2016年8月31日

ドイツ銀行

経営再建中のドイツ銀行は26日、アルゼンチン子会社を現地同業コマフィ銀行(Banco Comafi)に売却することで合意したと発表した。グローバル事業網のスリム化方針に沿った措置で、アルゼンチンの顧客には今後、他の国の拠 […]

フォルクスワーゲン

自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のマティアス・ミュラー社長は29日、ハンブルクの経済記者クラブで講演し、サプライヤーとの契約を見直す考えを明らかした。ボスニア系サプライヤーとの争いで部品供給を停止され、複数の工場で操

美的集団

中国家電大手の美的集団は30日、産業ロボット大手の独クーカを同社が買収する計画を米国の当局が承認したと発表した。同計画に対しては米国への直接投資(FDI)が国家安全保障に脅威とならないかを調べる対米外国投資委員会(CFI

「廃家電の無料引き取り義務は順守されず」、覆面調査で発覚

廃家電の無料引き取りを家電販売店に義務づけた新ルールは順守されていない――。環境保護団体ドイチェ・ウンベルトヒルフェ(DUH)が独自調査をもとに明らかにしたもので、販売店に改善を促している。 ドイツでは改正廃家電法(電気

電機業界の上半期輸出、過去最高の881億ユーロに

電気電子工業会(ZVEI)が24日発表した独電機製品の上半期の輸出高は前年同期比4.0%増の881億ユーロとなり、上半期の最高を記録した。輸出先の上位10カ国向けがすべて増加。チェコ向けは11.3%増と2ケタ台の伸びを記

クーカのロボットがフォード工場で活躍

独クーカは26日、同社製の産業用軽量ロボット「LBR iiwa」がフォードのケルン工場に投入されたことを明らかにした。小型車「フィエスタ」の生産ラインで従業員と協働。ショックアブソーバーを車両に取り付ける作業を行っている

独画像処理技術業界、売上記録更新

ドイツ機械工業連盟(VDMA)は25日、独画像処理技術業界の2015年の売上高が前年比9%増の20億ユーロとなり、過去最高を更新したと発表した。世界的なオートメーション化の流れと生産のデジタル化(インダストリー4.0)が

ハンブルクがVWと提携、スマート交通のモデル都市に

独北部のハンブルク市と自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は29日、将来の都市交通の実現に向けたソリューション開発で基本合意した。同市を環境に優しい安全かつスマートな交通のモデル都市とする考え。同市は高度道路交通システ

英EU離脱で企業景況感が大幅悪化、消費者景況感には影響なし

英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)決定がドイツの景気に影を落とし始めた。ただ、経済界と消費者とでは受け止め方の温度差が大きく、消費者景況感が堅調を保っているのに対し、企業景況感は大幅に悪化した。英国通貨ポンドの急

VWが米販売店に補償金支払いへ

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は25日、ディーゼル車排ガス不正問題に絡んで米国の販売店に補償金を支払うことなどで原則合意したと発表した。補償額は明らかにしていない。ロイター通信によると、少なくとも計12億ドルに

第2四半期の成長率鈍化、設備・建設投資が足かせに

ドイツ連邦統計局は24日、2016年4-6月期(第2四半期)の国内総生産(GDP)統計の詳細を発表した。それによると、前期比の実質成長率は0.4%で、速報値と変わらず、前期の同0.7%から鈍化。企業の投資活動が振るわず足

モバイルショッピングが拡大、「月1以上」が35%に

スマートフォンを利用してネットショップで商品・サービスを購入する消費者がドイツで増えている。コンサルティング大手のプライス・ウォーターハウス・クーパース(PWC)が国際比較調査で明らかにしたもので、モバイルショッピングを

8月インフレ率、横ばいの0.4%に

ドイツ連邦統計局が30日発表した8月の消費者物価指数(CPI、速報値)は前年同月比0.4%増となり、インフレ率(物価の変動率)は前月と同じ水準にとどまった。最大の物価押し下げ要因となっているエネルギーの下落率は前月の7.

搭乗前に機内食のオンライン予約、旅客の5割弱が希望

ドイツの航空旅客の46%が、機内食とドリンクを搭乗前にオンラインで予約できるサービスを希望していることが、情報通信業界連盟(Bitkom)の調査で分かった。空港でのタクシーや荷物輸送サービスを機内で予約できることを求める

輸入物価の下落幅が3カ月連続で縮小、7月は3.8%に

ドイツ連邦統計局が30日発表した7月の輸入物価指数は前年同月比3.8%減となり、下落幅は3カ月連続で縮小した。エネルギーの下落率が鈍化していることが大きい。エネルギーを除いた輸入物価の変動率はマイナス1.9%だった。 エ

カーシェアの普及促進へ、専用駐車スペースなど確保

ドイツのアレクサンダー・ドブリント交通相は24日、カーシェアリングの普及促進に向けた法原案を国内16州と関連業界団体に送付した。カーシェアは環境に優しく、市内交通の緩和にもつながるとみており、優遇先を通して利用を後押しす

独英取引所の合併計画、欧州委に承認申請

ドイツ取引所とロンドン証券取引所は25日、両社が合併して新会社を設立する計画の承認を欧州連合(EU)の欧州委員会に申請したと発表した。両社とも同計画に対する株主の承認を取り付けたことから、今後は当局の承認を得ることが課題

