ドイツ経済ニュース

ビオンテック製ワクチン、冷蔵保存期間を1カ月に延長

欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)は17日、独バイオ企業ビオンテックと米製薬大手ファイザーが共同開発した新型コロナウイルス用ワクチンの保存条件を緩和すると発表した。これまでは一般的な冷蔵温度での保存は最長5日間とな […]

独機械業界、BRICs事業好調

独機械メーカーのBRICs事業が好調だ。ドイツ機械工業連盟(VDMA)がブラジル、ロシア、インド、中国で事業を展開する会員企業の現地法人を対象に4月に実施したアンケート調査では現状と今後6カ月の見通しが「良い」とする回答

成形機の受注が好転、1-3月期は9%増に

独工作機械工業会(VDW)が17日発表した同国成形機業界の1-3月期の新規受注高は前年同期を9%上回った。コロナ禍で激減した需要がようやく回復してきた。VDWのヴィルフリート・シェーファー専務理事は「業界では顧客企業の景

オペルが在宅中心の勤務体制を常態化

欧米自動車大手ステランティスの独子会社オペルがコロナ禍で本格導入した在宅中心の勤務体制を常態化する意向だ。オフィス面積を大幅に減らしコストを削減することが狙いで、労働組合と現在、交渉を行っている。労組は在宅勤務自体には反

個人データのコピー請求で最高裁判決

個人データの管理者は請求があった場合、そのコピーをデータ主体に提供しなければならない。これは欧州連合(EU)一般データ保護規則(GDPR)15条3項に定められたルールである。被用者はこの権利に基づき、自分自身のデータのコ

余白一滴

会社にはもっぱら自転車で通勤している。片道15キロほどだが、その間に車道を走ることはほとんどない。あったとしても自宅と会社近辺の脇道だけであり、走行の大半はニッダ川沿いの自転車歩行者道が占めている。車にひかれるリスクは低

余白一滴

Generationengerechtigkeit(世代間公平)という言葉を頻繁に見聞きするようになってきた。きっかけは4月下旬に独連邦憲法裁判所が下した決定だ。裁判官は、2050年までに炭素中立を実現するとしているにも

外交政策で緑の党とCDU/CSUの隔たり大

ドイツの外交政策を巡り中道右派の現与党キリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)と野党緑の党の違いが鮮明になっている。両党が次期政権を共同で樹立する場合、政策調整は難航する可能性がある。 日刊紙『フランクフルター・アルゲ

中国との投資協定、批准手続き停止=欧州委副委員長

欧州連合(EU)欧州委員会のドムブロフスキス上級副委員長(通商担当)は4日、EUと中国が昨年末に基本合意した「包括的投資協定」について、発効に向けた批准手続きを停止したことを明らかにした。新疆ウイグル自治区での人権問題を

製造業新規受注3年3カ月来の高水準に

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が6日発表した3月の製造業新規受注指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月を3.0%上回る111.3(暫定値)となり、17年12月以来3年3カ月ぶりの高水準に達し

鉱工業生産3カ月ぶりに増加、3月は+2.5%に

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が7日発表した3月の鉱工業生産指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月を2.5%上回った。増加は3カ月連続。経済省は企業景況感が良好で新規受注も拡大していることを挙げ、製造業

輸出入とも過去最高に

ドイツ連邦統計局が7日発表した3月の輸出高(暫定値)は前年同月比16.1%増の1,265億ユーロと大きく伸び、過去最高を記録した。増加は3カ月ぶり。比較対象の2020年3月はコロナ禍の第1波で経済活動が大幅に鈍化しており

卸売物価が10年来の上げ幅に、4月は7.2%を記録

ドイツ連邦統計局が11日発表した4月の卸売物価指数は前年同月比7.2%増となり、2011年3月以来およそ10年ぶりの大きな上げ幅を記録した。同物価の上昇は3カ月連続。2月は2.3%、3月は4.4%だった。 物価を最も強く

ビオンテック―シンガポールでワクチン・がん治療薬生産へ―

独バイオ医薬品企業ビオンテックは10日、シンガポールをアジア太平洋地域のハブ拠点とする計画を発表した。事業の国際化を推し進める考えで、工場も建設。米製薬大手ファイザーと共同開発した新型コロナウイルス用ワクチンだけでなく、

インフィニオン―昭和電工からウエハー調達―

半導体大手の独インフィニオンは6日、昭和電工からパワー半導体向けSiCエピタキシャルウェハーを調達する契約を締結したと発表した。需要が急拡大するSiC半導体を中・長期的に安定供給できるようにするため、調達先を拡大する。契

