電子、電機

シーメンス(2011年1-3月期決算)

2011年1-3月期(第2四半期)決算の純利益は28億3,000万ユーロで、前年同期から89%増加。中国、インドなどアジアで大型受注を確保したほか、仏アレバとの原子力合弁事業解消に伴う15億2,000万ユーロの株式売却益 […]

アルストム(2011年3月通期決算)

2011年3月通期決算の純利益は4億6,200万ユーロで、前年から62%減少。リストラ費用がかさみ、収益を圧迫した。ただ、本業は好調で、売上高は6%増の209億ユーロに拡大。とくに新興市場の中国、インド、ロシア、ブラジル

蘭トムトム、通期見通しを下方修正

蘭モバイルナビゲーションシステム大手のトムトムは4月27日の今年第1四半期決算発表で、通期の売上高見通しを当初の「15億2,100万ユーロ」から「14億2,500万~14億7,500万ユーロ」に引き下げた。スマートフォン

GEエナジー、ハンガリーで新生産ラインが稼働

米ゼネラルエレクトリック(GE)の電力事業部門であるGEエナジーは4月28日、ハンガリー北東部のオーズド工場に新設した生産ラインが始動したと発表した。電気回路の安全保護装置を増産し、欧州・中東・北アフリカ地域に輸出する。

3月小売売上が実質3.5%減少

ドイツ連邦統計局が7州のデータをもとに4月29日発表した2011年3月の小売売上高(自動車販売店を除く、速報値)は前年同月を名目で2.0%下回った。インフレの加速や日本の原発事故を背景とする消費者景況感の冷え込みが反映さ

Masterflex AG―純損益が黒字化―

チューブメーカーの独Masterflex(ゲルゼンキルヒェン)は4月28日、2011年1-3月期(第1四半期)決算の純損益が90万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字(40万ユーロ)から好転したと発表した。事業再編が奏功し

情報通信技術業界、景況感が過去最高に

独情報通信業界連盟(BITKOM)がこのほど発表した業界の景気アンケート調査報告によると、今年第1四半期の売上高が前年同期を上回ると回答した企業は78%に達した。ドイツ経済回復のほか、タブレットPC、スマートフォン、クラ

ノキア(2011年1-3月期決算)

2011年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は3億4,400万ユーロで、前年同期から1.4%減少。売上高は9.1%増の104億ユーロに伸びたが、競争激化でシェアが落ち込み、収益が小幅ながら悪化した。 \

フィリップスがテレビ事業売却へ、台湾TPVとの合弁に移管

電機大手のフィリップス(オランダ)は4月18日、世界最大のパソコン(PC)用ディスプレイメーカーである台湾の冠捷科技(TPV テクノロジー)にテレビ事業を売却すると発表した。共同で合弁会社を設立したうえで、TPVが70%

仏トタル、米太陽電池パネル大手を買収

仏石油大手トタルは4月28日、米太陽電池パネル大手のサンパワーを買収することで合意したと発表した。サンパワー発行済み株式の最大60%を公開買い付けで取得する。買収総額は最大13億8,000万ドルに上る。 \ サンパワーは

ノキアが7千人削減、「シンビアン」は外部に委託

携帯電話機世界最大手のノキア(フィンランド)は4月27日、従業員7,000人を削減すると発表した。スマートフォン市場での苦戦によりコスト削減を迫られたもので、2012年末までに実施する。 \ ノキアはデンマーク、フィンラ

スイス医療機器大手シンセス、米J&Jが買収

ヘルスケア用品大手の米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は4月27日、スイスの医療機器大手シンセスを買収することで合意したと発表した。買収総額は213億ドル。J&Jにとって過去最大の買収となる。

ソニー・エリクソン(2011年1-3月期決算)

2011年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は1,100万ユーロで、前年同期から48%減少。販売低迷で出荷台数が23%落ち込んだ。売上高は18.5%減の11億5,000万ユーロ。 \

フィリップス(2011年1-3月期決算)

2011年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は1億3,700万ユーロで、前年同期から31.3%減少。医療機器、照明部門は好調だったが、テレビ部門が競争激化で1億600万ユーロの営業赤字を出し、収益を圧迫した。売上高は5

エリクソン(2011年1-3月期決算)

2011年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は41億クローナ(4億6,000万ユーロ)で、前年同期から224%増加。北米、アジアを中心に通信会社のモバイル・ブロードバンド関連機器の需要が急増し、収益が拡大した。売上高は

自動車メーカーとサプライヤーの力関係に変化

完成車メーカーが部品メーカーに優越するというこれまでの力関係が、電気自動車(EV)の開発分野で成り立たなくなっている。EVは完成車メーカーが豊かなノウハウを持つエンジンを必要としない一方で、電気モーターやバッテリーの分野

