IT産業

フォルクスワーゲン―VWブランド乗用車で利益率向上―

自動車大手フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)グループは5日、主力のVWブランド乗用車で昨年11月に打ち出した長期事業計画「トランスフォーム2025+」の進捗状況などを明らかにした。これまで低迷していた売上高営業

シーメンス―研究の重点14分野を絞り込み―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は8日、これまで50あった研究分野のなかから14分野を重点強化する方針を明らかにした。ローラント・ブッシュ取締役(技術・戦略担当)は競争力を強化するうえで「シーメンスが失敗を許されない

独高級車のBMW、ルーマニアでIT提携先を模索

独高級車大手BMWがルーマニアで、電気自動車(EV)開発で提携する情報技術(IT)企業の選定を進めている。すでに第一段階のふるい分けを行い、40社が候補に残った。同国のペトレスク経済相は、「ルーマニアが企業にとって賃金面

Javaソフトウエア開発 エストニア

プログラミング言語であるJavaの開発支援ツール(「Jrebel」と「Xrebel」)で有名。顧客企業数は米『フォーチュン』誌の有力企業リスト「フォーチュン100」の36社を含め、世界80カ国以上で5,200社に上る。2

欧州委がアマゾンの改善策受け入れ

欧州委員会は4日、米ネット通販大手アマゾン・ドット・コムの電子書籍販売事業をめぐり、EU競争法違反の疑いで調査を進めていた問題で、同社が提示した改善策を受け入れたと発表した。これにより、アマゾンに対する調査は打ち切られる

スロベニア車部品TPV、スマート工場に投資

スロベニアの自動車部品大手TPVが、中部ヴェーリカ・ローカの生産拠点を拡張する。総施設面積が約7,300平方メートルの生産・物流施設を新設し、完全オートメーションの生産ラインとデジタル物流システムを導入したスマート工場と

米アマゾン、スロバキア物流拠点が着工

ネット通販最大手の米アマゾンはこのほど、スロバキア西部のセレト近郊に設置する同国初の物流拠点の建設に着手した。新拠点は床面積6万平方メートルで、今年9月に完成する見込み。 アマゾンは新拠点で今後3年間に倉庫や事務、IT技

エストニア、電子医療のテスト事業が盛んに

エストニアがIT関連企業の市場テストの場として注目を集めている。特に健康医療に関連した分野では電子化とネットワーク化が進んでおり、30以上の企業が参加するEstonia Connected Health Cluster(

ビデオ作成アプリ開発 ロシア

既存の動画から任意に最長10秒間のループ映像を作成・配信できる。短時間でインパクトの強い映像を繰り返し流せることから、デジタル広告分野での注目度が高まっている。 元になる動画はユーチューブなどの動画サイトのURLをペース

シーメンス―ソフト会社買収、モビリティ分野で―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は4月28日、運輸・モビリティソフト開発の独ハーコン(HaCon)を完全買収することで合意したと発表した。モビリティーソリューション事業を強化する考え。取引金額は公表しないことで合意し

BASF―精密農業分野で買収―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は4月25日、ITベースの農業支援モデルを開発する米ZedXを買収することで合意したと発表した。栽培のうえで重要なデータを収集・分析して生産性を高める精密農業分野で事業を強

VW

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は4月28日、サプライヤーからの調達を効率化する目的で開発したプラットフォーム「ワン(ONE)」を27日に立ち上げたと発表した。昨年12月から一部サプライヤーの協力を受けて試験を行

ハンガリー、自動運転テストコースで産業振興

ハンガリー北西部のザラエゲルセグで自動運転車のテストコースを設置する計画が進行している。同コース建設には独自動車部品大手コンチネンタルやボッシュなど多くの企業が既に協力を決定しているが、同市はテストコースをテコにさらにハ

米エアビーアンドビー、ロシア子会社閉鎖

民泊仲介大手の米エアビーアンドビーがモスクワの現地子会社を閉鎖した。ロシア経済紙『コンメルサント』が先ごろ報じたもので、企業の税務情報を当局にインターネット経由で提供することを義務付ける新法の施行に対応するためとみられる