BMW―半導体不足が波及―

高級車大手BMWは7日の決算発表で、業界全体を覆う半導体不足の影響が同社にも及んできたことを明らかにした。オリファー・チプセ社長は4月に一部の工場で操業を停止したのに続き、今後も生産調整が避けられないとの見方を示した。

フォルクスワーゲン―利益率予測引き上げ―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)グループは6日の決算発表で2021年12月期の業績見通しを引き上げた。1-3月期決算が好調だったためで、売上高営業利益率の予測レンジを従来の「5.0~6.5%」から「5.5~7.0

コンチネンタル―1-3月期大幅増益に―

自動車部品大手の独コンチネンタルが6日発表した2021年1-3月期決算の営業利益(EBIT、調整済み)は前年同期比92.5%増の8億3,380万ユーロと大幅に拡大した。中国を中心に自動車市場がコロナ禍から急速に回復したこ

エボニック―利益見通し引き上げ―

特殊化学大手の独エボニックは6日の決算発表で2021年12月期の業績見通しを引き上げた。1-3月期決算が好調だったためで、営業利益(EBITDA、調整済み)の予測レンジを従来の「20億~23億ユーロ」から「21億~23億

AMS―照明子会社オスラムの上場廃止へ―

墺センサー大手AMSは3日、独照明子会社オスラムの上場廃止方針を発表した。新会社AMSオスラムを設立し、オスラムを統合する狙い。これに伴い他の株主が持つオスラム株を買い取る意向だ。 AMSは2019年の株式公開買い付け(

フラポート―航空旅客需要底打ち、夏季には大幅増―

フランクフルト国際空港運営会社フラポートは11日の決算発表で、コロナ禍で激減した航空旅客需要は底を打ったとの見方を示した。シュテファン・シュルテ社長はワクチン接種の進展、PCR検査や簡易検査の拡充、旅行の潜在的な需要の根

ネスレ―植物性ミルク市場に参入―

食品・飲料大手のネスレは5日、植物性ミルクのブランド「ウンダ(Wunda)」を立ち上げると発表した。需要が増大していることから同名の新会社をスウェーデンに設立。先行するスウェーデンのオートリー、仏ダノンなどを追撃する。

コメルツ銀行―株式事業でオッドBHFと協業―

独金融大手コメルツ銀行は11日、株式分野の事業で独仏系金融大手のオッドBHFと協業すると発表した。収益力強化に向けた経営戦略「ストラテジー2024」に基づくもので、企業向けの株式取引と機関投資家向けのリサーチ分野でオッド

ティッセンクルップ

独鉄鋼大手ティッセンクルップ・スチールは4日、出資先の同業ヒュッテンヴェルケ・クルップ・マンネスマン(HKM)、および蘭ロッテルダム港湾公社(PRA)と共同で水素プロジェクトを検討すると発表した。ロッテルダム港を通した水

ゼンハイザー

音響機器の有力メーカーである独ゼンハイザーは7日、消費者向け事業をスイスの補聴器大手ソノヴァに完全売却することで合意したと発表した。今後は経営資源を業務用分野に絞り込む。取引金額は2億ユーロ。当局の承認を得て売却手続きが

車両電動化による雇用減、定年退職を大幅に上回る規模に

内燃機関車から電動車への需要の移行に伴い自動車業界で不要となる雇用規模は定年退職による就労者の自然減を大幅に上回る――。Ifo経済研究所は独自動車工業会(VDA)から受託して実施した調査でこのような結論を導きだした。エン

電機業界の3月受注31%増加、部品・部材不足で生産には支障

独電気電子工業会(ZVEI)が10日発表した独電機業界の3月の新規受注高は前年同月比31.3%増と急拡大した。世界経済回復のほか、比較対象の昨年3月は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて需要が激減していたという事情がある

3月械業界受注29%増、稼働率は平均以上の水準に回復

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が6日発表した独業界の3月の新規受注高は物価調整後の実質で前年同月比29%増と大幅に伸びた。比較対象の昨年3月はコロナ禍で受注が激減しており、その反動が大きい。世界経済が急速に回復しているこ

白物家電購入の最重要基準は長持ちと省エネ

白物家電の購入に際しドイツの消費者が最も重視する基準は「長持ち」と「省エネ」であることが、独電気電子工業会(ZVEI)の委託で調査会社イノリンクが実施したアンケートで分かった。それによると、大型家電の購入で長持ちと省エネ

