2020年10月28日

新規感染者1万人を突破、今週末には2万人か

ロベルト・コッホ研究所(RKI)は22日、ドイツ国内の新型コロナウイルス新規感染者数が1万1,287人となり、前日(7,595人)から49%増えたことを明らかにした。1日当たりの新規感染者数が1万人を超えるのは初めて。2 […]

EU域外からの渡航容認、カナダなど3カ国が除外

欧州連合(EU)は22日、新型コロナウイルス感染拡大を受けて実施している域外の外国人の渡航制限について、観光客や出張者を受け入れる国の最新リストを公表した。感染者が増加しているカナダ、ジョージア、チュニジアの3カ国がリス

EU各国のコロナ接触追跡アプリ、欧州委が連動化

欧州連合(EU)の欧州委員会は19日、加盟国が独自に運用している新型コロナウイルス感染者と濃厚接触した人を特定する「追跡アプリ」を連動させるシステムを導入したと発表した。EU市民が域内の他の国に旅行した際も同アプリを活用

消費者景況感が悪化、コロナ感染急増で楽観吹き飛ぶ

市場調査大手GfKが22日発表したドイツ消費者景況感指数の11月向け予測値はマイナス3.1となり、前月の確定値(-1.7)から大きく低下した。同指数の悪化は3カ月ぶり。新型コロナウイルスの新規感染者数が急速に増えているこ

製造業の就労者数、今後20年で2割減少

独製造業の就労者数は自動車や機械業界の構造転換を受けて2040年までに現在の770万人から610万人へと20%減少する見通しだ。連邦職業教育研究所と労働市場・職業研究所の調査をもとに『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が

5Gからのファーウェイ排除、スウェーデンも追随

スウェーデン通信当局の郵便電気通信庁(PTS)は20日、次世代移動通信システム「5G」の通信網整備で、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)、中興通訊(ZTE)の機器を使用することを禁止すると発表した。欧州では英国に

テスラ―電池製造装置の独社買収―

電気自動車(EV)大手の米テスラがドイツの電池製造装置メーカー、ATWを買収する。dpa通信が独カルテル庁の確認を得た情報として報じたもので、同庁は買収にゴーサインを出した。買収金額は不明。テスラはATWを吸収合併する。

ダイムラー―自動運転トラック開発でウェイモと戦略協業―

独ダイムラーの商用車子会社ダイムラー・トラック(シュツットガルト)は27日、自動運転トラックの開発で米IT大手アルファベット傘下のウェイモと戦略協業合意を締結したと発表した。ダイムラー・トラックは高度な自動運転トラックを

BMW―レーゲンスブルクでも電池製造、独3カ所目―

高級乗用車大手のBMW(ミュンヘン)は21日、ドイツ南東部のレーゲンスブルク工場で車載電池を生産すると発表した。電動車の販売を今後、大幅に増やしていくことから、必要な電池を供給できる体制を構築する考え。同工場はディンゴル

ムーベル―B2Cに経営資源を集約―

自動車大手の独ダイムラーとBMWは22日、バスや電車など様々な交通手段を連携させるマルチモーダル分野の合弁会社ムーベル・グループ(ベルリン)を分割すると発表した。企業向け(B2B)と公的機関向け(B2G)事業をドイツ鉄道

ブラックストーン・リソーシズ―独東部で電池セル生産へ―

電池用の資源事業を手がけるスイスのブラックストーン・リソーシズ(バール)はこのほど、独東部のデーベルンを電池セルの生産拠点に決定したと発表した。独子会社ブラックストーン・テクノロジーが同地のアム・フックスロッホ工業団地で

ダイムラー―利益見通し引き上げ―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は23日の決算発表で2020年12月期の業績見通しを引き上げた。7-9月期(第3四半期)の業績が良好だったうえ、主要市場の回復が今後も続くと見込まれるためで、営業利益(EBIT

トレイトン―7-9月期は利益確保―

フォルクスワーゲン(VW)の商用車子会社トレイトン(ミュンヘン)は21日、2020年7-9月期(第3四半期)の営業損益が特別費を除いたベースで約2億1,000万ユーロの黒字となり、前期の赤字から好転したことを明らかにした

バイエル―細胞・遺伝子治療の米アスクバイオを買収―

ライフサイエンス大手の独バイエル(レバークーゼン)は26日、米製薬会社アスクレピオス・バイオファーマシューティカル(アスクバイオ)を買収すると発表した。細胞・遺伝子治療分野のノウハウを強化するとともに、特許切れによる製品

