電子、電機

バイヤスドルフ―接着剤部門の見通し引き下げ―

化学大手の独バイヤスドルフ(ハンブルク)は4日、接着剤部門テサの業績見通しを引き下げた。アジアで電気製品向けの需要が低迷しているためで、2016年12月期の売上高を従来の「2~4%増」から「微増」に下方修正。売上高営業利 […]

アップル

IT大手のアップルは5日、企業向けソフト大手の独SAPと提携すると発表した。SAPのデータベースソフト「SAP HANA」を自社製のスマホ「iフォン」とタブレットPC「iパッド」で使えるようアプリを開発する。アップルは主

エレベーターの6割に不具合

ドイツで利用されているエレベーターの少なくとも60%に何らかの不具合があることが、技術監査協会連盟(VdTUEV)がこのほど発表した最新版『設備安全レポート』で分かった。同数値には法令に基づく定期検査を受けていないエレベ

「補助金付でもEVは高すぎる」=消費者調査

電気自動車(EV)や燃料電池車といった電気駆動車の購入者に補助金を支給するというドイツ政府の計画は消費者の大半に受け入れられない可能性が高いようだ。市場調査大手GfKが4月初旬に実施したアンケート調査によると、「電気駆動

シニアの28%がスマホ利用

65歳以上の高齢者の28%がスマートフォンを利用していることが、独情報通信業界連盟(Bitkom)の調査で分かった。大型画面のいわゆるファブレットや使い勝手の良さ、高齢者のニーズに見合ったアプリが需要を押し上げており、利

安川電機、ポーランドに販社設立

安川電機は9日、欧州地域を統括するヤスカワ・ヨーロッパを通じ、ポーランド中部のヴロツワフに現地法人を設立したと発表した。中東欧地域における事業拡大の一環で、同国における拡販・サービス活動を強化する。 新会社の名称はヤスカ

フィリップス、照明部門のIPO決定

欧州電機大手のフィリップス(オランダ)は3日、照明部門の新規株式公開(IPO)を正式決定したと発表した。株式25%以上を売り出す。残る株式も数年間で段階的に公開する計画だ。 フィリップスは2014年、経営資源を医療機器部

シーメンス、1~3月期は増収減益

電機大手の独シーメンスが4日発表した2016年1~3月期(第1四半期)決算の純利益は14億4,200万ユーロとなり、前年同期から63%減少した。前年同期に家電の合弁会社BSHの株式や補聴器事業の売却などで多額の特別利益を

インフィニオンが大幅増益、車載半導体など好調

半導体大手の独インフィニオンが3日発表した2016年1~3月期(第1四半期)決算の純利益は1億8,000万ユーロで、前年同期の6,400万ユーロから急増した。車載半導体と産業用パワー半導体部門が好調で、収益を押し上げた。

IoT分野の協力で日独が合意

経済産業省と独経済エネルギー省は4月28日、製造業分野のモノのインターネット(IoT)で日独が協力することで合意した。同分野では民間レベルでも日本のロボット革命イニシアティブ協議会(RRI)とドイツのプラットフォーム・イ

パナソニック―つながる工場の規格でシーメンスと提携―

パナソニックは4月26日、電子機器産業向けのオートメーション規格を共同開発することで電機大手の独シーメンスと基本合意したと発表した。パナソニックはインダストリー4.0(つながる工場)の本格化をにらんで独自に取り組んできた

三菱重工業―風力発電設備合弁への出資引き上げず―

三菱重工業は4月28日、デンマーク企業ヴェスタスと折半出資で運営する洋上風力発電設備合弁会社、MHIヴェスタス・オフショア・ウインドへの出資比率を維持すると発表した。同合弁に対する支援体制を検討した結果、急成長している洋

フィリップス―照明部門のIPO決定―

電機大手の蘭フィリップス(アムステルダム)は3日、照明部門の新規株式公開(IPO)方針を決定したと発表した。まずは最低25%をアムステルダム市場で売り出し、数年単位の時間をかけて同部門から資本を全面的に引き上げていく。同

インフィニオン―1-3月期増益に―

半導体大手の独インフィニオン(ミュンヘン)が3日発表した2016年1-3月期(第2四半期)決算の営業利益(調整済み)は前年同期比15%増の2億2,800万ユーロに拡大した。車載半導体と産業用パワー半導体部門が好調で、全体

ボッシュ―VW排ガス問題で引当金―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は4月27日、自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の排ガス不正問題に絡んで引当金を計上したことを明らかにした。VWは排ガスの不正制御に用いたソフトウエアをボッシュから調達して

