の関連基金をベ

成長率予測を大幅引き下げ=秋季予測

Ifoなど有力経済研究所は9月27日に公表した共同作成の「秋季経済予測」で、国内総生産(GDP)見通しを引き下げた。ドイツ企業の主要な国外市場が弱含んでいるうえ、人材不足も深刻化しているためだ。自動車業界の生産が新しい排

SMAソーラー―市場悪化で業績見通し引き下げ―

太陽光パネルなどで生産される電力を直流から交流へと変換するソーラーインバーターの有力メーカーである独SMAソーラー(ニーステタール)は9月27日、2018年12月期の業績見通しを引き下げた。市場環境の急速な悪化を受けたも

ロシア、自動車部品輸入関税の減免措置を撤廃

ロシアが特定企業に適用している自動車部品輸入関税の減免措置が近く撤廃される。世界貿易機関(WTO)加盟に伴い変更が求められていたもので、ロシアが加盟するユーラシア経済共同体(EAEU)がこのほど合意した。この結果、対象企

トルコの貿易赤字、8月は59%減

トルコ統計局(TUIK)が9月28日発表した2018年8月の貿易赤字(速報値)は24億2,200万ドルで、前年同月比で59%減少した。輸出額は123億8,300万ドル、輸入額は148億500万ドルだった。輸入が22.7%

トルコの17年鉱工業輸出、53%がEU向け

トルコ統計局(TUIK)が9月25日発表した2017年の鉱工業輸出高は約888億ドルで、前年比10.4%の大幅増となった。仕向け先別でみると、最大の取引先である欧州連合(EU)向けが金額・割合ともに増えたほか、北米、アジ

ボルボがイランでの生産中止、米の制裁再開で

欧州トラック大手のボルボ(スウェーデン)が、米国の対イラン制裁再開を受けて、イランでのトラック生産を中止した。同社の広報担当者が9月24日、ロイター通信に明らかにした。 8月に再開されたイランへの経済制裁は、自動車や鉄鋼

アルバニア、車齢10年超の中古車輸入禁止へ

アルバニア政府はこのほど、車齢が10年を超える車両とEUの環境基準を満たさない車両の輸入を禁止する方針を固めた。EU平均の2倍に相当する同国の平均車齢(20年)を引き下げ、大気汚染を改善するのが狙い。予定通りに進めば来年

独電機輸出、7月は過去最高に

独電気電子工業会(ZVEI)が20日発表したドイツの7月の電気製品輸出高は前年同月比8.6%増の170億ユーロとなり、同月の最高を更新した。欧州域外向けが11.2%増の65億ユーロと特に好調で、全体をけん引。欧州向けも7

EUと英の離脱交渉、合意期限を11月に先送り

英国のEU離脱をめぐる同国とEUの交渉が依然として難航している。EUは19、20日にオーストリアのザルツブルクで非公式首脳会議を開き、EU離脱問題について協議したが、北アイルランドとアイルランドの国境管理など懸案をめぐる

欧州委がWTO改革案を発表、通商ルール刷新など提案

欧州委員会は18日、世界貿易機関(WTO)の改革案を発表した。急速に存在感を増す中国などを念頭に、世界経済の実態に即した通商ルールを早急に整備する必要があると指摘。産業補助金など市場を歪める貿易慣行に対する監視強化や、紛

EU・米通商協議で初の閣僚会合、11月中に「具体的成果を」

欧州委員会のマルムストローム委員(通商担当)は10日、ブリュッセルでライトハイザー米通商代表部(USTR)代表と会談し、7月の欧州連合(EU)・米首脳会談で合意した貿易障壁の撤廃に向けた通商交渉が本格始動した。双方は高官

独電車業界の売上、昨年は12%拡大

独電気電子工業会(ZVEI)は17日、国内電車製造業界の売上高が昨年は約70億ユーロとなり、前年比で12%増加したと発表した。国内売上が約16%増と国外売上の2倍の伸びを記録。全体を押し上げた。 輸出高は45億ユーロに上

機械業界減速、来年は生産成長率2%に低下

ドイツ機械工業連盟(VDMA)は13日、独業界の来年の生産成長率が実質2%となり、今年の同5%(予測)から大幅に低下する見通しを明らかにした。英国が欧州連合(EU)から「無秩序離脱」するリスクの高まりや通商摩擦などリスク

EU・米通商協議で初の閣僚会合、11月中に「具体的成果を」

欧州委員会のマルムストローム委員(通商担当)は10日、ブリュッセルでライトハイザー米通商代表部(USTR)代表と会談し、7月のEU・米首脳会談で合意した貿易障壁の撤廃に向けた通商交渉が本格始動した。双方は高官級の作業部会

ユーロ圏貿易収支、7月は176億ユーロの黒字

EU統計局ユーロスタットが14日発表した7月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は176億ユーロの黒字となり、黒字幅は前年同月の216億ユーロから縮小した。輸出が前年同月比9.4%増の1,946億

