トルンプ―中国売上が50%増加―
工作機械大手の独トルンプが10月26日発表した2021年6月通期決算の売上高は35億ユーロとなり、前期を0.5%上回った。中国事業が50.7%増の5億2,500万ユーロと大幅に拡大。全体が強く押し上げられた。同国は米国( […]
工作機械大手の独トルンプが10月26日発表した2021年6月通期決算の売上高は35億ユーロとなり、前期を0.5%上回った。中国事業が50.7%増の5億2,500万ユーロと大幅に拡大。全体が強く押し上げられた。同国は米国( […]
自動車・電子部品大手の独ボッシュは10月29日、世界の半導体拠点に来年4億ユーロ以上を投資すると発表した。半導体需要が急速に拡大していることに対応する。 西南ドイツのロイトリンゲン工場に今年から2023年にかけて総額1億
三菱ケミカルは1日、半導体産業が盛んな独東部ドレスデンの拠点にクリーンルームを新設すると発表した。世界的に旺盛な半導体需要を踏まえ、半導体洗浄能力を増強。顧客の生産をサポートしていく。 約1,000万ユーロを投じて現地子
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は10月28日の決算発表で2021年12月期の販売予測を引き下げた。半導体不足で生産が落ち込んでいるためで、コロナ禍で激減した前年を「大幅に上回る」としていた従来予測を「前年並み」
●オンライン教育、5G開発、スマートシティなどで協力の方針 ●華為はハンガリーのI4.0環境を整えたい意向 ハンガリー政府は10月26日、中国通信設備大手の華為技術(ファーウェイ)と長期提携に向けた基本合意書(MoU)を
●2028年までに年産能力16GWhを整備する計画 ●第1生産ラインは23年までに稼働し、年300MWhを出荷する予定 セルビアの電池開発企業イレヴネス(ElevenEs)が、10億ユーロを投じてスボティツァに電動車(E
●モスクワでロボット36台を用い試験事業を実施 ●ロシア郵便にとり業務自動化やサービス改善につながる可能性 国営ロシア郵便はIT大手ヤンデックスと提携し、このほどモスクワで自律走行ロボットを用いた小包配達を開始した。まず
EUは10月26日、ルクセンブルクでエネルギー相理事会の臨時会合を開き、深刻化しているエネルギー価格高騰への対応策を協議した。加盟国の多くは減税や補助金などを通じて家計や企業への短期的な負担軽減策を講じており、会議ではエ
欧州委員会は10月27日、米半導体大手エヌビディアが英半導体設計大手アームを買収する計画について、本格的な調査を開始したと発表した。エヌビディアと競合する企業がアームの技術を活用できなくなることを懸念したもので、詳細な調
化学大手の独BASFは10月25日、中国電池大手の蜂巣能源科技(SVOLT)と提携で合意したと発表した。電池正極材の開発、SVOLT製電池のリサイクルで協力する。原料の共同調達も視野に入れる。BASFはSVOLTと競合す
パナソニックが2022年3月末をめどに、チェコのプルゼニ工場でのテレビ生産を中止する。需要縮小を受けたもので、ヒートポンプとブルーレイレコーダーの製造は継続する。 パナソニックは「市場の縮小を受けて3~5年後にはテ
スウェーデン高級車大手のボルボ・カーは10月18日、上場目論見書を公表した。28日にナスダック・ストックホルム証券取引所に上場する。新規株式公開(IPO)の仮条件価格は53~68クローナで、最大250億クローナ(約3,2
蘭デジタル地図大手のヒア・テクノロジーズは10月21日、スウェーデンの自動車安全システム大手オートリブのスマートフォン用アプリ「ドライバー・セーフティ・スコア」にデータサービスを提供していることを明らかにした。ドライバー
スウェーデン乗用車大手のボルボ・カーは10月19日、完全電気自動車(EV)「XC40リチャージ」に、航続距離の延伸と最適化をはかる車載アプリ「レンジアシスタント」のベータ版を導入すると発表した。同モデルが搭載するソフトウ
独フォルクスワーゲン(VW)傘下のスウェーデン商用車大手スカニアは10月21日、伊子会社のイタロスカニアを通じ、独ディスカウントスーパー大手リドルのイタリア法人にバッテリー式電気トラック(BEV)を納入したと発表した。リ
欧州自動車大手ステランティスが電気自動車(EV)への切り替えを推進するため、韓国企業と組んで北米で車載用電池の生産に乗り出す。10月18日に韓国LG化学の電池子会社LGエナジーソリューションと北米で車載用電池を生産する合