Eヘルス市場が拡大

電子カルテ・レセプトシステムをはじめとするEヘルスの需要が拡大している。ベルリンで5~7日に開催された医療IT見本市では出展者が前年比2割増の241社、来場者も同3割増の4,500人へと拡大。欧州連合(EU)の欧州委員会

グラフェンデバイス実現に一歩近づく

グラフェンを炭化珪素(SiC)基板上に成形する新たな技法を、エアランゲン・ニュルンベルク大学(FAU)のハイコ・ヴェーバー教授を中心とする研究チームが開発した。基板の結晶構造を制御して特定の部分にのみ導電性を持たせたのち

ユーリッヒ・グラス、ソーラーパネルの生産を計画

ハンガリーの板ガラス製造大手ユーリッヒ・グラスは今年下半期に中西部セーケシュフェヘールバールの生産拠点でソーラーパネルの生産を開始する。同社のオーナー、アダム・ユーリッヒ氏によると、新事業部設立のための研究・開発(R&#

Philips―テレビ事業売却へ、台湾TPVとの合弁に移管―

電機大手の蘭Philips(アムステルダム)は18日、世界最大のパソコン(PC)用ディスプレイメーカーである台湾の冠捷科技(TPV Technology)にテレビ事業を売却すると発表した。共同で合弁会社を設立。TPVは7

エリクソンとメトリマ、スマートメーター入札参加へ

スウェーデンの通信機器大手エリクソンとメーター製造のメトリマはこのほど、ハンガリーでのスマートメーター事業で提携すると発表した。近く実施されるスマートメーターの入札に応札し、ハンガリーのスマートメーター市場への参入を狙う

Deutsche Telekom AG―France Telecomと調達共同化―

電気通信大手のDeutsche Telekom(ボン)は18日、競合のFrance Telecomと調達分野で提携すると発表した。折半出資の合弁会社を第4四半期に設立。3年後に両社合わせて年最大13億ユーロのコストを削減

ルーマニアのスマホ市場が拡大

ルーマニアのスマートフォン(高機能携帯電話)市場が拡大している。12日付けの現地日刊紙『ジアルル・フィナンチアル』(電子版)は、韓国サムスン電子幹部の話を引用して、今年の販売台数が60万台に達する可能性があると報じた。

Deutsche Bahn AG―次世代高速鉄道をSiemensに発注へ―

鉄道大手のDeutsche Bahn(DB、ベルリン)が次世代高速鉄道車両を電機大手のSiemensに発注することが実質的に決定もようだ。14日付ロイター通信などによると、DBのリューディガー・グルーベ社長とSiemen

アップルストア、モスクワ出店を検討

米アップルは直営販売店「アップルストア」をモスクワに開設する方向で検討を進めている。アップルストア関連の情報サイト『ifoAppleStore』が先ごろ、消息筋の話として伝えた。 \ 同サイトによると、アップルのロン・ジ

ASML(2011年1-3月期決算)

2011年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は3億9,500万ユーロで、前年同期の1億700万ユーロの3倍以上に増加。スマートフォンなどに使われる新型半導体の需要増大に伴い、受注が急増した。売上高は95%増の14億5,

製造業売上3カ月ぶりに増加、2月は前月比1%増に

連邦統計局が8日発表した2011年2月のドイツ製造業売上高(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比1.0%増となり、3カ月ぶりに好転した。国内が2.2%増と好調で全体をけん引した格好。国外はユーロ圏が1.

Siemens AG―Rosatomとの合弁撤回を模索―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)がロシアの原子力大手Rosatomと合意した合弁会社の設立を撤回するもようだ。英『ファイナンシャル・タイムズ(FT)』紙がSiemens幹部の発言として報じた。独『南ドイツ新聞』は

Daimler AG―EV用モーターをBoschと共同生産へ―

自動車大手のDaimler(シュツットガルト)は12日、電気自動車(EV)用モーターを自動車部品大手のBoschと共同開発・生産することで基本合意したと発表した。折半出資の合弁会社設立に向けて今後、協議を進め、2012年

Bitburger Holding GmbH―医療機器メーカーに出資―

独ビール大手のBitburger(ビットブルク)が歯科治療機器メーカーのDuerr Dentalに資本参加した。地方紙『ハイルブロンナー・シュティメ』が8日報じ、同社が追認した。出資比率は50%未満。取引価格は明らかにし

Infineon

半導体大手の独Infineonは12日、米国の同業Atmelをデラウエア区裁判所に提訴したと発表した。自動車、産業機器、タッチスクリーン向けの製品でAtmelがInfineonの特許11件を侵害したと批判。損害賠償を求め