カタールが今後5年で独に100億ユーロ投資

カタールのシェイク・タミーム・ビン・ハマド・アール・サーニ首長は7日ベルリンの投資家会議で、今後5年間でドイツに総額100億ユーロを投資する考えを表明した。具体的にどの分野、どの企業に投資するかは未定だが、液化天然ガス(

輸出高2カ月連続拡大、7月は7.6%増に

ドイツ連邦統計局が7日発表した7月の輸出高(暫定値)は前年同月比7.6%増の1,110億ユーロとなり、2カ月連続で拡大した。ユーロ加盟国向けが9.5%伸びて全体をけん引。欧州連合(EU)域外向けは7.1%増、EUのユーロ

7月機械業界受注3%増加、国内・ユーロ圏がけん引

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が5日発表した独業界の7月の新規受注高は前年同月比で実質3%増加し、2カ月連続で拡大した。国内とユーロ圏(ドイツを除く)がともに9%増えて全体をけん引。3%減となったユーロ圏外の不振が相殺さ

化学業界減速、4-6月売上が減少

独化学工業会(VCI)が7日発表した独化学・製薬業界の4-6月期(第2四半期)の売上高は営業日数・季節要因調整後の実質で前期を0.1%下回った。国外売上は0.3%増加したものの、国内が0.8%減少して足を引っ張った格好。

ビューティケア・家庭用ケア用品業界、上期輸出3.4%増加

ボディケア・洗剤製造連盟(IKW)が10日発表した独ビューティケア・家庭用ケア用品メーカーの上半期の国内売上高と輸出高は合わせて125億ユーロとなり、前年同期比で2.1%増加した。輸出が3.4%増の46億ユーロと好調で全

韓国の対ポーランドFDI、17年は過去最高

韓国企業によるポーランドへの直接投資(FDI)が拡大している。ポーランド投資・貿易庁(PAIH)がこのほど公表したデータによると、2017年は前年から3億ユーロ拡大し、中国を約5億ユーロ上回る約19億ユーロに達した。投資

ホルモン牛肉めぐる紛争、EUが米と交渉開始へ

欧州委員会は3日、EUと米国の肥育ホルモン剤を使用した米国産牛肉の輸入制限をめぐる通商紛争の解決に向けた交渉を開始する方針を打ち出した。激化しているEUと米の貿易摩擦の緩和が狙い。EU加盟国の承認を経て交渉を行い、米国産

韓国の対ポーランドFDI、17年は過去最高

韓国企業によるポーランドへの直接投資(FDI)が拡大している。ポーランド投資・貿易庁(PAIH)がこのほど公表したデータによると、2017年は前年から3億ユーロ拡大し、中国を約5億ユーロ上回る約19億ユーロに達した。投資

米の対応次第で自動車関税撤廃も、欧州委員が示唆

欧州委員会のマルムストローム委員(通商担当)は8月30日、欧州議会で米国との通商協議について進捗状況を報告し、通商政策をめぐる「深い溝」は埋まっていないとしたうえで、「もし米国が同じように対応するのであれば、欧州連合(E

輸入物価の上げ幅一段と拡大、7月は5%に

ドイツ連邦統計局が8月30日発表した7月の輸入物価指数は前年同月比5.0%増となり、昨年4月以来(15カ月ぶり)の高い伸びを記録した。上げ幅の拡大は5カ月連続。エネルギーが37.9%上昇したことが大きく、エネルギーを除い

消費者景況感2カ月連続悪化、インフレ率の上昇響く

市場調査大手のGfKが8月29日発表したドイツ消費者景況感指数の9月向け予測値は10.5となり、8月の確定値(10.6)を0.1ポイント下回った。同指数の悪化は2カ月連続。長らく低い水準にあったインフレ率がこの数カ月、2

米の対応次第で自動車関税撤廃も、欧州委員が示唆

欧州委員会のマルムストローム委員(通商担当)は8月30日、欧州議会で米国との通商協議について進捗状況を報告し、通商政策をめぐる「深い溝」は埋まっていないとしたうえで、「もし米国が同じように対応するのであれば、EUは自動車

景気に回復感、対米通商戦争回避で先行き懸念ひとまず後退

低迷感の強かったドイツの景気が明るさを取り戻してきた。第2四半期(4~6月)の国内総生産(GDP)は予想外の高い伸びを記録。8月の企業景況感も大幅に好転して数カ月来の高水準を回復しており、Ifo経済研究所のクラウス・ヴォ

CATL―来年にも欧州事業開始―

中国の車載電池大手、寧徳時代新能源科技(CATL)は来年にも欧州市場での活動を本格的に始動する考えだ。独テューリンゲン州エアフルトに建設するリチウムイオン電池工場の完成は2022年を予定しているものの、生産開始前から新規

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