仏自動車大手ルノーは10月22日、今年は半導体不足によって50万台の減産を迫られるとの見通しを示した。9月初めには同要因による減産を22万台と予想していたが、これを大きく上回る規模となる。 デルボス最高財務責任者(CFO
自動車部品大手の独コンチネンタルは22日、2021年12月期の業績見通しを引き下げた。半導体不足で世界の乗用車・小型商用車生産台数が低迷しているうえ、原材料と物流コストが大幅に膨らんでいるためで、売上高を従来予測の「33
エネルギー設備大手の独シーメンス・エナジーは22日、水力発電設備合弁フォイト・シーメンスの保有株35%を合弁パートナーのフォイトに売却することで合意したと発表した。水力発電は中核事業に属さないことから撤退。同合弁はフォイ
ソフトバンクグループがフランスのロボット事業をドイツの提携先ユナイテッド・ロボティクス・グループに売却する方向で交渉しているもようだ。関係者の発言と関係文書をもとにロイター通信が22日、報じた。両社は報道内容へのコメント
自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)がドイツの次期政府に対し車分野の政策見直しを提言した。炭素中立実現をにらんだもので、ディーゼル車の優遇措置廃止などを求めている。「トランスフォーメーションを加速する-気候目標を達成す
ドイツ機械工業連盟(VDMA)は26日の記者会見で、同国機械業界の今年の生産成長率を実質10%に据え置いた。原材料不足と物流のひっ迫で業界を取り巻く環境は厳しくなっているものの、受注が良好なことから2ケタ台の伸びを確保で
独電気電子工業会(ZVEI)が20日発表した電機製品の8月の輸出高は176億ユーロとなり、前年同月を14.2%上回った。前月は増加幅が6.8%に縮小したが、再び2ケタ台を回復した。 8月はユーロ圏向けが18.9%増の53
ドイツ企業の86%がサイバー攻撃で被害を受けていることが、情報通信業界連盟(Bitkom)の企業アンケート調査で分かった。特に、感染先コンピューターを使えない状態にし、元に戻すための身代金を要求するランサムウェアの被害件
●LFP電池のギガファクトリーを建設し、将来的に年16GWhを生産 ●EITイノエナジーは持続可能なエネルギー開発支援を目的とする リン酸鉄リチウム(LFP)電池の開発を手がけるセルビアのイレヴネス(ElevenEs)は
●トルコは宇宙開発を重要産業に位置付け ●23年の月探査船打ち上げ、28年の月面着陸を目指す トルコ宇宙局(TUA)は20日、宇宙産業分野での国際競争力確立に向けた2022-26年国家宇宙戦略計画を発表した。当局としての
●需要の高い大型電動バンのラインナップを拡充する狙い ●当初は国内で製造し、売れ行きをみて英独仏で合弁生産を計画 スロバキアの自動車エンジニアリング企業ヴォルティア(Voltia)・エレクトリックが欧州自動車大手ステラン
●プルゼニ工場の昨年のテレビ出荷台数は最盛期のおよそ半分 ●新型コロナ流行により計画を前倒し、半導体不足も影響か パナソニックが来年3月末をめどに、チェコ・プルゼニ工場におけるテレビ生産を中止する。需要縮小を受けたものだ
●BHAが事業を策定し、EUの「燃料電池・水素合同事業」が助成 ●長距離輸送における効率性では水素に並ぶものはない=有識者 ブルガリアの地方自治体が公共交通・運輸への水素利用を進めている。ドイツ・ブルガリア商工会議所(A
化学大手の独BASFは25日、中国電池大手の蜂巣能源科技(SVOLT)と協業合意したと発表した。電池正極材の開発と、SVOLT製電池セルのリサイクルで協力する。また、原料の共同調達を検討する。BASFはSVOLTの競合で
ダイムラーの商用車子会社ダイムラー・トラックは25日、開発中の水素燃料電池車トラックの公道走行を独当局から認可されたと発表した。主に西南ドイツのラシュタット近辺でプロトタイプ車「メルセデスベンツGenH2」の走行試験を実
太陽光を動力源として走行できるソーラー電気自動車(SEV)を手がける独蘭スタートアップ企業ソノ・モーターズは22日、米ナスダックでの新規株式公開(IPO)を計画していると発表した。これまで主にクラウドファンディングを通し
高級車大手の独ダイムラーは20日、北京に新しい研究開発拠点「ダイムラーR&Dテックセンター中国」を開設した。重要な技術トレンドを速やかに把握し、製品の現地化を加速することが狙い。マルクス・シェーファー取締役(研究担当)は
