金融

ゲレスハイマー―実験用ガラス製品事業から撤退―

包装材大手の独ゲレスハイマー(デュッセルドルフ)は12日、同社と米チェイス・サイエンティフィック・グラスが実験用ガラス製品の合弁会社(キンブル・チェイス・ライフサイエンス・アンド・リサーチ・プロダクツ)を、投資会社デュラ […]

コメルツ銀行―組織再編で投資銀行部門解体か―

独銀2位のコメルツ銀行(フランクフルト)が組織再編を計画しているもようだ。『ハンデルスブラット』紙など各種メディアが消息筋の情報として9日、報じたもので、投資銀行部門を解体し、その一部を中小・中堅企業(ミッテルシュタント

ヘッセン州立銀行―資産運用会社を売却へ―

ヘッセン・テューリンゲン州立銀行(Helaba)は9日、同行とヘッセン・テューリンゲン貯蓄銀行投資会社(HTSB)が傘下の資産運用会社ハノーバー・リーシングを売却すると発表した。ハノーバー・リーシングは投資信託の買戻しを

エボニック

特殊化学大手の独エボニックは7日、アイルランドの医療機器メーカーであるヴィヴァシュア・メディカル(Vivasure Medical)に出資したことを明らかにした。ヴィヴァシュアの血管閉鎖器「パークシール(PerQseal

EBRD、ルーマニアの航空部品メーカーに融資

欧州復興開発銀行(EBRD)は5日、ルーマニアの航空部品メーカー、ユニバーサル・アロイ・コーポレーション・ヨーロッパ(UACE)に2,500万ユーロを融資することで合意したと発表した。今回の融資は同社に対するものとしては

欧州中銀、追加金融緩和を見送り

欧州中央銀行(ECB)は8日にフランクフルトで開いた定例政策理事会で、現行金融政策の維持を決めた。ユーロ圏の消費者物価は低迷し、英国のEU離脱決定などで景気の不透明感も増しているが、3月に決めた追加金融緩和の効果を見極め

伊大手銀モンテ・デイ・パスキ、CEOが辞任

不良債権問題で揺れる伊大手銀行のバンカ・モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ(BMPS)は8日、ファブリツィオ・ビオラ最高経営責任者(CEO)が辞任すると発表した。新体制で不良債権処理を進めることになる。 BMPSは国内3

年金給付利率を低く設定することは違法か

企業年金の給付原資(Versorgungskapital)に適用される給付利率を雇用主が決定することになっている場合、同利率を低めに設定することは違法なのだろうか。この問題をめぐる係争で最高裁の連邦労働裁判所(BAG)が

アフトワズ、第三者割当増資で850億ルーブル調達へ

ロシア自動車最大手のアフトワズ(AvtoVAZ)が年内に第三者割当増資を実施する方針だ。総額850億ルーブル(2億6,200万ドル)の新株発行計画の第1弾となるもので、筆頭株主の仏ルノーなどから250億ルーブル(3億8,

バルト諸国、中国との経済関係強化に期待

中国とバルト3国との間で経済関係強化に向けた動きが活発化している。中国は2012年に始まった中東欧諸国と中国とのフォーラムである「16+1」サミットなどの場で、同国の「一帯一路」構想の一環としてバルト3国での輸送インフラ

オルネクス―本社を独フランクフルトに移転―

投資会社アドベント傘下の樹脂大手オルネクスが本社をベルギーのブリュッセルから独フランクフルトに移転する。オルネクスはニュージーランド同業のニュープレックスを近日中に買収する見通し。産業立地条件の優れたフランクフルトに本社

イラン銀がミュンヘンに支店開設

イランの銀行が独バイエルン州の州都ミュンヘンに支店を開設する。ドイツ企業がイラン企業と取引を行えるようにすることが狙い。同州のイルゼ・アイグナー経済相のイラン訪問に合わせてイラン中央銀行が4日、明らかにした。 ミュンヘン

ドイツ銀とコメ銀が合併協議か

独銀最大手のドイツ銀行と同2位のコメルツ銀行が過去数週間、合併の可能性を協議したとの観測が浮上している。銀行業界は規制強化や欧州中央銀行(ECB)のマイナス金利政策(中銀預金金利)にあえいでいるうえ、デジタル化に向けた巨

ユーロ圏インフレ率、8月も0.2%

EU統計局ユーロスタットが8月31日発表した同月の消費者物価統計(速報値)によると、ユーロ圏の消費者物価指数上昇率(インフレ率)は前年同月比0.2%で、前月と同水準だった。インフレ率がプラスとなるのは3カ月連続。しかし、

