金融

エルドアン大統領、金融政策介入に言及

トルコのエルドアン大統領は15日、ブルームバーグ通信のインタビューで、来月24日の大統領・議会選挙で当選した場合は金融政策への影響力を強める意向だと発言した。これを受けて通貨リラの為替相場は下落。インフレの高進と企業債務 […]

ポストバンク―100店舗強を年内に閉鎖―

ドイツ銀行のリテール子会社ポストバンク(ボン)が100カ所以上の店舗を年内に閉鎖する。日曜版『ビルト』紙が報じ、ズザンネ・クレースベークラー取締役(個人顧客事業担当)が追認した。長期戦略の一環で、ドイツ銀リテール部門との

トムソン・ロイター、外為取引部門の一部を英から移転

金融情報サービス大手の米トムソン・ロイターは15日、英国で展開している外国為替取引サービス部門の一部をアイルランドに移転すると発表した。英国のEU離脱によって「単一パスポート」制を利用できなくなるためで、ダブリンに新会社

米ペイパル、スウェーデンのアイゼトルを買収

オンライン決済サービスを手掛ける米ペイパル・ホールディングスは17日、スウェーデンのモバイル決済サービス会社アイゼトル(iZettle)を買収することで合意したと発表した。実店舗のクレジットカード決済サービス事業の強化が

4人に3人がオンラインバンキング、スマホでの利用増加

ドイツの消費者の76%がオンラインバンキングを利用していることが、情報通信業界連盟(Bitkom)のアンケート調査で分かった。2年前は70%、4年前は68%にとどまっており、利用率は増加傾向にある。今回の調査では「今後の

キッチンの平均購入価格、昨年は200ユーロ上昇

ドイツでキッチン設備の購入価格が上昇している。低金利や雇用の安定のほか、キッチンがステイタスシンボルとなっていることが背景にあり、昨年の平均購入価格は前年を200ユーロ上回る6,900ユーロへと達した。業界団体AMKが1

中東欧における中国の影響力は限定的=エルステ銀調査

オーストリア金融大手のエルステ・グループは先ごろ発表した調査リポートで、「中東欧地域における中国の影響力は限定的」とする見方を示した。中国からの融資は欧州連合(EU)助成金に比べて条件が劣り、EU加盟国にとっては魅力に乏

ルーマニア国営ウラン会社への公的支援、欧州委が疑義

欧州委員会は8日、ルーマニア政府が計画している国営ウラン会社(CNU)に対する総額9,500万ユーロの支援策が欧州連合(EU)の国家補助規定に違反していないか、本格調査を開始したと発表した。同国政府は2016年にCNUに

チェコのユーロ導入はしばらく先に

チェコが欧州単一通貨ユーロを導入するのはしばらく先になりそうだ。近く成立する見込みの次期政権の施政方針案に「導入見送り」が盛り込まれたことが先ごろ明らかになった。新政権の首相と目されるバビシュ暫定首相(ANO)は現地新聞

ルーマニア中銀、インフレ見通し引き上げ

ルーマニア中央銀行は9日、2018年の予想インフレ率を従来の3.5%から3.6%に上方修正した。中銀の上限目標値(3.5%)を上回る水準となる。19年については0.1ポイント引き下げ、3%とした。 中銀のイサレスク総裁は

ハパックロイド―合併効果で増収増益に―

海運大手の独ハパックロイド(ハンブルク)が14日発表した2018年1-3月期(第1四半期)決算の売上高は前年同期比23%増の26億1,670万ユーロへと拡大した。中東同業ユナイテッド・アラブ・シッピング・カンパニー(UA

中国中信、ベラルーシの銀行に食指

中国政府系の複合企業、中国中信集団(CITIC)がベラルーシで銀行を買収する意向だ。ベラルーシのコビャコフ首相によると、候補として国営銀行2行が挙がっている。 王炯総経理(社長)の率いる中国中信代表団は今月7日から4日間

シーメンス―利益見通し引き上げ―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は9日の決算発表で2018年9月通期の利益見通しを引き上げた。18年1-3月期(第2四半期)の利益が予想を上回ったためで、1株当たりの利益を従来の「7.2~7.7ユーロ」から「7.7~

ハイデルベルガー―米税制改革の影響で減益に―

印刷機械大手の独ハイデルベルガー・ドルックマシーネンが8日発表した2018年3月期暫定決算の税引き後利益は前期比61%減の1,400万ユーロへと大きく落ち込んだ。ユーロ高のほか、米国の税制改革が響いた格好で、特殊要因を除