デバッグ情報共有サービス ハンガリー

ソフトウエアの開発者向けに、バグ※の発見・修正(デバッグ)用の方法を相互に交換・共有できるプラットフォームを提供する。開発中のプログラムのデバッグが必要な場合に他の開発者の知見を求められるほか、これまで蓄積されたデバッグ

ボッシュ―完全自動運転技術開発でダイムラーと提携―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は4日、完全自動運転システムの開発で高級車大手のダイムラーと提携すると発表した。提携によりシナジー効果を引き出し、完全自動運転車の実用化を加速する考え。2020年代初頭の市場

ミュンヘン再保険―米フィンテックに出資―

再保険世界最大手の独ミュンヘン再保険が、スマートフォンやデジタルカメラなどの家電を対象に保険サービスを提供する米国のフィンテック、トローブ(Trov)に資本参加する。トローブの事業拡大を支援する考え。トローブがプレスリリ

HUKコーブルク―自動車関連の新事業開拓へ―

独自動車保険最大手のHUKコーブルクが新規事業の開拓に意欲を示している。自動運転車やコネクテッドカーの今後の普及に伴い、保険料収入の減少や異業種企業との競争が予想されるためだ。同社のクラウスユルゲン・ハイトマン取締役(自

企業の紙消費量が減少

企業で利用する紙の量が減少しているもようだ。独情報通信業界連盟(Bitkom)が従業員数20人以上の企業を対象に実施したアンケート調査の結果によると、1年前に比べて社内の印刷量が「減った」との回答は38%に上り、「増えた

音響システム開発 スロベニア

超音波を使った指向性スピーカー※を開発する。主力商品の「Acouspade」は世界50カ国以上の美術館や博物館、商業施設、イベント会場などで利用されている。また、非接触型の音楽コントローラー「Syntact」は、空気中に

ボッシュとダイムラー、完全自動運転技術開発で提携

自動車部品大手の独ボッシュは4日、完全自動運転システムの開発で高級車大手のダイムラーと提携すると発表した。提携によりシナジー効果を引き出し、完全自動運転車の実用化を加速する考え。2020年代初頭の市場導入を目指す。 両社

仏シュナイダー、気象情報配信子会社を売却

仏エンジニアリング大手シュナイダー・エレクトリックは3日、気象情報を配信する米子会社テルベントDTNをスイスの投資持ち株会社TBGに売却することで合意したと発表した。売却額は約9億ドル。6月末までの売却手続き完了を見込む

インフォグラフィックツール ラトビア

データや情報を分かりやすく視覚化するインフォグラフィックのツールを提供する。地下鉄路線図のようなダイアグラムや統計図表などのチャート、国・地域別の人口動態といった地図情報などを専門知識なしで作成できる。豊富なテンプレート

BSHハウスゲレーテ―デジタル化に注力―

家電大手の独BSHハウスゲレーテ(ミュンヘン)がデジタル家電のネットワーク化を進めている。同社は2010年に台所の家電をネットワークで結び遠隔操作できる「ホームコネクト」というプラットフォームを立ち上げたほか、最近ではジ

SMAソーラー―デジタル技術に期待―

世界的なパワーコンディショナー(PCS)メーカーである独SMAソーラー(ニーステタール)が3月30日発表した2016年通期の決算は減収増益となった。売上高は9億4,670万ユーロにとどまり、前年の9億8,180万ユーロか

自動車業界がAIに注目、自動運転システムで

自動車業界が人工知能(AI)の利用に向けて力を入れている。なかでも自分で学ぶ「ディープラーニング」システムが注目の的だ。自動車部品大手のコンチネンタルでは同システムを利用した自動運転技術の開発に取り組んでいる。 コンチネ

クーカ―産業ロボットで世界1位目指す―

機械大手の独クーカ(アウグスブルク)は22日、産業用ロボット事業を拡大し今後3年で競合ファナック、ABBを抜いて世界1位に浮上する目標を明らかにした。今年1月に同社を買収した中国家電大手・美的集団の販売網を活用。目標を達

日立製作所―独でIoTサービス攻勢へ―

日立製作所はドイツでIoT(モノのインターネット)技術を利用したサービスの販売攻勢をかける考えだ。東原敏昭社長が『ハンデルスブラット』紙に明らかにしたもので、顧客の獲得に向けて現在、ドイツ事情に通じたパートナー企業を模索