9月1日付の法令改正

・銀行口座を他の銀行に移すことが容易に。旧銀行は顧客から受けていた口座引き落としなどの委託リストを新銀行と顧客に通知しなければならず、新銀行も顧客が旧銀行で利用していた口座の送金・引落サービスを引き継がなければならない(

アリアンツ―インドネシア事業で東南アジア大手銀と提携―

保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)は23日、インドネシアでの保険販売で東南アジアの大手銀行メイバンク(Maybank)と戦略提携すると発表した。メイバンクがインドネシアに持つ支店網を利用して生保商品を販売していく。提携

ドイツ銀行

経営再建中のドイツ銀行は26日、アルゼンチン子会社を現地同業コマフィ銀行(Banco Comafi)に売却することで合意したと発表した。グローバル事業網のスリム化方針に沿った措置で、アルゼンチンの顧客には今後、他の国の拠

独英取引所の合併計画、欧州委に承認申請

ドイツ取引所とロンドン証券取引所は25日、両社が合併して新会社を設立する計画の承認を欧州連合(EU)の欧州委員会に申請したと発表した。両社とも同計画に対する株主の承認を取り付けたことから、今後は当局の承認を得ることが課題

欧州の消費者向け融資が7年ぶりに増加

仏銀クレディ・アグリコルの調査によると、欧州28カ国の消費者向け融資額は昨年1兆1,240億ユーロとなり、前年比で3%増加した。増加はリーマンショックに伴う金融危機が起きた2008年以来で、7年ぶり。同融資の拡大は消費者

カザフスタン、ポーランドと経済関係強化

カザフスタンのナザルバエフ大統領は22日、訪問先のポーランドで同国のドゥダ大統領と会談し、両国の経済関係を強化することで合意した。インフラ、農業、エネルギー、運輸などの分野で提携する方針だ。 会談に合わせて両国政府は、◇

ポーランド、人民元建て国債の追加発行を検討

ポーランドが人民元建て国債(パンダ債)を追加発行することを検討している。25日に初めて実施したパンダ債発行が順調だったことを受けたもので、ノヴァク財務相は市場の動向を見極めた上で、今年か来年に実施したいとしている。発行額

トルコ中銀、6カ月連続で利下げ

トルコ中央銀行は23日、翌日物貸出金利(上限金利)を0.25ポイント引き下げ8.5%に設定した。利下げは6カ月連続。インフレ率が高水準で推移し、信用格付け引き下げの懸念が強まる中の判断で、市場では政府からの圧力が背景にあ

ズベルバンク、上期の純利益急増

ロシア最大手銀行の国営ズベルバンクが25日発表した2016年1-6月半期決算の純利益は2,631億ルーブル(約36億ユーロ)となり、前年同期から208.8%増加した。純金利収入の増加と貸倒引当金の減少、経費削減が大幅増益

ポルトガル大手銀の救済策、欧州委が容認

ポルトガル政府は24日、経営不安に陥っている国内大手銀行の国営カイシャ・ゲラル・デ・デポジトス(CGD)の救済に向けた50億ユーロ規模の資本増強策について、EUの欧州委員会と基本合意した。27億ユーロの公的資金注入を柱と

欧州企業、英銀との取引が縮小

米調査・コンサルティング会社グリニッチ・アソシエイツが23日発表したリポートによると、英国のEU離脱決定を受け、大陸欧州に拠点を置く企業の約40%が英国の銀行との取引をすでに縮小したか、縮小を計画しており、そのうち20%

欧州委、マルタ開発銀の設立認可

欧州委員会は24日、マルタ政府の出資で中小企業への融資とインフラ投資を専門に行う「マルタ開発銀行(MDB)」を設立する計画を認可したと発表した。MDBは資金調達が困難な中小企業と民間からの投資が不十分なインフラ事業に対す

アリアンツ、インドネシア事業で提携

独保険大手のアリアンツは23日、マレーシア大手銀行のメイバンクとインドネシアでの保険販売で提携すると発表した。メイバンクがインドネシアで展開する支店網を利用し、生保商品を販売していく。提携期間は10年。 メイバンクはマレ

ズベルバンク、上期の純利益急増

ロシア最大手銀行の国営ズベルバンクが25日発表した2016年1~6月半期決算の純利益は2,631億ルーブル(約36億ユーロ)となり、前年同期から208.8%増加した。純金利収入の増加と貸倒引当金の減少、経費削減が大幅増益