ヘンケル―パッケージの持続可能性向上―

化学大手の独ヘンケル(デュッセルドルフ)は23日、ビューティケアブランド「ネーチャー・ボックス」「グリス・クア」「サイオス」のリニューアルに伴いパッケージの持続可能性を高めたと発表した。2025年までに自社製品の包装材を

森永乳業―独子会社がラクトフェリンの製造能力拡大―

森永乳業は27日、独子会社ミライ(MILEI)が機能性素材ラクトフェリンの製造能力を倍増すると発表した。健康志向が世界的に高まるなか、健康価値を付与する素材として需要が長期的に拡大すると判断。1,500万ユーロ(約18億

SAP―コロナ禍で業績予測引き下げ―

企業向けソフト世界最大手の独SAP(ヴァルドルフ)は25日、2020年12月期の業績見通しを引き下げた。下方修正は4月に次いで2度目。コロナ禍の影響で顧客企業が投資を抑制していることが響いており、同社は中期目標の達成時期

ワイヤーカード―北米子会社売却―

6月に経営破たんした独金融サービス大手ワイヤーカード(アッシュハイム)は22日、北米子会社ワイヤーカード・ノース・アメリカを米決済サービス大手シンカペイ(Syncapay)に売却したと発表した。同子会社はワイヤーカードの

タランクス―伊損保会社を買収―

独保険4位のタランクス(ハノーバー)は22日、イタリアの損保会社アミッシマ・アッシクラツィオーニを買収することで合意したと発表した。損保事業とイタリアでのプレゼンスを強化する狙い。現地子会社HDIアッシクラツィオーニを通

KfW―仏光ケーブルプロジェクトに融資―

政策金融機関ドイツ復興金融公庫(KfW)は22日、国際プロジェクト・輸出ファイナンスを手がける傘下のKfW IPEXバンクがフランスの通信インフラプロジェクトに融資を行うと発表した。ブイグテレコムと資産運用大手ボーバン・

オペル

仏自動車大手グループPSAの独子会社オペルは来年、水素燃料電池車の路上走行試験を実施する。小型ファミリーバン「ザフィーラ」に燃料電池を搭載して試験を行う。ミヒャエル・ローシェラー社長が『フランクフルター・アルゲマイネ』紙

ティッセンクルップ

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップは21日、ばね・スタビライザーの分野で約500人規模の人員削減を実施することで従業員代表と合意したと発表した。グループ全体で6,000人を整理する計画に基づく措置。今回の合意により独西

ルフトハンザ

航空大手の独ルフトハンザは冬ダイヤの運行能力を前年同期比で75%縮小する意向だ。これまでは同50%の削減を予定していたが、需要が従来の想定を大幅に下回ると見込まれることから、削減幅を大きく拡大。冬季ダイヤへの投入を予定し

買いだめが再び活発化、トイレ紙は9割増

新型コロナウイルス感染の第2波が到来したことを受けて、沈静化していた買いだめの動きが再び活発化している。連邦統計局の22日の発表によると、2020年第42週(10月12~17日)のトイレットペーパー販売量はコロナ禍の影響

電機業界輸出、8月は減少幅7.7%に拡大

独電気電子工業会(ZVEI)が21日発表した同国の8月の電機製品輸出高は前年同月比7.7%減の154億ユーロとなり、減少幅は前月の6.7%から拡大した。今年は工場の夏季休業が8月に多かったことが反映された格好。 8月のユ

鉄道設備業界の上期受注6%減少、コロナ禍の影響で

独鉄道設備業界団体VDBが20日発表した加盟企業の1-6月期(上半期)の新規受注高は75億ユーロとなり、前年同期を6.3%下回った。新型コロナウイルス感染症の流行を受けて国外受注が36.1%減の23億ユーロへと大きく後退

9月粗鋼生産10%減少、電炉鋼は2%増加

独鉄鋼業界団体シュタールが21日発表した9月の国内粗鋼生産高は301万8,000トンとなり、新型コロナ危機が深刻化した4月以降で初めて300万トンを超えた。ただ、前年同月を9.7%下回っており、水準自体は依然として低い。

在宅勤務権の法制化に過半数が反対

在宅勤務の権利を法的に保障することにドイツ市民の56%が反対していることが、情報通信業界連盟(Bitkom)のアンケート調査で分かった。在宅勤務そのものについては肯定的に評価する人が多いものの、権利化を求める人は40%に

未消化の有給休暇の金銭補償、労使協定の有給にも適用か

未消化の法定年次有給休暇を期限内に消化するよう雇用主が被用者に促さなかった場合、有給休暇の権利は期限後も失効せず、当該被用者には有給休暇を現金に換算して支給(金銭補償)するよう請求する権利が発生する。これは欧州連合(EU

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