再可エネ発電、普及のカギは貯蔵技術

福島原発事故をきっかけにドイツで再生可能エネルギーへの関心がこれまで以上に高まっている。政府の環境問題諮問委員会はすでに今年1月、「2050年までに電力需要をすべて再可エネでカバーすることは可能」とする提言書を作成。循環

独鉄道設備業界、売上記録更新

独鉄道設備業界団体のVDBは5日、2010年の業界売上高が前年比4.8%増の109億ユーロとなり、最高記録を更新したと発表した。売上増は5年連続。内需が好調で、国外の不振が相殺された。 \ 国内売上高は51億ユーロで、1

国際規格への迅速な対応が競争力強化に=独規格協会

独規格協会(DIN)は5日、ハノーバー国際産業技術見本市(ハノーバーメッセ)で年次記者会見を開催し、国際標準規格をめぐる動向を発表した。「欧州サービス市場の自由化」「エレクトロモビリティ(電気自動車)」「市民の安全に関わ

電気通信と電力でインフラ整備の強化を=ネットワーク庁

電力、ガス、電気通信および鉄道市場を監督する連邦ネットワーク庁(BNetzA)は6日、2010年の年次報告書を発表した。それによると、国内の再生可能エネルギー生産能力は過去5年で2倍強の54ギガワットに拡大。ブロードバン

米モリコープ、エストニアのレアアース加工会社買収

レアアース(希土類)の生産を手がける米資源会社のモリコープ・ミネラルズは4日、エストニアのレアアース加工会社シルメット(Silmet)の経営権を取得したと発表した。中国の輸出規制でレアアースの供給不安が世界的に高まる中、

補聴器輸入、10年で2.5倍に

ドイツ連邦統計局は5日、2010年の補聴器輸入量が210万台となり、10年前に比べ154%増加したと発表した。社会の高齢化を反映し、需要が大きく伸びたもようだ。 \ 輸入先国は主にアジア諸国。特にシンガポールからの輸入が

デクラ、中国にアジア統括拠点を開設

独技術検査サービス大手のデクラは3月31日、中国・上海に建設していたアジア事業本部の開所式を行った。中国などアジア市場における製品検査・認証、自動車、産業設備検査の4事業を統括する。高成長が見込める中国、同国の特に輸出企

Siemens

電機大手のSiemensが原子力事業の見直しを進めているもようだ。5日付『南ドイツ新聞』が内部情報をもとに報じたもので、全面撤退も視野に入れているという。同紙によると、Siemensは原発需要の急拡大が長期的に続くとの見

独電機業界、2011年生産成長率を10%に引き上げ

独電気電子工業会(ZVEI)は4日、独業界の2011年生産高成長率を昨年12月に発表した7%から10%へと上方修正した。日本の震災や中東・北アフリカ情勢の影響が一定限度内にとどまれば、10%成長を確保できるとしている。業

家庭ごみの分別を変更へ、改正法案を閣議承認

ドイツ政府は3月30日の閣議で、循環経済法改正案を承認した。同法案は欧州連合(EU)指令を国内法に転換するもので、家庭ごみの分別方法を変更することで資源ごみのリサイクリング比率を向上させることが狙い。今後、州の代表で構成

AEG Power Solutions BV―原発事故で特需見込む―

電子部品メーカーの蘭AEG Power Solutions(AEG PS、ズワーネンブルク)が福島原発事故を受け同社製品のニーズが高まると予想している。同社のホルスト・カイザー社長は『ファイナンシャル・タイムズ(ドイツ版

Repower Systems AG―親会社Suzlonがスクイズアウトへ―

風力発電タービンメーカーの独Repower(ハンブルク)は4日、親会社の印Suzlonが他の株主から強制的に株式を買い上げるスクイズアウトを実施し、同社を完全傘下に収めると発表した。株式の買い取り額は過去3カ月の株価をも

Hevel Solar、国内ソーラー市場に期待

ロシアのソーラー企業Hevel Solarが国内市場に期待を寄せている。同社のDmitry Pryakhin副社長は3月30日、ミラノで開かれた太陽光エネルギー会議で、生産する太陽電池モジュールの大半をロシア市場で販売し

ElringKlinger AG―スイス企業買収の方向―

シリンダーヘッドガスケット大手の独ElringKlinger(デッティンゲン)は3月29日、スイスの自動車部品メーカーHug Engineeringを買収する方向で交渉している事実を明らかにした。事業分野を拡大する戦略の

Manz Automation AG―タブレットPCなどの需要増が後押し―

独機械大手のManz Automation(ロイトリンゲン)は今年、大幅な増収を見込んでいる。スマートフォンやタブレットPC、液晶パネル、太陽電池の市場拡大を受け、これら製品の生産に必要な同社製機械の需要も伸びるとみられ

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