排ガスからアルコール製造、BASFなどが成功

化学大手の独BASFは11日、バイオ技術の米ランザテックと共同で排ガスからアルコールを製造することに成功したと発表した。炭素リサイクルの促進と炭素中立の実現に寄与するとしている。 鉄鋼などの生産施設では大量のガスが排出さ

同僚に故意に咳を吐きかけ、解雇は妥当

新型コロナウイルスの感染が流行するなかで同僚に意図的に咳を吐きかける行為は即時解雇に値する――。デュッセルドルフ州労働裁判所が昨年8月の判決(訴訟番号:3 Sa 646/20)でそんな判断を示したので、ここで取り上げてみ

フォルクスワーゲン―30年までに欧州で40%の排出削減―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は4月29日、VWブランド乗用車の脱炭素戦略を発表した。二酸化炭素(CO2)の排出量を差し引きでゼロにする炭素中立を2050年までに実現するため、ライフサイクルアセスメント(LCA

コンチネンタル―持続可能なゴム栽培・調達を拡大―

タイヤ大手の独コンチネンタルは4月30日、独経済協力・開発省(BMZ)と共同で実施している持続可能な天然ゴムの栽培・調達プロジェクトを大幅に拡大すると発表した。同社は100%持続可能なサプライチェーンを2050年までに実

BASF―業績予測引き上げ、アジア太平洋がけん引―

化学大手の独BASFは4月29日の決算発表で2021年12月期の業績予測を引き上げた。1-3月期決算が好調だったうえ、世界経済の回復も加速しているためで、売上高を従来予測の「610億~640億ユーロ」から「680億ユーロ

ネスレ―米サプリメーカーを買収―

食品・飲料大手のネスレは4月30日、米国の栄養補助食品(サプリメント)大手のザ・バウンティフル・カンパニーを買収することで合意したと発表した。買収額は57億5,000万ドル。今年下期の取引完了を見込む。 バウンティフルは

ドイツ銀行―1-3月期黒字転換、投資銀がけん引―

独銀最大手のドイツ銀行が4月28日発表した2021年1-3月期(第1四半期)決算の株主帰属の純損益は9億800万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字(4,300万ユーロ)から大きく改善した。中核4部門で軒並み大幅な増益を確

コンチネンタル

自動車部品大手の独コンチネンタルは4月29日にテレビ会議方式で開いた株主総会で、パワートレイン子会社ヴィテスコ・テクノロジーズの分離と新規株式公開(IPO)を9月に実施する意向を表明した。ヴィテスコの全株式をコンチネンタ

排出量価格が急騰、EUの削減目標引き上げで

欧州の二酸化炭素(CO2)排出量取引価格が急上昇している。欧州連合(EU)が2030年のCO2排出削減目標を従来の1990年比40%から同55%へと大幅に引き上げることが背景にある。エネルギー効率改善や温室効果ガス排出削

CO2低排出ガソリンをボッシュなどが開発、年内発売へ

自動車部品大手の独ボッシュは4月29日、二酸化炭素(CO2)の排出量が従来製品に比べ少ないガソリンを自動車大手フォルクスワーゲン(VW)、エネルギー大手シェルと共同開発すると発表した。内燃機関車の利用はまだまだ続くことか

ルネサスの独社買収をカルテル庁が承認

ドイツ連邦カルテル庁は4月29日、ルネサスエレクトロニクスが英国に本社を置くドイツ系の半導体大手ダイアログ・セミコンダクターを完全買収する計画を承認したと発表した。両社の製品分野が異なるうえ、市場に強力な競合も存在するこ

電線原料不足が一段と深刻化

独電気電子工業会(ZVEI)は3日、欧州電線製造業界の原料不足がこれまで以上に深刻化しているとの声明を発表した。2月の時点では不足品がポリ塩化ビニル(PVC)に限られていたが、現在はポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(

3月小売売上11%増加、過去最大の伸びに

ドイツ連邦統計局が3日発表した3月の小売売上指数(2015年=100、暫定値)は物価調整後の実質で前年同月比11.0%増の123.0となり、統計を開始した1994年以降で最大の伸びを記録した。3月は店舗営業規制が緩和され

EUが欧米金融3社に制裁、ドイツ銀は通報で免除

欧州連合(EU)の欧州委員会は4月28日、欧米の金融大手4社が債券取引でカルテルを結んでいたとして、うち3社に総額2,849万ユーロの制裁金を科すと発表した。米バンク・オブ・アメリカ、スイスのクレディ・スイス、仏クレディ

上部へスクロール