ロケット・インターネット―アリババに子会社売却―

独投資会社ロケット・インターネット(ベルリン)は8日、南アジアで電子商取引を展開する子会社ダラズ(Daraz)の全株式を中国の電子商取引大手アリババに売却したと発表した。ダラズの企業価値が高まったことから放出した。ロケッ

コメルツ銀行―1-3月期営業減益に、法人部門の不振で―

独銀2位のコメルツ銀行(フランクフルト)が15日発表した2018年1-3月期(第1四半期)決算の営業利益は前年同期比12.3%減の2億8,900万ユーロへと落ち込んだ。法人顧客部門の不振が響いた格好。純利益は税還付の効果

ECBがサバデル銀に罰金命令、株式買い戻しめぐり

欧州中央銀行(ECB)は8日、スペイン大手銀行のバンコ・サバデルが自己資本規制に違反したとして、160万ユーロの罰金支払いを命じたと発表した。ユーロ圏の銀行は自社の株式を買い戻す際、事前にECBの銀行監督委員会から承認を

ルーマニア国営ウラン会社への公的支援、欧州委が疑義

欧州委員会は8日、ルーマニア政府が計画している国営ウラン会社(CNU)に対する総額9,500万ユーロの支援策がEUの国家補助規定に違反していないか、本格調査を開始したと発表した。同国政府は2016年にCNUに対して1,3

自動車購入、消費者の44%が自動車ローンを利用

市場調査機関のInnofact が消費者1,000人を対象に実施したアンケート調査によると、今年大きな買い物を計画している人のうち53.8%が車かバイクの購入を考えている。自動車購入予定者の44%がローンの利用を挙げた。

ドイツ銀行―航空券決済システムでカード業界に宣戦―

独銀最大手のドイツ銀行(フランクフルト)は7日、航空チケットの新しい決済システムを開発することで、世界の航空会社の業界団体である国際航空運送協会(IATA)と合意したと発表した。クレジットカードやデビットカードを利用した

BASF―製紙・水処理薬品事業を米ソレニスと統合―

化学大手の独BASFは3日、製紙・水処理薬品事業を米特殊化学大手ソレニスと統合すると発表した。事業整理の一環。取引の詳細は公表していない。早ければ年末に統合手続きが完了すると見込んでいる。 ソレニスをソレニスの親会社であ

ルーマニア中銀が追加利上げ、政策金利2.5%に

ルーマニア中央銀行は7日、主要政策金利を0.25ポイント引き上げ、2.5%とした。利上げは今年に入って3度目。インフレ率の上昇が続いていることから追加利上げに踏み切った。銀行間取引の上限金利(限界貸出金利)と下限金利であ

米S&P、トルコ国債を格下げ

大手格付け会社の米S&Pグローバル・レーティングは1日、トルコの外貨建て長期債務の格付けを従来の「ダブルB」から「ダブルBマイナス」に引き下げたと発表した。見通しは「安定的」で据え置いた。 S&Pは「

バイエル―売上・営業益見通し引き下げ―

製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は3日の決算発表で、2018年12月期の業績見通しを引き下げた。為替差損が従来予想を上回る見通しを踏まえたもので、これまで「前年水準を保つ」としてきた売上高と営業利益(EBIT

ロシア中銀、金利据え置き

ロシア中央銀行は4月27日、主要政策金利の1週間物入札レポ金利を7.25%に据え置くことを決定した。米国の対ロ制裁延長を背景に、物価上昇のペースが早まると判断し、追加利下げを見送った。年内はインフレ期待の抑制と経済振興を

エボニック―1-3月期14%の営業増益に―

特殊化学大手のエボニック(エッセン)が8日発表した2018年1-3月期(第1四半期)決算の営業利益(EBITDA、調整済み)は前年同期比14%増の6億7,900万ユーロへと拡大した。原料調達コスト管理の改善と米JMフーバ

露ズベルバンクとヤンデックス、ECの合弁会社設立

ロシア最大手銀行の国営ズベルバンクと検索サイト最大手ヤンデックスは4月27日、ネット販売のポータルサイトを運営する合弁会社を設立したと発表した。 新会社はヤンデックスの電子商取引(EC)事業部門「ヤンデックス・マーケット

BMW―ユーロ高が直撃、1-3月期営業減益に―

自動車大手の独BMW(ミュンヘン)が4日発表した2018年1-3月期(第1四半期)決算の営業利益(EBIT)は前年同期比3.1%減の27億3,300万ユーロへと落ち込んだ。電動車や自動運転車への開発投資が膨らんだほか、ユ