9月1日付の法令改正

・銀行口座を他の銀行に移すことが容易に。旧銀行は顧客から受けていた口座引き落としなどの委託リストを新銀行と顧客に通知しなければならず、新銀行も顧客が旧銀行で利用していた口座の送金・引落サービスを引き継がなければならない(

欧州の消費者向け融資が7年ぶりに増加

仏銀クレディ・アグリコルの調査によると、欧州28カ国の消費者向け融資額は昨年1兆1,240億ユーロとなり、前年比で3%増加した。増加はリーマンショックに伴う金融危機が起きた2008年以来で、7年ぶり。同融資の拡大は消費者

ボッシュ―日本にドライバー向けサービスセンター開設―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は25日、同社のサービスセンターを日本に初めて開設すると発表した。顧客の自動車メーカーに付加サービスを提供し、市場での優位性を確立する考えだ。アジア・太平洋ではすでに中国、イ

協定賃金の上げ幅が大きく鈍化、第2四半期0.9%に

ドイツ連邦統計局が29日発表した今年第2四半期(4~6月)の協定賃金指数(特別手当を含む)は前年同期比0.9%増となり、上げ幅は前期(1~3月)の同2.1%から大きく縮小した。増加幅は少なくとも2011年第1四半期以降で

ラインメタル―自動車部品部門のIPO凍結―

独軍需大手ラインメタル(デュッセルドルフ)のアーミン・パッペルガー社長は29日、自動車部品部門KSPGの新規株式公開(IPO)計画を凍結することを明らかにした。軍需部門との連携を強化しシナジー効果を引き出す方が、KSPG

ドイツ統一後最大の人口増に、昨年は約100万人拡大

ドイツ連邦統計局が26日発表した2015年末時点の国内人口は8,217万5,700人に達し、前年同日を97万8,100人(1.2%)上回った。増加幅は1990年のドイツ統一後最大。シリアなどからの難民急増で大幅に押し上げ

フォルクスワーゲン―スロバキアに新集荷センター―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は25日、スロバキアにVWグループの集荷センター(KCC)を開設したと発表した。これまで利用してきた物流ホールに比べて業務・エネルギー効率が向上しており、環境に優

ポルシェ―ベルリンにデジタルラボ開設―

高級車大手の独ポルシェ(シュツットガルト)は26日、首都ベルリンにデジタルラボを開設したと発表した。自動車のネットワーク化やモビリティのあり方の変化など急速に進むデジタル化の分野で有望な技術を早期に見つけ出し、競争力の強

ゼネラル・エレクトリック―独研究開発拠点を強化―

電機大手の米ゼネラル・エレクトリック(GE)が独ミュンヘン近郊のガールヒングにある研究開発拠点を拡大する。仏アルストムの重電部門買収で欧州事業の重要性が高まったためだ。製造業のデジタル化(インダストリー4.0)でドイツが

内職は雇用期間に算入されるか?

雇用主は理由を提示せずに合計で最大2年間、被用者を有期雇用できる。これは「パートタイムと有期労働契約に関する法律(TzBfG)」14条2項第1文に記されたルールである。ただし同項第2文には、この有期契約に先立って両者の間

シーメンス―米で風力発電タービン受注―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は30日、米国の再生可能エネルギー事業者アペックス・クリーン・エナジーから風力発電タービン64基を受注したと発表した。アペックスがオクラホマ州で計画する「グラント・ペインズ・ウインド」

会社主催のイベントにおけるVAT還付可能な限度額

2015年1月より社内イベントにおける被雇用者への手当てや心付け(Zuwendung)の取り扱いが法的に整備されました。 もっとも重要なのは、ドイツ所得税法第19条1項1a号に基づき、年間2回までの社内イベントに適用され

イノジー―太陽電池・バッテリー会社を買収―

独エネルギー大手RWEの再生可能エネルギー子会社イノジー(8月末までの正式社名はRWEインターナショナル、本社:エッセン)は29日、太陽電池・バッテリー事業者の独ベレクトリック・ソーラー・アンド・バッテリー(BELECT

ブレーン―次世代甘味料の開発でロケットと提携―

産業用バイオテクノロジー企業の独ブレーン(ツヴィンゲンベルク)は29日、天然甘味料・甘味増強剤の開発に向けて同社と子会社アナリティコン(AnalytiCon)、および植物由来の食品素材を製造する仏ロケット(Roquett

BASF―光開始剤事業を売却―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は29日、光開始剤事業を放射線硬化剤製造の蘭IGMレジンズに売却することで合意したと発表した。放射線硬化剤分野の経営資源をレジンと添加剤に絞り込む考え。取引金額は公表しない

アリアンツ―インドネシア事業で東南アジア大手銀と提携―

保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)は23日、インドネシアでの保険販売で東南アジアの大手銀行メイバンク(Maybank)と戦略提携すると発表した。メイバンクがインドネシアに持つ支店網を利用して生保商品を販売していく。提携

ティッセンクルップ

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップは24日、カタールでエレベーターとエスカレーターを受注したと発表した。首都ドーハの地下鉄建設プロジェクト向けで、計500台以上を納入する。設置と保守点検も引き受ける。受注額は明らかにし

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