ユナイテッド・イニシエーターズ―投資会社が買収―

世界有数の開始剤メーカーである独ユナイテッド・イニシエーターズ(UI、プラッハ)は17日、投資会社エクイストン・パートナーズ・ヨーロッパ(旧バークレイズ・プライベート・エクイティ)が同社の過半数資本を投資会社2社(ビジョ

フリモ―投資会社が買収―

投資会社ドイチェ・ベタイリグングスAG(DBAG、フランクフルト)は9日、自動車産業向けの工具や樹脂部品製造機械メーカーである独フリモ(Frimo)の持ち分80%を取得し子会社化すると発表した。フリモの事業グローバル化を

オートスカウト24―アプリ利用の迅速融資サービス開始―

中古車販売の仲介プラットフォーム大手オートスカウト24(ミュンヘン)は9日、スマホアプリを利用した迅速融資サービスを開始すると発表した。フィンテックのソラリスバンクと提携して車両の購入者に同サービスを提供していく。 スマ

北ドイツ州立銀行

北ドイツ州立銀行は22日、造船融資債権およそ15億ドル(約13億ユーロ)を投資会社KKRとアジアの国有ファンド(匿名)に譲渡することで合意したと発表した。海運不況を背景に造船融資債権は不良化しており、同州立銀は今回の取引

ポストバンクが無料口座を大幅縮小

独リテール銀行大手のポストバンクが振替口座料金を無料とするサービスを11月1日付で大幅に縮小する。事業を取り巻く環境の悪化を受けた措置で、ズザンネ・クロス取締役は『南ドイツ新聞』に「持続可能な事業モデルが必要になっている

食料備蓄を市民に呼びかけ、「民間防衛構想」を閣議決定へ

ドイツ政府は24日の閣議で内務省作成の「民間防衛構想」を了承し、市民に食料品などの備蓄を呼びかけるもようだ。テロやサイバー攻撃リスクの高まりを受けた措置で、緊急事態の発生後に政府による生活必需品の供給が始まるまでの期間、

スペイン・ポルトガルへの制裁見送り、加盟国が承認

欧州委員会は9日、EUの財政規律に違反しているスペイン、ポルトガルへの制裁見送りを加盟国が承認したと発表した。これによって財政規律をめぐる初の制裁発動が回避されることが決まった。 EUの財政規律では、各国に単年の財政赤字

ポーランド、外貨建て債務の強制転換を断念

ポーランド大統領府は2日、スイスフランを中心とする外貨建て融資契約に関連する法案を発表し、銀行への自己資本要件を厳しくすることで間接的に国内通貨ズロチ建てへの移行を図る方針を明らかにした。当初は換算の強制化を狙っていたが

露銀行の投資収益、2年ぶり増加

ロシアの銀行の投資収益が2014年以来初めて上昇した。トムソン・ロイターが先ごろ発表した試算によると、今年の4-6月期の投資収益は1億1,150万ドルと1-3月期の168万ドルから大幅に増加した。 今年上半期の手数料収入

アトテック―競売入札に中国企業が参加―

仏石油大手トタルが売りに出している独特殊化学子会社アトテック(ベルリン)の買収にエネルギー・化学大手の中国中化集団が関心を示しているもようだ。アトテックの競売入札に携わる人物の情報としてロイター通信が報じたもので、トタル

ビルフィンガー―洋上風力関連事業を売却―

産業サービス大手の独ビルフィンガー(マンハイム)は5日、洋上風力発電用基盤の製造・設置事業から撤退すると発表した。産業サービス分野に経営資源を絞り込む戦略を受けた措置で、基盤の製造事業を産業持ち株会社の独VTCグループ、

アルノ―筆頭株主ワールプールが資本引き上げ―

経営不振の独キッチン家具メーカー、アルノ(プレンドルフ)は3日、筆頭株主の米家電大手ワールプールが保有する同社株14.08%を独投資会社タホ(Tahoe)が取得する見通しだと発表した。タホは同14.08%を取得するコール

アリアンツ―子会社売却と自然災害で大幅減益に―

保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)が5日発表した2016年4-6月期(第2四半期)の純利益は前年同期比46.0%減の10億9,000万ユーロと大きく落ち込んだ。韓国子会社の売却で3億5,200万ユーロの損失を出したほか

ミュンヘン再保険―自然災害響く、4-6月期減益に―

再保険世界最大手のミュンヘン再保険が9日発表した2016年4-6月期(第2四半期)決算の純利益は前年同期比9.0%減の9億7,400万ユーロへと後退した。カナダの森林火災や熊本地震など自然災害分野の保険金支払額が前年同期

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