ヴォノヴィア―スウェーデン同業に友好TOB―

独住宅不動産最大手のヴォノヴィア(ボーフム)は3日、スウェーデン同業ヴィクトリア・パークを株式公開買い付け(TOB)で買収すると発表した。ヴィクトリアは米投資会社スターウッド・キャピタルの買収提案を拒否しており、ヴォノヴ

炭鉱・石炭発電所向け保険から撤退、アリアンツが脱炭素加速

保険大手の独アリアンツは4日、個々の炭鉱・石炭発電所向けの保険事業から新規も既存も含めて即時撤退すると発表した。同社は脱炭素社会の実現に積極的に貢献していく方針を打ち出しており、保険部門の顧客資金運用でも二酸化炭素(CO

露ズベルバンクとヤンデックス、ECの合弁会社設立

ロシア最大手銀行の国営ズベルバンクと検索サイト最大手ヤンデックスは4月27日、ネット販売のポータルサイトを運営する合弁会社を設立したと発表した。 新会社はヤンデックスの電子商取引(EC)事業部門「ヤンデックス・マーケット

消費者景況感やや悪化、シリア問題など影落とす

市場調査大手のGfKが4月26日発表したドイツ消費者景況感指数の5月向け予測値は4月の確定値(10.9)を0.1ポイント下回る10.8となり、2カ月ぶりに悪化した。内戦中のシリアをめぐる西側諸国とロシアの対立や米トランプ

エボニック―肌質分析機器のスタートアップに出資―

特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は4月26日、肌質の分析などを行う機器を開発する米スタートアップ企業マイスキンに資本参加したと発表した。ケア用品原料事業の強化につなげる考え。出資比率は50%未満。出資額と正確な出資

ドイツ銀行―収益力強化へ、投資銀行事業は縮小―

独銀最大手のドイツ銀行(フランクフルト)は4月26日、収益力強化に向けた施策の大枠を発表した。同行は業績不振の長期化を受けて今月上旬に頭取を交代したばかり。クライアン前頭取はスピード感と実行力の欠如を理由に解任されたこと

クラーク―投資家から2900万ドル調達―

IT技術を利用した保険サービスのスタートアップ企業(インシュアテック)である独クラークは4月25日、シリーズBラウンドの資金調達で2,900万ドルを獲得したと発表した。事業規模の拡大に向けたシリーズBの資金調達で欧州のイ

チェコ投資会社PPF、英オンライン旅行誌に出資

ロンドンに拠点を置くオンライン旅行誌カルチャートリップは4月24日、チェコの投資ファンドPPFを含む投資家から8,000万ドルを調達したことを明らかにした。今回の調達額は欧州のメディア関連企業としては過去最大規模。新コン

トルコ中銀が上限金利を引き上げ、リラ安に対応

トルコ中央銀行は4月25日、政策金利のうち事実上の上限金利と位置付ける後期流動性貸出金利を0.75ポイント引き上げ、13.5%とすることを決めた。通貨リラの下落を食い止めることで輸入コストを抑え、物価の安定を図るのが狙い

欧州中銀、金融政策を維持

欧州中央銀行(ECB)は26日に開いた定例政策理事会で、現行金融政策の維持を決めた。主要政策金利を0%、中銀預金金利をマイナス0.4%に据え置く。ユーロ圏の国債などを買い入れる量的金融緩和策についても、9月末まで継続する

ギリシャへの新たな支援措置、EUが6月に決定へ

EUは27日にブルガリアで開いたユーロ圏の非公式財務相会合で、8月に金融支援が終了するギリシャについて、さらなる財政再建を進めるために必要となる支援措置を6月の会合で決めることを確認した。支援脱却後の債務軽減策が同措置の

トルコ中銀が上限金利を引き上げ、リラ安に対応

トルコ中央銀行は25日、政策金利のうち事実上の上限金利と位置付ける後期流動性貸出金利を0.75ポイント引き上げ、13.5%とすることを決めた。通貨リラの下落を食い止めることで輸入コストを抑え、物価の安定を図るのが狙いで、

中国華信能源、チェコ事業を合弁化

中国政府系の大手複合企業、中国中信集団(CITIC)が、チェコを拠点とする欧州中国華信能源(CEFC Europe)の株式49%を取得する。CEFCのチェコ事業を政府系企業との合弁会社にすることで、チェコ側の懸念を払しょ

JX金属―独社買収に国際協力銀が協力―

JX金属は17日、独金属素材製造エイチ・シー・スタルクの子会社エイチ・シー・スタルク・タンタルム・アンド・ニオビウム(HCS TaNb)を国際協力銀行と共同買収すると発表した。当初は単独での買収を予定していたが、国際協力

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