ZFフリードリヒスハーフェン

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは4月27日、中国で電気自動車(EV)、ハイブリッド車(HV)向け事業(Eモビリティ事業)を強化することを明らかにした。Eモビリティは現在、ニッチな存在にとどまるものの、環境

鉄道設備業界、受注記録更新 サービスの重要性高まる

独鉄道設備業界団体VDBが4月26日発表した独業界の2015年の新規受注高は前年比58%増の150億ユーロとなり、13年に記録した過去最高を更新した。フォルカー・シェンク会長は「ドイツの鉄道エンジニアリングに対する需要は

米社がVW提訴、ハイブリッド特許侵害で

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)グループにハイブリッド技術に関する特許を侵害されたとして、米国企業ペイスが米国際貿易委員会(ITC)に訴えを起こしている。特許侵害がITCによって認定されると、VWグループは当該車

米半導体製造装置2社の合併を独当局が承認

ドイツ連邦カルテル庁は2日、米半導体大手のラムリサーチとKLAテンコールの合併計画を無条件で承認すると発表した。両社は製品の種類が異なるほか、顧客の半導体メーカーは事業規模が極めて大きいことから、2社が合併しても市場競争

1-3月小売売上、実質1.5%増に

ドイツ連邦統計局が4月29日発表した1-3月期(第1四半期)の小売売上指数(自動車販売店を除く)は物価調整後の実質で前年同期を1.5%上回った。雇用の安定や低金利、低インフレ、石油価格の下落が追い風になっている。 部門別

LG化学、ポーランドにEV用バッテリー工場を設置

韓国LG化学がポーランド南西部ヴロツワフ近郊に電気自動車(EV)用バッテリー工場の建設を計画しているもようだ。5月2日付の現地英字紙『ワルシャワボイス』が消息筋の情報として報じたもので、今月中にも正式発表する運びという。

四川長虹、チェコに研究開発センターを設置

中国の家電大手、四川長虹はこのほど、チェコ中部ニンブルクで研究開発(R&D)センターを開所した。欧州向けの新製品の開発が目的となる。 四川長虹は2006年にニンブルク工場の操業を開始した。今後はR&D

環境対応車の購入者に補助金 政府が方針転換、EVで4000ユーロ

ドイツ政府は4月27日、電気自動車(EV)など環境対応車の購入者に補助金を支給する方針を明らかにした。これまでは同補助金に否定的な立場をとってきたが、環境対応車の普及が目標を大幅に下回っていることなどを受けて方針を転換し

キャパシタメーカーのスケレトン、エストニアに新工場

エストニアのキャパシタメーカー、スケレトン・テクノロジー(Skeleton)は4月29日、本社のあるタリン郊外ヴィームシで新工場の定礎式を行った。350万ユーロを投じてスーパーキャパシタ(電気二重層コンデンサ)工場を整備

フィリップスが照明部門のIPOに傾斜、株式市況好転で

欧州電機大手のフィリップス(オランダ)は4月25日、照明部門を分離する計画について、新規株式公開(IPO)の実施を検討していることを明らかにした。これまではIPOと売却の両にらみだったが、株式市況が好転してきたことから、

パナソニック、オートメーション規格でシーメンスと提携

パナソニックは4月26日、電子機器産業向けオートメーション規格を共同開発することで独同業シーメンスと基本合意したと発表した。パナソニックはインダストリー4.0(つながる工場)の本格化をにらんで独自に取り組んできたが、規格

ノキア、仏スマート機器メーカーを買収

通信機器大手のノキア(フィンランド)は4月26日、仏スマート機器メーカーのウィジングスを買収すると発表した。ウィジングスはウェアラブルの健康管理機器で知られる企業。ノキアは買収によって、初めて健康関連のデジタル製品市場に

ダイムラー―数年以内に小型電気トラック量産へ―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は小型電気トラックを数年以内に本格市場投入する考えだ。子会社三菱ふそうのマーク・リストセーヤ社長が『フランクフルター・アルゲマイネ』紙に明らかにしたもので、同子会社が重要な役割

フィリップス―照明門のIPOに傾斜、株式市況好転で―

欧州電機大手の蘭フィリップス(アムステルダム)は4月25日、照明部門を分離する計画について、新規株式公開(IPO)の実施を検討していることを明らかにした。これまではIPOと売却の両にらみだったが、株式市況が好転してきたこ

独メーカーの69%で産業スパイなどの被害

独メーカーの69%が過去2年間にデータ流出、産業スパイないしサボタージュの被害を受けていたことが、独情報通信業界連盟(Bitkom)が25日に発表した企業アンケート調査結果で分かった。Bitkomは「生産のデジタル化と機