アマゾン―生鮮食料品販売を独で開始―

ネット通販世界最大手の米アマゾンが生鮮食料品の販売をドイツで開始するもようだ。経済紙『ハンデルスブラット(HB)』が業界情報として22日報じたもので、配達業務はドイツポスト子会社のDHLが全面的に引き受けるという。両社は

英ライドシェア大手Splyt、モスクワ進出

英国のライドシェア大手Splytがモスクワに進出した。ロシア経済誌『コンメルサント』が21日報じた。同社は地域の小規模なタクシー会社やライドシェア企業と連携し、決済などを行うことのできるプラットフォームを提供している。こ

格安バスチケット予約サービス クロアチア

格安バスチケットのオンラインサービスを提供する。クロアチアを中心に近隣諸国や主要都市間を結ぶ長距離バスを端末から予約し、印刷して発券できる。クロアチアを発着地に含まない路線(チェコのプラハ~ポーランドのワルシャワ間など)

欧州委、フィンテック促進へ規制見直し

欧州委員会は23日、金融サービス分野で単一市場を実現し、EU市民が国境を越えて質の高いサービスに自由にアクセスできるようにするための行動計画をまとめた。その一環として、最先端のICT(情報通信技術)やビッグデータなどを活

GEがハンガリーの販売・サービス拠点を増強

米ゼネラル・エレクトリック(GE)がハンガリーのブダペストにあるグローバル・オペレーション・センターを増強する。政府系新聞『マジャールタイムズ』が16日、ビョルン・ベルガボ同センター長の話として報じた。数百人を新規雇用し

一軒家を1日で「プリントアウト」~ロシア

米ロ合弁のスタートアップ企業、アピス・コアがモスクワの南方100キロほどのところにあるストゥピノで、立体プリントロボットを用いて家を建てた。躯体工事にかかった時間はたった1日。ドア、窓、ファサード、設備を含めた工事費はわ

時間管理サービス エストニア

パソコン・携帯端末向けに時間管理(タイムトラッキング)ツールを提供する。個々の業務(タスク)の作業時間をワンクリックで計測し、結果をタイムラインで確認できる。記録した時間は数字やグラフで可視化されるので、自分の作業効率の

トランプ包囲網形成へ、CeBITで独日首相が自由貿易を擁護

国際情報通信技術見本市CeBIT(セビット)がドイツ北部のハノーバーで20日、開幕した。日本をパートナー国とした今回は安倍晋三首相が参加。製造業のデジタル化であるインダストリー4.0やあらゆる機器がネットでつながるモノの

日立製作所―生産設備融通技術を独研究所などと共同開発―

日立製作所は16日、数量や加工条件などの重要情報を秘匿したまま複数の企業が生産設備を融通できるようにする技術を独フラウンホーファ研究機構製造技術・自動化研究所、ハンガリー科学アカデミー計算機自動化研究所と共同開発したと発

ボッシュ―自動運転用AIを20年代初頭に量産へ―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は15日、ベルリンの自社イベント「ボッシュ・コネクテッド・ワールド」で、自動運転車の“頭脳”に相当するAIを2020年代初頭までに量産できるようにする方針を明らかにした。同社

ポルシェ―研究開発費の10%をデジタル分野に投入―

フォルクスワーゲン(VW)の高級車子会社ポルシェ(シュツットガルト)は17日、デジタル事業の強化に向けて研究開発費の約10%に当たる2億~3億ユーロを毎年、投資していく方針を明らかにした。自動車市場では今後、高度な自動運

BASF―研究開発用スパコンをIT大手と共同開発―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は17日、世界最大級のスーパーコンピューターを米IT大手ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)と共同開発すると発表した。新製品の開発に要する時間とコストを大幅

マーレ―電子部品メーカーを買収―

自動車部品大手の独マーレ(シュツットガルト)は15日、車載電子部品の開発・製造を手がけるスペイン企業ナガレス(Nagares)を買収することで合意したと発表した。制御機器、パワーエレクトロニクス事業に参入する。買収金額は

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