英高級車メーカーのジャガーランドローバー(JLR)は13日、ブロックチェーン技術を活用し、皮革素材のサプライチェーンにおける持続可能性を高めていくと発表した。ベンチャーキャピタル(VC)子会社の「インモーション」を通じて
欧州自動車大手のステランティスはこのほど、ドイツのハンブルクで開催された高度道路交通システム(ITS)の世界会議「ITSワールドコンファレンス」に出展し、同社が参加したレベル3の自動運転研究事業「L3Pilot」における
オランダのデジタル地図サービス大手トムトムは13日、企業向けにデータインテグリティ(データの完全性)サービスを提供する米プレシャスリーとの長期提携を継続すると発表した。企業が特定の場所や立地ごとの洞察を得るために欠かせな
蘭デジタル地図大手のヒア・テクノロジーズは14日、独シーメンスのスマートモビリティ事業ユネックストラフィック(YunexTraffic)との提携拡大を発表した。英国での共同事業の成功を受けて、データ駆動型の交通管理ソリュ
英国の電気自動車(EV)用充電施設運営大手ポッド・ポイントは11日、ロンドン証券取引所(LSE)に上場すると発表した。新規株式公開(IPO)で調達した資金で、需要増大が見込める充電施設の増設を進める。 同社は2009年に
フランスのマクロン大統領は12日、国内産業の再興と競争力強化に向けた2030年までの投資計画「フランス 2030」を発表した。原子力や水素エネルギー、次世代航空機、生物医学などの分野に300億ユーロ(約4兆円)を投じ、イ
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が15日発表した9月のグループ新車販売台数は前年同月比32.9%減の61万6,500台となり、下げ幅は前月の同22.3%から拡大した。減少は3カ月連続。6月までは5カ月連続で増加し
電機大手の独シーメンスが大型駆動装置(ラージ・ドライブ・アプリケーションズ=LDA)事業の分社化を検討している。同社の確認を得た情報として経済紙『ハンデルスブラット』が18日付で報じたもので、広報担当者は「この事業が市場
独電気電子工業会(ZVEI)は14日、世界のパワー半導体市場規模が2030年までに現在の3倍に拡大するとの見通しを明らかにした。半導体市場全体の6倍のスピードで成長すると指摘。シェア30%で世界最大の市場となっている欧州
連邦ネットワーク庁は15日、再生可能エネルギー電力向けの支援分担金が来年は1キロワット時(kWh)当たり3.723セントとなり、今年の6.5セントから約43%低下すると発表した。低下は2年連続。国が30億ユーロ強の費用を
ドイツで昨年、完成した新築住宅11万3,000軒のメイン暖房で最もシェアが大きかったのはヒートポンプで46%に上った。連邦統計局が13日のプレスリリースで明らかにした。 2位は天然ガスで39%だった。10年前の2010年
●急速充電設備を中心とした充電網の早急な整備が必須とみる ●関係省庁と国営CEZ、シュコダ自が協力して推進 チェコ政府が2025年までに国内3,000カ所に電動車用の充電設備を設置することを計画している。自動車立国である
ドイツの社会民主党(SPD)と緑の党、自由民主党(FDP)は15日の首脳会談で連立政権樹立に向け本交渉に入ることで合意した。3党は18日までに各党内で承認を得ており、政権協定の策定交渉は21日に始まる見通しだ。 3党はこ
ソーラーパネルのリース事業を手がける独スタートアップ企業エンパルが、ソフトバンクグループなどが出資するソフトバンク・ビジョン・ファンド2(SVF2)から1億5,000万ユーロの出資を受ける。評価額は11億ドル(9億5,0
化学大手の英イネオスは18日、独西部のケルン工場に電解施設を設置すると発表した。欧州でのグリーン水素生産拡大に向けた総額20億ユーロと投資計画の一環。グリーン水素ベースのアンモニアを製造する。 ケルン工場に100メガワッ
電動垂直離着陸機(eVTOL)を開発中の独リリウムは13日、スイス電機大手ABBと協業合意したと発表した。ABBはリリウムの機材が用いる超急速充電インフラを開発・製造。リリウムがeVTOLを効率的に運用できるようにする。
フランスのマクロン大統領は12日、国内産業の再興と競争力強化に向けた2030年までの投資計画「フランス 2030」を発表した。原子力や水素エネルギー、次世代航空機、生物医学などの分野に300億ユーロ(約4兆円)を投じ、イ