BMWがEV開発の中核社員を喪失、中国企業の引き抜きで

高級車大手の独BMWが電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)開発の中核的な社員4人を中国企業に引き抜かれたことが分かった。現地メディアなどが報じたもので、中国のインターネット大手テンセントと台湾の鴻海(ホンハイ)が新

CEZ、高速充電スタンドをABBに発注

チェコ電力最大手のCEZは25日、電気自動車(EV)向け高速充電スタンドの設置・保守作業(期間6年)をスイス重電大手のABBに発注した。CEZが進める「エレクトロモビリティーCEZ」計画の一環で、11カ所に充電スタンドを

日本電産、ルーマニアの家電モーターメーカーを買収

日本電産は22日、伊子会社の日本電産ソーレモータを通じてルーマニアの家電用モーターメーカー、ANA IMEP(IMEP)を買収すると発表した。家電モーター事業を強化する戦略の一環で、主要株主から株式94.8%を取得し、オ

シーメンスとヴァレオ、EV向け駆動部品の合弁会社設立

独電機大手のシーメンスと仏自動車部品大手のヴァレオは18日、電気自動車(EV)とハイブリッド車(HV)の駆動系部品を製造する折半出資の合弁会社を設立すると発表した。世界的な事業展開と現地生産による高い効率性、EV・HVの

日本電産、ルーマニアの家電モーターメーカーを買収

日本電産は22日、伊子会社の日本電産ソーレモータを通じてルーマニアの家電用モーターメーカー、ANA IMEP(IMEP)を買収すると発表した。家電モーター事業を強化する戦略の一環で、主要株主から株式94.8%を取得し、オ

三菱電機、トルコにルームエアコン子会社を設置

三菱電機は13日、トルコにルームエアコンの開発・製造子会社を開設すると発表した。約70億円を投じ、年50万台の生産能力を整える。2018年1月に操業を開始する。需要変動や各国の嗜(し)好・環境規制に対応できる体制を整備し

シーメンス―ヴァレオと合弁、EV・HV向け駆動部品生産へ―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は18日、自動車部品大手の仏ヴァレオと共同で電気自動車(EV)、ハイブリッド車(HV)向けの駆動系部品を製造する合弁会社を折半出資で設立すると発表した。世界的な事業展開と現地生産による

エアバス―民間無人機市場に参入へ―

欧州航空機大手のエアバスが民間無人機市場に参入する計画だ。無人機事業はこれまで軍用分野にとどめていたが、業務用分野で需要が急速に拡大していることから新規参入の準備を進めている。民間無人機事業を統括するヤナ・ローゼンマン氏

ボッシュ―二輪車向け部門売上で20年に10億ユーロ―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は13日、昨年4月に立ち上げた二輪向け部門「モーターサイクル・パワースポーツ」の売上高を2020年までに10億ユーロへと拡大する計画を発表した。同社が得意とする環境技術、安全

LG電子―欧州統括拠点を英から独に移管―

電機大手の韓LG電子は13日、欧州事業の統括拠点を英ロンドンから独フランクフルトに移管すると発表した。独事業の統括拠点もデュッセルドルフ近郊のラーティンゲンからフランクフルトに移し新欧州統括拠点と統合。業務を集約し効率ア

テュフズード―デジタルユニット立ち上げ―

技術監査大手の独テュフジュード(ミュンヘン)は13日の決算発表で、デジタル事業を展開するユニットを新設すると発表した。モノのインターネット(IoT)やサイバー攻撃の深刻化を背景に同分野のニーズが高まると判断したためで、シ

BSHハウスゲレーテ―世界2位に浮上―

ボッシュの白物家電子会社BSHハウスゲレーテ(ミュンヘン)が12日発表した2015年12月期の売上高は前期比10.8%増の126億ユーロと大幅に拡大した。スウェーデン競合のエレクトロラックスをわずかに5,000万ユーロ上

ギーゼッケ・アンド・デブリエント―持ち株会社に―

紙幣やパスポートなどの特殊印刷を手がける独ギーゼッケ・アンド・デブリエント(G&D、ミュンヘン)は12日の決算発表で、同社を持ち株会社に改めることを明らかにした。計4部門を独立した事業会社とすることで責任意識を

I4.0の投資、独は年310億ユーロに

独製造業のインダストリー4.0(I4.0)向けの投資額は2020年まで年310億ユーロに上る――。市場調査大手プライス・ウォーターハウス・クーパース(PWC)は独自調査をもとに13日、こんな見通しを明らかにした。世界全体

I4.0の取り組み、独企業は米企業を一歩リード

つながる工場「インダストリー4.0(I4.0)」の実現に向けた取り組みでドイツ企業は米国企業を一歩リードしていることが、ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)が19日発表したアンケート調査結果で明らかになった。そ

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